累計2億本出荷に向けラストスパート

新たな第3世代のエネループ(手前)は、文字に光沢が入り、王冠のデザインの下に線が1本入っている
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エネループは、2005年11月の発売後、今年9月までに累計1億8000万本を出荷。年内には2億本の出荷が見込まれており、国内ニッケル水素電池市場においては、約65%のシェアを占めることになる。2011年度の国内の出荷計画は2400万本であり、前年実績の2200万本を上回るという。

東日本大震災直後には、エネループが品薄になったが、今年6月には本体の供給が潤沢となり、品薄が激しかった充電器やスペーサーについても、7月にはほぼ潤沢に供給できるようになった。

乾電池に匹敵する長期保存という使い勝手を実現する大きな進化を遂げた新エネループを投入することで、累計2億本出荷に向けたラストスパートが始まるといえよう。

(文/大河原克行)