GERMAN MAESTRO
GMP 400
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スペック・仕様
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- ヘッドホン
- 装着方式
- オーバーヘッド
- 構造
- 開放型(オープンエアー)
- 駆動方式
- ダイナミック型
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GMP 400 のレビュー・評価
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満足度
5.00集計対象1件 / 総投稿数1件
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集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています。
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German Maestroの源流をさかのぼると1962年西ドイツ・オブリヒハイムに設立されたヘッドホン、マイク、ヘッドセットの専業メーカー「ミクロフォン・バウ(マイクロフォン製造)」社にいきあたります。 ミクロフォン・バウは1975年に全面駆動型方式(オルソダイナミック型)の先駆者でもあるデンマークのスピーカーメーカー、ピアレス社に買収されて「Peerless MB」となり、その結果静電型、全面駆動型、ダイナミック型の三種類の駆動方式のヘッドホンを製造する世界唯一のメーカーになります。1983年にピアレスはMB部門を売却したため「MB Quart」としてスピーカー、カーオーディオ事業を加え全世界に展開しますが、2007年ごろ企業買収に遭いブランドネームは中国に売却されてしまいました。ドイツに残されたスタッフは出資者の支援のもと、末端の製造ラインの人員に至るまでほぼそのままの形で会社を再興し、2008年、企業名を現在の「German Maestro」へと変更しました。所在地もオブリヒハイムのミクロフォン・バウ設立当時のままです。また買収以前のドイツ製MB Quart製品のサポートも行っているようです。 日本では無名にもひとしいですが、「ミクロフォン・バウ」から連なる長い歴史を持ちヘッドホン製造に関しては世界でも有数の経験と技術を持つメーカー、それがGerman Maestroである、というわけです。 【当機GMP 400とは】 1985年、MB Quartはプロ用途・リスニング用途の両方に対応したダイナミック駆動・開放型ヘッドホンの最上級機としてQP95というモデルをリリースしました。QP95はサンドウィッチ構造振動版、銅被膜アルミ線ボイスコイル、後述するカードマティック・サスペンションといった独自のテクノロジーが導入された意欲的な構成で、QP95x、QP400とマイナーチェンジを経つつ、ブランド名がGerman Maestroへと変わってからはGMP400と名前を変え、密閉型のGMP450PROと共に同社のフラッグシップ・ヘッドホンとなっています。 国内に導入されたのは2013年のことなので目新しさを感じますが、当機GMP400は30年(!)の長きにわたって販売されている驚くべき歴史のあるモデルなのです。 【デザイン】 QP95からほとんど変わっていないデザインはまさに80年代どまんなか。全体的にプラスチッキーで1500円のヘッドホンと言われても信じてしまいそうですが、機能面は非常に充実しています。 最大の特徴はカードマティック・サスペンションと呼ばれるハウジングのフロート構造で、ハウジングはラバー製リングによってヨーク部から浮くように結合されており自由に角度を変え頭にフィットするようになっています。さらにGMP400となってからケーブルの合流部に10cmほどのコイル部が追加され、不意の衝撃などからケーブルやヘッドホン本体を保護します。どちらも実用的でよく考えられた機構です。 ハウジングのグリルはメタル製、ヘッドバンドの支持ベルトは合皮製、両出しのケーブルは固定式です。 【フィット感】 オーバーヘッド・耳覆い型の大型ヘッドホンとしては最高クラスの装着感ではないかと思います。ベロア素材のイヤパッドはややシャリシャリした固めの感触ですが、かなり弱めの側圧と前述のカードマティック・サスペンション、そして240gという(フラッグシップ機としては破格の)軽量さのために装着しているのを忘れるほど快適です。ただ、ヘッドバンドがかなり短い(同社製GMP8.35Dよりも短い)ので、標準より頭が大きい人は装着が困難な場合があります。要注意。 【音質】 ・高音の音質…高音は鮮やかかつ明瞭。GMP400の目の覚めるような高音に比べると、ほとんどのヘッドホンの高音が眠く曇った質に感じるほど。なぜか刺さりはあまり感じられません。 ・低音域…結構量もあります。DT880とDT990の中間ぐらいでしょうか。質は非常に高く、録音に重低音が含まれている場合はきちんと沈み込み、バスドラムの膜の振動などの難しい表現もきちんとこなします。 ・ボーカル…男女共に非常につややかで美しい音で伸びも十分。ボーカルがかなり得意なヘッドホンと言えると思います。 ・PRaT(Pace, Rhythm, and Timing)…リズムは極めて正確でタイトなドラム表現ですが、速いペースの曲は速く、グルーヴィーな曲は懐深く、録音通りの表情を出します。非常に質の高いリズムセクションを表現します。 ・音場…開放型としてはそれほど広い部類ではありませんが十分な広さ。楽器の定位も非常に優れています。 ・質感…全体の音の印象は、高域から低域までまんべんなくパワフルに、独特の軽快さをもって表現するフラットバランス、という感じです。高域は極めて鮮やか、低域もそこそこ出ているのに、中音域が埋もれたり遠くなってりはしません。非常に優れたバランスのヘッドホンです。特筆に値するのはその表現の自然さで、他のヘッドホンからスイッチした場合でもスッとこのGMP400の音の世界に入っていくことができます。メーカーではクラシック向けヘッドホンとしているようですが、個人的にはかなり広いジャンルに適応できる機種だと思います。サイケデリック・トランスからオーケストラまでいろいろな音源を聞いてみましたが、特に不得意なジャンルは見当たりませんでした。JPOPのギターバンドの曲なんかも実に楽しく聴けます。 【総評】 30年も昔に基礎が設計されたヘッドホンと聞くと、このハイレゾ時代に大丈夫なの?と思う方もおられるでしょうが、実際に音を聴いてみればそんな懸念はふきとんでしまいます。完成度が高く、現代の一線級のヘッドホンと比べても特に劣るところは見当たらないどころか、解像度や歪みのなさはより上の価格帯の製品に匹敵しています。このGMP400は変わらないというより変わる必要がなかったのではないか、とさえ感じます。 ベイヤーダイナミックのヘッドホンは音が重すぎるし、かといってグラドでは元気が良すぎる、と感じる人にはベストフィットかも。少々国内価格が割高に感じられますが値段なりの価値は十分あると思います。T90やHD650と堂々と戦えるレベルのヘッドホンです。
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GMP 400 のクチコミ
(2件/1スレッド)
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GMP 8.35Dが予想外によかったのでGerman Maestroのリスニングラインに興味が沸き、つい買ってしまいました。 二日間ぐらい聴いているのですが、これ8.35Dに輪をかけて素晴らしいヘッドホンです。近いうちにレビューも書こうと思っていますが現在の所感。 ・おそろしいほど軽い装着感。このランクの価格のオーバーヘッド・耳覆い型としては最軽量の部類に入り、装着感も快適。ただヘッドバンドは8.35Dより余裕がないので、頭の大きな人は8.35D以上に注意が必要か。 ・低音はかなり出る。タイトで超良質な低音だが、ガチガチに硬いというわけではなく柔らかさもある。量はDT990とかDT780なんかにあと一歩、という感じ。 ・高音部のクラリティは素晴らしい。かなり派手目。でもほとんどの音源で刺さりは感じず ・ボーカル帯域は素晴らしいの一言。 ・ウォームでもあり、クールでもあり、という非常に微妙で珍しいキャラクター。ウォームな音源はウォームに、クールな音源はクールに再現する。その意味では原音忠実性が極めて高いのかも ・非常に自然な音で、他のヘッドホンからスイッチしてもすっとこのヘッドホンの世界に吸い込まれる ・ジャンルはほぼなんでも聞ける。個人的にはハードコアトランスからオーケストラまで、とにかく色んな音源を聴いてみたが不得意と言えるような苦手なジャンルは見当たらなかった。 ・海外評では「HD650とDT880の中間」とか、「HD650とK701の中間」と言われていたりする。そんなことを言いたくなるほど実力のあるヘッドホン とにかくこれも非常に高い実力を持っているヘッドホンだと思います。
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GMP 400 のスペック・仕様
| 基本仕様 | |
|---|---|
| タイプ | ヘッドホン |
| 接続タイプ | 有線(ワイヤード) |
| 装着方式 | オーバーヘッド |
| 構造 | 開放型(オープンエアー) |
| 駆動方式 | オープンダイナミック型 |
| プラグ形状 | 標準プラグ/ミニプラグ |
| インピーダンス
インピーダンス インピーダンス 電力の抵抗を示す値で、小さくなるほど音が大きくなります。 |
300 Ω |
| 音圧感度
音圧感度 音圧感度 この値が大きいほど、大きな音を鳴らすことができます。 |
98 dB |
| コード長 | 3 m |
| カラー | |
|---|---|
| カラー | ブラック系 |
| サイズ・重量 | |
|---|---|
| 重量 | 240 g |
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