ごみセンサー
ゴミの有無を赤外線センサーで判別し、ランプ等でお知らせする機能です。ゴミの量に合わせて、吸引力を自動でコントロールする機種もあります。
HEPA
JIS規格により、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定められたフィルタ。花粉やダニなどの微細なものもキャッチできるため、空気清浄機や掃除機などに利用されている。
モーター式
ヘッド内のブラシをモーターで回転させ、ゴミを掻き出す方式。高い集じん性能がウリで、絨毯やカーペットが得意ですが、もちろんフローリングでも問題なくきれいにしてくれます。
モーター式(自走式)
モーターの力でヘッドが進むようになっているタイプ。高級モデルに搭載していることが多く、女性でも力を入れずに掃除することができます。その分、ヘッドの重量は重くなります。
エアタービン式
空気を吸い込む力を利用してブラシを回転させ、ゴミを取る方式です。モーター式と比べると吸引力は劣りますが、価格を抑えることができる上、ヘッドが軽いのが特徴です。
吸込仕事率
掃除機の吸引力を表した数値。あくまで吸引力の強さを表すものであり、実際にその掃除機を使って掃除をした場合の能力を示す数値ではない。
2017年5月18日 18:04掲載
ダイソンは、コードレスクリーナーの新モデル「Dyson V7」シリーズを発表。「Dyson V7 Animalpro」「Dyson V7 Fluffy」を5月25日より発売する。
いずれも、「V8」シリーズの機構を継承し、静音性と使いやすさを兼ね備えたというスタンダードモデル。小型でありながら、毎分最大11万回転する「ダイソン デジタルモーター V6」をベースとし、プリント回路基板などに改良を施すことで、バッテリーのエネルギーを効率よく使用できる「ダイソン デジタル モーター V7(DDM V7)」を開発。エネルギー密度が高いリチウムイオンバッテリーを採用し、最長で30分間(通常モード)の稼働時間に対応する。
機能面では、「V8」シリーズの機構を継承し、0.3ミクロンの微細な粒子を99.97%掃除機本体内にとらえ、きれいな空気を排出できる。さらに、クリアビンを空にすると、ゴム製スクレイパーでシュラウド(サイクロン機構下部の網目部分)に付着したゴミをこそぎ落とし、付着したゴミやほこりに直接触れることなく、ワンタッチで捨られる。
ラインアップは、ダイレクトドライブクリーナーヘッドを装備した「Dyson V7 Animalpro」、ソフトローラークリーナーヘッドを装備した「Dyson V7 Fluffy」を用意。ダイレクトドライブクリーナーヘッドは、本格的なカーペットの掃除に適しており、カーペットに入り込んだゴミやペットの毛をかき出して取り除く。ダイソン独自の形状であるソフトローラークリーナーヘッドでは、フローリングの大きなゴミや微細なほこりを、同時に取り除けるのが特徴だ。
このほか、運転時間が最長30分 (モーター駆動のヘッド使用時:約20分)、充電時間が約3.5時間。本体サイズは共通で250(幅)×210(高さ)×1243(奥行)mm、重量は2.4kg。
市場想定価格はいずれも65,800円(税別)。