ファン式
ファンを回転させて取り込んだ空気をフィルターでろ過する方式。集じん力が高い半面、騒音が発生しやすい。
電気式
浮遊物質とフィルターを帯電させることで、より集じん効果を高めた方式。風量の低下も抑えられている。
イオン式
マイナスイオンを放出して浮遊物質に帯電させて集じんする方式。騒音があまりない。
HEPA
JIS規格により、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定められたフィルタ。花粉やダニなどの微細なものもキャッチできるため、空気清浄機や掃除機などに利用されている。
TAFU
「Tough Ageless Fit Utility」の略。
HEPAフィルターと性能は同じで、能力の劣化がより少ないフィルターです。
撥水・撥油効果の高い素材を使用したフィルターを採用。汚れが広がりにくく、静電力が落ちにくいのが特長です。
2015年8月5日 16:07掲載
パナソニックは、加湿空気清浄機の新モデル3機種を発表。「F-VXL90」「F-VXL70」「F-VXL55」を9月15日より発売する。
プロダクトデザイナー・深澤直人氏がデザイン監修した加湿空気清浄機。気流の流れにフィットした曲線的なフォルムで風の流れを形象化するとともに、人・住空間との調和を図るデザインを採用している。
「F-VXL90」「F-VXL70」は、空気の流れを作りやすい曲線形状と、大きく開く下部吸い込み口を採用し、床上30cm付近に溜まりがちな花粉やハウスダストなどを強力に吸引する新形状のメガキャッチフォルムを搭載。さらに、「花粉撃退モード」を新たに備え、ルーバーから前方30度に吹き出す風で花粉に特化した新気流(花粉撃退 気流)を作りだし、風量も高めることで、大きく開口した吸い込み口から花粉を強力に吸引する。
これにより、従来の約2倍という花粉吸引スピードを実現。さらに、センサーの感度を高めるとともに1時間に1回、風量を強めた運転を5分間行い、花粉などを見つけやすくするという。
また、名古屋大学太陽地球環境研究所との共同研究によって、業界初となる約0.3μmの微細な粒子まで検知する「高感度ハウスダストセンサー」を装備した点も特徴。2.5μm以下の粒子の量を見極める「PM2.5解析プログラム」で、より高い精度でPM2.5の質量濃度を判定することが可能になった。
「F-VXL90」の空気清浄適用床面積は〜40畳、加湿空気清浄時の空気清浄適用床面積は〜35畳。加湿量は300〜870mL/時間。タンク容量は約4L。本体サイズは398(幅)×640(高さ)×268(奥行)mm、重量は約11.8kg。ボディカラーは木目調、ホワイトの2色。
「F-VXL70」の空気清浄適用床面積は〜31畳、加湿空気清浄時の空気清浄適用床面積は〜29畳。加湿量は250〜700mL/時間。タンク容量は約3.2L。本体サイズは398(幅)×640(高さ)×238(奥行)mm、重量は約10.2kg。ボディカラーはホワイト、ブラウンの2色。
「F-VXL55」の空気清浄適用床面積は〜25畳、加湿空気清浄時の空気清浄適用床面積は〜23畳。加湿量は190〜500mL/時間。タンク容量は約2.3L。本体サイズは360(幅)×560(高さ)×230(奥行)mm、重量は約10.2kg。ボディカラーはホワイト、ブラウンの2色。
価格はいずれもオープン。