コクヨの防災対策グッズは収納効率+機能性!
オフィス空間を熟知しているからこその豊富なアイデア
多くの人が働き、常に外部からの出入りがある企業では、防災に関する備蓄も大規模なものになる。
とはいえ、大量の備蓄をどのように収納するか、いざという時に、従業員一人ひとり、その場に居合わせた人にも分かりやすく、安心安全を守る体制をどのように整備するかは、実際に被災経験を重ねても容易にこなせるものではないかもしれない。企業の事情、業種によっても大きく異なってくるからだ。
そんなオフィスという空間での防災対策に取り組んでいるのが、コクヨだ。
「企業特有のさまざまな事情を考慮して、収納効率やいざという時にきちんと使える運用性に配慮した商品を企画、開発している」と、コクヨの川本英樹さんは話す。中でも特徴的なのが、救助工具セットを収納した「レスキューベンチ」や、デスク側面にマグネットで配置する「非常用品セット」など。まさにかゆいところに手が届くアイデアが満載だ。
【コクヨ】地震を感知するとロックが解除
救助工具を収納した「レスキューベンチ」
大地震が発生し、閉じ込められたり、何かの下敷きになってしまった時、身の回りに救助工具があれば、助けが来るのを待たずにすぐに救助作業に取りかかれる。しかし、現実には、日常で利用する機会が少ない工具類は倉庫などにしまいこむケースが多い。特に外部からの人の出入りが多い企業や公共施設、店舗では美観を損ねるという理由から目に付くところには配備しにくいのが現状だ。
そんなもどかしさを解決するのが「レスキューベンチ」である。
普段は休憩室や受付スペースなどで使用できるおしゃれなベンチ。ベンチシートの下のキャビネットには救助工具を収納できるようになっており、キャビネット部分はいたずらや盗難を防止するために施錠も可能だ。
「レスキューベンチ」には、施錠タイプと地震感知タイプがあり、地震感知タイプは、震度5強相当以上の振動を感知すると、キャビネットのロックが自動的に解除されるようになっているすぐれもの。いざという時に鍵の管理者が見つからなくても、その場にいる人が必要な救助工具を取り出せるのだ。
キャビネットに15種類もの救助や防災対策アイテムが搭載。「救出活動に必要とされる工具類を選定するにあたって、阪神・淡路大震災の被災者の声を参考にしている」(コクヨ・川本さん)。レスキューベンチがあるというだけでも安心感が増しそうだ。