【革新】ニューコンセプトモデルにも注目!
ここからは最先端のテクノロジーやコンセプトを搭載したサマーフットウエアを紹介。ロングセラーにはない独自のベネフィットが期待できる製品がラインアップされている。
1足で多様なシーンに対応するナイキ「ソーラーソフトサンダル」
柔軟で足触りのよい最新マテリアルを使用した「ナイキ」のニューコレクション。それが「ソーラーソフトサンダル」「ソーラーソフトソング」といった夏に最適なフットウエアだ。
そのマテリアルの柔らかさを誇示するがごとく、製品には“squeeze me”のステッカーが貼られている。ビーチサンダルデザインのソーラーソフトソングは2010年より正式展開されていたが、クロッグデザインのソーラーソフトサンダルは、2010年は原宿の「NSW at HEAD PORTER PLUS」で先行発売が行われ、2011年が正式展開スタートとなる。
ソーラーソフトサンダルは前足部とかかと部分のフィット感が高いため、サンダルという範疇のウォーキング性能をはるかに超えている。実際にほぼ1日着用したが、疲労感をあまり感じることはなかった。またフットベッド部分にはアウトソールにまで貫通した排水孔が設けられているので、水中での着用にも十分対応できるだろう。伝統的なサンダルタイプはもちろんのこと、昨今定番としてサマーシーズンに人気となっていた従来のフォームサンダルなどと比較しても機能性は圧倒的に高い。1足あればさまざまなアクティビティに対応してくれるだろう。豊富なカラーバリエーションが揃っているのも魅力。
ソーラーソフトソングのほうは、着用していてまず感じるのがその軽量性。従来のビーチサンダルの半分程度の重量だと思われる。そしてこの製品のウリであるソフトなクッション性もすばらしい。アウトソールの素材は、耐磨耗性のあまり期待できないEVA系発泡素材だが、近距離を歩く程度なら減りも気にならないはずだ。
「ナイキ ソーラーソフトサンダル」(4953円)
「ソーラーソフト ソング SL」(2310円)
キャンバス地に力を入れるクロックス
現在ではサマーシーズンの定番となっているフォームサンダル。その代名詞が「クロックス」だ。老若男女問わず愛用者が多く、長きに渡りサマーシーズンのベストセラーに君臨してきた。最近では従来のクロッグタイプのデザインだけでなく、スライドタイプやソングタイプを発表し、デザインのバリエーションを増やしている。
そんななかでも特に注目を集めているのが、キャンバスアッパーを使用したコレクション。レースアップ(ひも)タイプやスリップオンタイプのアッパーに、軽量で防臭性に優れたクロスライト素材をミックス。ヴァルカナイズド(加硫圧着)製法のキャンバスシューズではできない軽量性が魅力だ。さらにクロスライト素材で高いクッション性も確保している。「キャンバスシューズは1日履いていると足が痛くなる」というユーザーも、クロックスの「SANTA CRUZ」や「HOVER」といったモデルであれば、快適な履き心地を期待できるだろう。またフットベッドにもクロスライト素材を使用しており、素足で着用しても清潔感をキープしやすいのも利点といえる。
「santa cruz hemp」(5980円)
「hover mid(フーバーミッド)」(6480円)は2011年7月15日発売