Googleアプリは“Android”が数枚上手!

3つ目は、Googleアプリの使いやすさだ。Android OSは、Googleが開発しているだけあり、専用アプリが充実している。iPadにもYouTubeやGoogleマップなどのアプリは用意されているが、Android版と比べると使える機能が少し落ちる。Googleでも率先して新機能をAndroid版に投入しているので、どうしてもiPadと差が生じる。

Android 3.0版に対応したアプリが少ないと嘆く声も聞こえるが、Googleの公式アプリだとその心配もない。例えば、定番のGmail。iPadの標準メールアプリだと、メールの履歴を最大200件までしか取得できない。また、古いメールを探そうとして検索しても、目的のメールが検出されないことがある。このためGmailを快適に使うには、Safariを立ち上げてGmailにログインすることになる。

この点、Android 3.0対応のGmailアプリなら、全く問題ない。アプリを起動すると、受信トレイが2カラムのインターフェースで開く。左側に件名一覧、右側にメールの本文という構成だ。件名欄を下から上へスクロールさせると、過去のメールをGmai上から取得してくれる。また メールの階層を1つ上に移動すると、左側にはスター付きやラベル、送信済みのメールの欄が表示され、右側には差出人名と件名を併記する一覧に切り替わる。ウィジェット機能を使い、ホーム画面で新着メールを確認できるのもAndroidならではだ。自宅でのメールチェックは、もっぱらXOOMを使っている。

左側がXOOMのGmailアプリ。右側がiPadの標準メールアプリ。同じ2カラムのインターフェースだが、情報量や動作ではAndroid 3.0版の方が優れている(画像クリックで拡大)

1つ上の階層に移動するとさらに違いができる。XOOMだと選択したラベルやスター上で件名まで確認できるが、iPadだとラベルなどを選択すると同時に、件名とメール本文の画面に移ってしまう(画像クリックで拡大)

XOOMだとメールの検索も高速。新着順で次々に過去のメールをGmail上から、読み込んでくれる (画像クリックで拡大)

Webページを見るときもXOOMの方を使うことが多い。Android用のFlash Playerをインストールすると、Web上に使われているFlashムービーが再生されるようになる。パソコンとほぼ同じ画面が見られるというのは、やっぱり安心だ。また、XOOMを縦向きで使うとiPad 2よりも広い範囲を一画面で表示できる点も気に入っている。文字は小さくなるものの縦長のブログページなどは、スクロールする量が少なくなるため読みやすく感じる。

パソコンとのデータ連携も非常に楽だ。ポータブルストレージとしてパソコンに認識されるので、あとは持ち歩きたい楽曲データや動画、写真を投げ込むだけ。標準アプリの「ギャラリー」が各データを区別しながら自動的に認識してくれる。

液晶のサイズとアスペクト比が違う両者。XOOMは16対9の10.1型で1280×800ドット、iPad 2は16対10の9.7型で1024×768ドットとなる。Webページを表示してみるとXOOMの方が一画面に収まる範囲は広くなる (画像クリックで拡大)

マイクロUSBケーブルでパソコンと接続するとデジカメなどと同じ、ポータブルデバイスとして認識される。写真や楽曲など、データを放り込めばよい(画像クリックで拡大)