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お気に入り登録867PENTAX K-7 ボディのスペックをもっと見る
PENTAX K-7 ボディ -位 4.78
(338件)
35577件 2009/5/21  一眼レフ APS-C 無(本体のみ) ペンタックスKマウント 1507万画素
【スペック】
撮像素子:APS-C、23.4mm×15.6mm、CMOS 画素数:1507万画素(総画素)、1460万画素(有効画素) 撮影感度:標準:ISO100〜3200、拡張:ISO6400 記録フォーマット:JPEG/RAW 液晶モニター:3インチ、92.1万ドット ファインダー形式:ペンタプリズム 幅x高さx奥行き:130.5x96.5x72.5mm ファインダー倍率:0.92倍 ファインダー視野率(上下/左右):100/100 電池タイプ:専用電池 撮影枚数:ファインダー使用時:980枚 セルフタイマー:12/2秒 インターフェース:USB2.0、AV出力、HDMI 記録メディア:SDHCカード、SDカード 防塵・防滴: 手ブレ補正機構:○ ゴミ取り機構: 内蔵フラッシュ: ライブビュー: RAW+JPEG同時記録: バルブ: RAW:12bit PictBridge対応:○ 
この製品をおすすめするレビュー
5良いカメラたが、一点惜しい所がある。

(再評価)フイルムライクな画質が好きなので画質には納得している。人工的な、ある意味CG臭い現行ハイスペック機のてんこ盛り補正後の画質に比べると解像感は劣るだろうが、雰囲気のある画が撮れる。CMOSセンサー機の中では最も好みのカメラだが、一点惜しい所は、レリーズ優先の設定が出来ない所だ。マニュアルフォーカスレンズなら問題ないが、AFレンズだと合焦しない限りレリーズ出来ない。静止物ならAFロックを使ってフレーミングすれば良いが、動体に関しては、AF追従性の問題も有るので使いづらい。このカメラは、飽くまでも静止物を中心に使うものだと思う。

5これは本当に素晴らしいカメラ

かれこれ30年以上ペンタックスの一眼レフを使っていますが、当たりはずれがありモヤモヤします。例えばフイルムのZシリーズ時代は暗黒でした。そうした中、K-7、これは本当に素晴らしいカメラです。カメラは道具ではなく、体の一部になって使えないといけません。その点で、操作性や持ち具合など、実によく考えられています。それは仕様、スペック表には現れないが、とても大切なことです。個人的にはK-5IIsに移行しましたが、この機種がベースになっているので使い勝手で戸惑うこともなく。現在のK-3IIIのデザインや操作性もK-7がルーツとなっていて、このように確立した良い使い勝手を継承してカメラを作り続けてほしいものです。ただしDCUは、旧機種のカメラのユーザーも最新バージョンを常に使えるようにしてほしいです。DCUは使い勝手もイマイチ。とはいえ、ペンタックス応援しています!

お気に入り登録33PENTAX K-7 Limited Silver ボディのスペックをもっと見る
PENTAX K-7 Limited Silver ボディ -位 5.00
(7件)
35577件 2010/2/22  一眼レフ APS-C 無(本体のみ) ペンタックスKマウント 1507万画素
【スペック】
撮像素子:APS-C、23.4mm×15.6mm、CMOS 画素数:1507万画素(総画素)、1460万画素(有効画素) 撮影感度:標準:ISO100〜3200 記録フォーマット:JPEG/RAW 液晶モニター:3インチ、92.1万ドット ファインダー形式:ペンタプリズム 幅x高さx奥行き:130.5x96.5x72.5mm ファインダー倍率:0.92倍 ファインダー視野率(上下/左右):100/100 電池タイプ:専用電池 撮影枚数:ファインダー使用時:980枚 セルフタイマー:12/2秒 インターフェース:USB2.0、AV出力、HDMI 記録メディア:SDHCカード、SDカード 防塵・防滴: 手ブレ補正機構:○ ゴミ取り機構: 内蔵フラッシュ: ライブビュー: RAW+JPEG同時記録: バルブ: PictBridge対応:○ 
この製品をおすすめするレビュー
5このカメラを入手できて、とてもラッキーです

自分にとっては初めてのデジタル一眼ですので、他機種との相対評価といった面では参考にならないと思いますが、感じたことをそのままレビューしてみました。 【デザイン】 やっぱり一眼レフはシルバー。黒も嫌いではないですが、かつての高級機イメージは今はなく、逆にちょっぴりレトロ感もあるシルバーは、「これぞ一眼レフ!」といった感じでとても満足しています。 ちょっと無理して、FA limitedを買っちゃいました。 【画質】 期待値に対しては85点くらいです。本機種が他機種に対して劣っているということはないのでしょうが、どうしても銀塩一眼と比較すると、特に光が少ない時のコントラストに差を感じます。 高感度ノイズに関しては、使うことが殆どないので不明です。 【操作性】 多機能化する電子機器に対応しきれない自分にとっては、よく使う機能がワンボタンで呼び出せるのはありがたいです(最近は他機種も同様の傾向とは思いますが)。 【バッテリー】 減らないですね。二泊三日の山行(400〜500枚;ストロボ不使用)にも安心して持ち出せます。 【携帯性】 K-7にした最大の理由が携帯性です。機能/性能に対して極めてコンパクトだと感じます。山行の際、もう一本レンズを持って行ってもいいかなと思わせてくれます。 【機能性】 山での風景撮影時、特に色の変化が乏しい状況で合焦しないことが間々あるのが唯一の不満です。もともとAFの弱点でもあるのでしょうが、これまで使っていたコンデジ(C社USM付)より良くない感じがします。 黄金分割スクリーンは慣れると結構使い勝手が良いです。 【液晶】 綺麗です。大きさは違いますが、並のノートパソコンより鮮明なくらいです。 【ホールド感】 極めて良好です。K-7にした第二の理由がホールド感です。コンパクトなことに加えマグネシウム合金ボディの剛性感が相まって、ホールド性は抜群です。 【総評】 「もうそろそろデジタル一眼に乗り換えかな」と考え資金が準備できた時と、K-7 Limited Silverが発売された時期が重なり購入できたことは、幸運だったと思っています。 デジタル一眼のモデルサイクルは銀塩時代より短いですが、永く使いたいと思わせてくれるカメラであり、とても満足しています。

5ペンタックスファンで良かったです。

手になじむサイズ。持ち歩きたくなるサイズ、重さです。 質感のよいシルバーの塗装で、ペンタックスの思惑なのでしょうか、銀色のレンズに手を出したくなる気持ちがふつふつと沸いてきます^^; ファインダーもとても見やすいです。所有しているMFレンズでピントが合わせやすくなりました。 そして、黄金分割スクリーンにもとても助かってます。余り構図を素早く決められない私にはとても大きな助け舟です。 できれば、グリーンボタンの機能割り振りをもっと充実させてもらいたかったです。今後ファームウエアで対応してもらいたいです。(AF/SEL時の一発中央戻し等) 素敵な外観、素晴らしい機能。しっかりと使い込んでいきたいと思います。とても満足です。 デスガ傷が入るのが怖いです(・ω・;)

お気に入り登録27PENTAX K20D チタンカラープレミアムキット ボディのスペックをもっと見る
PENTAX K20D チタンカラープレミアムキット ボディ -位 4.91
(8件)
33833件 2009/4/ 7  一眼レフ APS-C 無(本体のみ) ペンタックスKマウント 1507万画素
【スペック】
撮像素子:APS-C、23.4mm×15.6mm、CMOS 画素数:1507万画素(総画素)、1460万画素(有効画素) 撮影感度:標準:ISO100〜3200 記録フォーマット:JPEG/RAW 液晶モニター:2.7インチ、23万ドット ファインダー形式:ペンタプリズム 幅x高さx奥行き:141.5x101x70mm ファインダー倍率:0.95倍 ファインダー視野率(上下/左右):95/95 電池タイプ:専用電池 撮影枚数:ファインダー使用時:740枚 セルフタイマー:12/2秒 インターフェース:USB2.0、AV出力 記録メディア:SDHCカード、SDカード 防塵・防滴: 手ブレ補正機構:○ ゴミ取り機構: 内蔵フラッシュ: ライブビュー: RAW+JPEG同時記録: バルブ: PictBridge対応:○ 
この製品をおすすめするレビュー
5今更のレビューです。参考になれば

現在、手元にK-7,K-5IISの2台があり、今回、K-20Dチタンを購入追加しました(もちろん中古ですけど) 以前に、K-20Dの通常版をもっていたのですが、K-7の購入時に売却しました。 【デザイン】 K-20Dが再度欲しいと思わせたのは、実はこの形でした。K-7以降のサイズより、このK-20Dのサイズがとても握りやすかったという事が、再度、購入意欲をかき立てた結果になりました。が、やはり、再度購入するなら!とチタンカラーを選択しました。  チタンカラー、いいですねー! このシルバーがリミッテドレンズ(シルバー)と良く合います。 おかげで、あえて、これも今更なのですが、限定版のリミテッドレンズを探して購入しました。 自己満足感だけは高いはずです! 【画質】 K-5IISと比べると明らかに差が出ますが、このK-20Dが持つ独特の色合いはとても好感がもてます。 だから、今でもあえてK-20Dで撮影したいという気持ちにさせてくれる画質です。 実は、以前はCanon派で7D、5Dの2台を所有していたのですが、初めてK-20Dで青空を撮影したときの色合いには感動しました。それが、PENTAXに移行をさせたきっかけになりました。 【操作性】 操作性はPENTAXのカメラ全般を通じてとても操作しやすいと思います。 何度も書かれていることなのですが、前後のダイヤルは欠かせません。 【バッテリー】 チタンカラーのものは初めからBGが付属している関係で、バッテリー2個で稼働させていますが、無駄に持ちます。 【携帯性】 持ち運びしやすい大きさとグリップ形状だと思ってます。 以前、使用していたEOS 7Dが大きすぎたせいもあるかもしれません。 ただ、これはこれで白レンズ装着時は存在感は絶大だと思ってました。 【液晶】 さすがに、古い機種なので、撮影出来たかの確認程度で見るくらいです。 【総評】 古い機種なので、あえて今更20Dを購入される方もいないかもしれませんが、 チタンカラーの限定色であれば、まだまだ存在感を保持できる機体だと思います。 逆にこの20Dでしか出せない色合いは、今でも十分に撮影する側に喜びを与えてくれるものだと 感じています。

5

色がチタンシルバーというだけで、 当然のことながらデザイン以外はK20Dの評価となります。 ●デザイン ほとんどのデジイチがひたすら高機能、多機能を志向しつづけるカメラ界。 そんな中、このようないたずらに機能を盛り込まず、遊び心のあるデザイン (色)のカメラを発売してくれたペンタに乾杯したい!(笑) フィルム機でシルバーのボディを好んで使用されていた方で、 デジタルの購入を考えてる方には、是非一度手にとって見ていただきたい。 シルバーのレンズとの組み合わせは申し分ないかっこよさだ! ●画質 ノイズやらレタッチ耐性やら、デジタル時代の画質の定義は難しい。 それでも誤解を恐れず、強いて申し上げれば、 デジタルカメラの描写は大きく分けて二つに分かれると思う。 一つは、 ・レタッチを前提としていて、 ・高感度でもノイズレスで、 ・どんな大きさの画面サイズで表示しても ・しっかりとした輪郭を保持し、 ・解像感の高い、実物よりも鮮やかな傾向の ・絵作りをする描写(処理エンジン) 一つは、 ・上記のようなデジタルの特性、利点は少々制限されるものの ・ひたすらフィルムの写り、忠実な色の再現性 ・フィルムのような精緻な質感表現を志向した描写 だ。 ペンタのカメラがどちらの描写かと言われれば、明らかに後者である。 だからと言ってペンタの画質が2大メーカーより劣るという結論ではない。 低感度では実に素直な色の再現性、自然な階調表現だ。 デジタルカメラ界随一といってもいい。 因みに、膨大な開発費を投入できる大メーカーが雑誌テストの基準に合致した、 現在のトレンドに沿った絵作りの画像処理ができるのは当たり前。 一方、大メーカー以外のカメラーメーカーは開発にもいろいろ予算的な 制限がある分、ピンポイントで独自の描写を追及してるようだ。 もはや、メーカー毎の描写の違いはそのまま開発思想の違いと言ってもいいだろう。 決して画質そのものにメーカー毎の優劣の差はないと思う。 ●操作性ほか総評 何に感動したって、ホールディングと操作性の良さには感動した。 ボタン、ダイヤル類などすべて絶妙な配置で、 実に真面目な使い勝手の良い作りがされている。 ユーザー本位の開発とは以前から聞いていたが、まさにその通りだ。 最近、高機能、多機能を売りにするあまり操作性やホールディングが少々 犠牲になっているカメラが無きにしも非ず…。 多機能も結構だが、ペンタにはこの真面目なユーザー本位の姿勢だけは 貫いていただきたい。 こだわり派の方、フィルム派の方にお勧めのカメラ! 撮影がグンと楽しくなりますよ〜!

お気に入り登録620PENTAX K20D ボディのスペックをもっと見る
PENTAX K20D ボディ -位 4.86
(269件)
33833件 2008/1/24  一眼レフ APS-C 無(本体のみ) ペンタックスKマウント 1507万画素
【スペック】
撮像素子:APS-C、23.4mm×15.6mm、CMOS 画素数:1507万画素(総画素)、1460万画素(有効画素) 撮影感度:標準:ISO100〜3200 記録フォーマット:JPEG/RAW 液晶モニター:2.7インチ、23万ドット ファインダー形式:ペンタプリズム 幅x高さx奥行き:141.5x101x70mm ファインダー倍率:0.95倍 ファインダー視野率(上下/左右):95/95 電池タイプ:専用電池 撮影枚数:ファインダー使用時:740枚 セルフタイマー:12/2秒 インターフェース:USB2.0、AV出力 記録メディア:SDHCカード、SDカード 防塵・防滴: 手ブレ補正機構:○ ゴミ取り機構: 内蔵フラッシュ: ライブビュー: RAW+JPEG同時記録: バルブ: PictBridge対応:○ 
この製品をおすすめするレビュー
5古くとも使える部分。

あくまでも個人的主観で評価させて頂きました。色々な古デジ触りました。 今まで触手伸びなかったCannonも手元に置きました。偏見でCannon機敬遠してましたが、なるほどCannonをこよなく愛する人が居るのも頷けましたが、その上を行ったのが、K20でした。 とにかく写真を撮りたくなる。シャッターを切りたくなる。そんなカメラなんです。性能は現代の機種には遠く及ばないですが、気になりません。 画素数が低い?高感度が弱い?連写が弱い?その人それぞれの使い方にマッチしてれば全然気にならないレベルです。昔に比べれば(フィルム時代はISO100が当たり前)この機種は現役だと思います。最新鋭を手に入れたとて、総ての機能使う事、使いこなせる人も少ないはず。私にはこの機種でも手に余る程の高性能ですから。

5細かい欠点はあるものの、完成度の高い一眼レフ

感度が自由に変えられるSVポジションに興味を持ち、デザインとホールド感が気に入り、手持ちの古いAFレンズを生かそうと価格が下がった10年ほど前に購入しました。 【デザイン】 カメラらしく良いデザインです。 【画質】 高感度はISO1600までの使用が無難です。風景でも1000万画素で使っていますが、特に問題はありません。 【操作性】 ボディーが大きく余裕があるので、操作性は良いです。ファインダーも大きく気に入っている点です。シャッター感覚は良いです。個体差のレベルかもしれませんが、露出がやや暗く感じますので通常+0.5補正を標準にしています。 【バッテリー】 バッテリーは大きく良く持ちます。K-10やコニカミノルタのα-7 digital、A1、A2とバッテリーと充電器が共用できるのは便利です。 【携帯性】 かなり重く嵩張るので外へもって行くときは気合がいります。全体の重量を減らすために、レンズは500g未満のものを付けています。通常は、DA18-55mm、タムロン18-200mm、28-200mm、28-300mmのいずれかを目的に応じて使っています 【機能性】 一眼レフで重要な倍率の大きい光学ファインダー、手振れ補正機能が重要です。防塵防滴機能も良いです。AFは速くなく、連射速度が遅いので少しかったるさを感じます。 【液晶】 背面駅長は2.8インチしかありませんが、それほど気になりません。チルトが欲しいところです。上面の液晶は小さいですが、やはり便利です。 【ホールド感】 ホールド感は良く、高倍率ズームとのバランスも良く気に入っている点です。 【総評】 防塵防滴機能、ボディーの剛性、形状、手振れ補正機能など、完成度が高いカメラと感じます。屋外の撮影では困ることはありません。スポーツや室内での撮影では、AF・連写機能や高感度耐性の点で今では使いづらいかもしれません。

お気に入り登録777α900 DSLR-A900 ボディのスペックをもっと見る
α900 DSLR-A900 ボディ -位 4.88
(311件)
36729件 2008/9/10  一眼レフ フルサイズ 無(本体のみ) α Aマウント 2570万画素
【スペック】
撮像素子:フルサイズ、35.9mm×24mm、CMOS 画素数:2570万画素(総画素)、2460万画素(有効画素) 撮影感度:標準:ISO200〜3200 記録フォーマット:JPEG/RAW 液晶モニター:3インチ、92.1万ドット ファインダー形式:ペンタプリズム 幅x高さx奥行き:156.3x116.9x81.9mm ファインダー倍率:0.74倍 ファインダー視野率(上下/左右):100/100 電池タイプ:専用電池 セルフタイマー:10/2秒 インターフェース:USB2.0、AV出力、HDMI 記録メディア:コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ、メモリースティック Duo、メモリースティックPRO Duo 防塵・防滴: 手ブレ補正機構:○ ゴミ取り機構: RAW+JPEG同時記録: バルブ: PictBridge対応:○ 
この製品をおすすめするレビュー
5後継機がないのが残念です。

【デザイン】格好よいです。 【画質】特筆するべきことはないのですが、素直な画質は、フラッグシップらしい。 【操作性】操作は直感的で解りやすい。今となっては機能が少ないということもあります。 【バッテリー】純正のを持ってないので評価できません。 【携帯性】フルサイズとしては小型と思いますが、それでも、十分な重量があります。 【機能性】最新機種と比べると少ないのですが、当時としては、多機能だったと思います。 【液晶】撮影画像の確認には十分です。 【ホールド感】持ちやすいと思います。 【総評】一言で説明するなら良いカメラ。撮っていて楽しくなります。今まで多数のカメラを触って来ましたが、ベストとは言いませんが、五本の指に入れて間違いないです。 唯一の心残りは後継機が出なかったことです。

5「写真機」としての完成形。

【デザイン】  これぞ一眼レフといったデザイン。なかでも一番の特徴であるペンタ部分に魅力を感じる。 【画質】  低感度重視のセンサーらしく、ISO200での色の階調やダイナミックレンジなどは素晴らしいの一言。ISO100は拡張感度のためダイナミックレンジが狭めな印象です。ISO1000以上は使いどころが重要になってくると感じます。  約2400万画素と当時としては高画素であったため、使用するレンズにもよりますが、今でも普通に通用すると考えられます。 【操作性】  基本的にはミノルタ時代から続く操作性です。前後2つのダイヤルは適切な位置に配置され、シームレスに設定を変更することが可能。AF/MF切替ボタンがあり、素早くMFに切り替えることが可能となっております。  不満点としては3つほどあります。1つ目は、ドライブ変更ボタンとISO変更ボタンを逆に配置したほうが良かった気がします。2つ目は、AFモード切替ノブが小さすぎる点です。もう少し大きくしたほうが操作しやすかったのではないかと感じました。3つ目は、上記2つと比べるとそうでもないのですが、APS-Cクロップをカスタムボタンに割り当てられないことです。 【バッテリー】  レフ機として見ると持ちは微妙です。以前使用していたCanon機(LP-E6系列使用)よりも持ちは悪いと感じます。ただ、このカメラは1%刻みでバッテリー残量を確認できるため、減りに対して敏感になりやすいということも関係しているように感じます。  液晶を常時点灯に設定していると残量が減りやすいので、消灯すると少し持ちが良くなります。 不安であれば予備を持ちだすことをお勧めします。私はしっかりと撮影する際は予備を持ちだしています。 【携帯性】 これだけミラーレス機が普及している昨今においてレフ機に携帯性を求めることなどいかがなものかとは思いますが、発売当時としては軽量な部類でした。単焦点レンズであれば小型なものも多めなため、軽量に使用することができると思われます。 【機能性】  AFはあまり精度が良くないため、常時中央1点で使用しております。状況に応じてMFを使用します。  最新のカメラなどと比べてしまえば動体撮影こそ苦しいものの、ゆっくりと被写体と対面し写真を撮ることに関して言えば特段気にすることも無いと感じています。  なにより、ミノルタ時代から引き継がれた「見え」にこだわった明るく視認性の優れたファインダーは、至高の一言です。ピントの山が掴みやすく、MF操作も不満なく行うことができます。以前使用していたCanon製ハイアマチュア機と見比べてみても、α900のファインダーは格段に広く明るいと感じます。 【液晶】  固定液晶、動かすことはできません。私はローアングルを撮影する際はアングルファインダーを使用しています。  この機種には動画撮影機能はおろかライブビュー機能も非搭載のため、液晶は撮影画像結果の確認くらいでしか使用しません。年代的に粗さは感じますが、この機種の液晶使用用途を考えれば必要十分です。 【ホールド感】  昨今のSONY機とは比べ物にならないほど握りやすいグリップです。 【総評】  写真機としての完成形。  最新のカメラと比べてしまえばスペック面ではほぼ劣ってしまうでしょう。昨今では動画撮影などを重要視した機種が求められているため、こういったカメラが製造されることは二度とないでしょう。これほどまでに「写真を撮る」ということに対してストイックに作られたデジタルカメラは他に類を見ないでしょう。しかし、だからこそこのカメラに魅力を感じる方が後を絶たないのでしょう。私もそのうちの1人です。  そのうえ、SONYはこのカメラを発売後に光学ファインダーを捨ててしまいました。そのため光学ファインダーを搭載したAマウントフルサイズカメラはこのα900のみなのです。このことが、α900の唯一無二性を高めていると感じています。  ご存じの通り、Aマウントは製造・販売が終了しております。さらにケンコートキナーでのミノルタ製品のアフターサービスも終了してしまいました。事実上、Aマウントは終息を迎えていくことになるでしょう。通常これはネガティブに捉えられるものでしょうが、新しい物がでることがないということは、新しい物に囚われることなく使用できるということでもあると考えられます。常に新しい物を考えることなく、ゆっくりと被写体と向き合い撮影することに繋がるのではないかと考えています。  製造からかなりの年月が経ってしまい、状態の良い物が少なくなりつつあります。保証も切れているため、故障してしまえばほぼ修理することができないでしょう。しかし、こうしたリスクを抱えてでもこのカメラを使いたいと思わせる、写真を撮りたいと思わせる、そんな魅力を持つカメラです。少しでもこのカメラに興味のある方、ミノルタの良き銘玉達を、EVFではなくガラス越しのファインダーを見て撮影したい方、お手に取られることをお勧めいたします。  ほぼ主観のようになってしまったレビューでしたが、ご覧いただきありがとうございます。

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