ファン式
ファンを回転させて取り込んだ空気をフィルターでろ過する方式。集じん力が高い半面、騒音が発生しやすい。
電気式
浮遊物質とフィルターを帯電させることで、より集じん効果を高めた方式。風量の低下も抑えられている。
イオン式
マイナスイオンを放出して浮遊物質に帯電させて集じんする方式。騒音があまりない。
HEPA
JIS規格により、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定められたフィルタ。花粉やダニなどの微細なものもキャッチできるため、空気清浄機や掃除機などに利用されている。
TAFU
「Tough Ageless Fit Utility」の略。
HEPAフィルターと性能は同じで、能力の劣化がより少ないフィルターです。
撥水・撥油効果の高い素材を使用したフィルターを採用。汚れが広がりにくく、静電力が落ちにくいのが特長です。
2015年8月4日 16:44掲載
ダイキン工業は、加湿ストリーマ空気清浄機の新モデル「MCK55S」「MCK40S」を発表。9月16日より発売する。
設置面積が小さくなったコンパクトタイプの加湿ストリーマ空気清浄機。送風ファン、集塵フィルター、加湿ユニットなどの部品を下から上に配置したスリムタワー型の採用により、従来の構造に比べて設置面積を約30%小さくしている。
また、運転音の元となる送風ファンを本体最下部に配置し、上部に集塵フィルターを配置することによる防音効果で、人が感じる運転音の大きさを約30%以上低減。プレフィルターを本体側面に配置したことで、フィルターを取り外すことなく、付着した埃を直接掃除機で吸い取ることができるようになった。
さらに、給水タンクを本体の上部に配置することで、給水時に楽な姿勢で取り出すことが可能。タンクの高さも従来よりも11cm低い19cmとし、浅い洗面台でも給水しやすくなった。このほか、同社独自の「ストリーマ放電」によって有害物質を酸化分解するストリーマユニットは、放電部の構造を見直し、メンテナンスが不要になっている。
■「MCK55S」
主な仕様は、最大風量が55平方メートル/分、適用床面積は空気清浄が25畳(41平方メートル)で8畳を清浄する目安が11分、加湿機能がプレハブで14畳(23平方メートル)、木造で8.5畳(14平方メートル)、消費電力が空気清浄で6〜56W、加湿機能で11〜58W、加湿能力が500ml/時。
本体サイズは270(幅)×700(高さ)×270(奥行)mm。重量は9.5kg(水なし)。ボディデザインはインテリアに合わせやすいシンプルデザインに一新。従来の白、茶、青のカラーバリエーションに加え、インテリアのアクセントとなるオレンジを新たに追加した。
■「MCK40S」
主な仕様は、最大風量が40平方メートル/分、適用床面積は空気清浄が19畳(31平方メートル)で8畳を清浄する目安が15分、加湿機能がプレハブで11畳(18平方メートル)、木造で7畳(11平方メートル)、消費電力が空気清浄で9〜33W、加湿機能で24〜49W、加湿能力が400ml/時。
本体サイズは270(幅)×700(高さ)×270(奥行)mm。重量は9.5kg(水なし)。ボディカラーはホワイトのみ。
価格はいずれもオープン。
このほか、リビングに最適なハイグレードタイプの加湿ストリーマ空気清浄機「MCK70S」も同時に発売する。価格はオープン。