製品特長
[メーカー情報]Ultra HD ブルーレイディスクは、最高5,000rpmの高速回転をするため、その対応が求められます。UDP-LX500ではディスクの回転によって生じる振動ノイズや騒音ノイズを外部に極力漏らさない筐体づくりを追求。放熱孔レス構造や振動低減技術をはじめとした、パイオニアが長年培ってきた機構技術の粋を集め、高品位かつ快適なディスク再生を実現しました。
電磁気的相互干渉を徹底除去する「3分割レイアウト」構造
筐体内部の「電源部」、「ドライブ・デジタル部」、「アナログオーディオ部」を3分割で配置することにより、各ブロックの電気的・磁気的な相互干渉を排除しています。
静音性と筐体の高剛性化を実現した「放熱孔レスボンネット」構造
回転系の音漏れ要因を極力排除するため、電気回路設計の最適化によって温度の上昇を抑制。それによって筐体内部の熱を外部に逃がす放熱孔をボンネット及び背面から除去したフラットな設計にすることにより、高い静音性とともに、より一層強固で安定した筐体構造を実現しています。
高剛性化と低重心化を実現する3mm厚鋼板リジッドアンダーベース
底面には1.6mm厚の鋼板シャーシに加えて3mm厚の鋼板リジッドアンダーベースを採用することにより、極めて高い剛性と低重心化を実現。総重量10.3kgの重厚な造りが高速で回転するUltra HD ブルーレイの高品位な再生を支えています。
ディスク共振を抑制するシールド構造を採用。揺るぎない制振性と高剛性を叶える「リジッド&クワイエットBDドライブ」
BDドライブは、ハニカムメカカバーによるシールド構造を採用することで、Ultra HD ブルーレイディスクの高速回転による共振を抑制。筐体内部で発生する定在波の低減にも貢献しています。ドライブは、シャーシに強固に固定された鋼板ドライブベースに減衰性の高いラバー素材をダンパーとしたフローティング構造により設置。これにより、ドライブの内外に発生する振動の伝達を最小限に抑制します。さらに、ディスクトレイの剛性を高めるトレイシャフトの採用や、トレイ部にも制振塗装を施すなど、パイオニアの長年の光ディスク再生技術に基づいた、ドライブの動作をより一層安定させる設計を採用しています。
機構内の振動伝達を徹底的に抑制「アコースティックダンパートレイ」
パイオニアの光ディスクプレーヤーではディスク回転による振動を外部に伝達させない技術を長年培ってきました。その工夫の一つが「アコースティックダンパートレイ」。ディスクトレイとドアが分離しているため、ディスクの高速回転による振動がドアに伝わらず、加えて、ドライブ下部ではダンパーをシャーシからフロートして取り付けているため、底面にも振動が伝わりにくい構造となっています。これにより静音性と制振性を高めています。
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高品位4K画像では情報量が圧倒的に増える一方で従来埋もれていたノイズへの対策が必要になります。UDP-LX500では高画質再生のために、S/N感を重視して調整し、とくに電源とGND周りのノイズ低減にパイオニアが長年蓄積した技術とノウハウを惜しみなく投入。回路上のノイズループを極小化し、低ノイズ設計を徹底。高品位な信号伝送を確保することで、従来モデルを超える高画質化を実現しています。
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高S/Nを実現するメイン基板設計
UHDブルーレイディスクの高速信号伝送に対応するべく、デジタルノイズを徹底して低減。メイン基板に6層IVHを採用することで、デジタル信号配線の最適化とGNDインピーダンスの最小化を実現。映像や音声の信号処理におけるS/Nを飛躍的に向上させることで、最大18Gbpsの高速信号伝送の精度をさらに高めています。
メイン基板設計ディスプレイごとに最適な画質モードをプリセット
マスタークオリティを再現する「リファレンス」に加え、「LCD TV」、「OLED TV」、「プロジェクター」の各モニターに最適な画質が選択できるプリセットを搭載。さらに、それぞれのプリセットごとにSDR/HDR用の設定を内蔵させることによって、信号を判別して各信号に応じた設定に自動で切り替えることができます。加えて、映像ノイズの低減や精細感の調整など7項目の画質調整が可能。項目ごとに調整した画質を最大3件までメモリーすることができます。
メディア/HDR の詳細情報を画面表示
リモコンの操作で、画面にメディアやHDRの情報を表示することができます。再生ディスクの詳細情報やHDRコンテンツのMaxCLLやMaxFALLなどのマスタリング情報を簡単に確認することができます。
話題のDolby Visionに対応
話題のDolby Visionに対応Dolby Visionは映像の最大輝度を高めて、より大きな明暗差や滑らかな階調、豊かな色域を表現できるハイダイナミックレンジ(HDR)技術です。再生するディスクと接続している映像機器の両方がDolby Vision に対応している場合、Dolby Vision 信号を出力できます。
UHDブルーレイディスクの高品位な音声を再生するために、情報量、S/N感、音色感を重視して設計。アナログ接続でのダイレクト機能やHDMI接続でのPQLS(Precision Quartz Lock System)機能など、高音質機能が搭載されています。
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高品位なアナログ2ch再生を実現するオーディオ基板
UDP-LX500では、オーディオプレーヤーとしてのクオリティにも拘りました。アナログ2ch再生においては、電源とGND周りのノイズを可能な限り抑制し、音色感豊かなチューニングを施しました。
アナログ音声の高純度出力を実現する「ダイレクト機能」
アナログ音声出力時にデジタルオーディオ系回路とビデオ系回路をオフにする、「ダイレクト機能」を搭載。ハイレゾ音源やCD音源をより一層純度の高い音でお楽しみ頂けます。
HDMI端子2系統による映像と音声のセパレート出力
HDMI端子を2系統装備。映像信号と音声信号をメイン端子・サブ端子へ分けて出力することで、映像/音声信号のより高品位な伝送を可能にしました。この「セパレート」モードの他に、メイン端子の映像信号と音声信号の出力に特化し、サブ端子の信号をオフする「シングル」モードやメイン端子の信号をオフし、サブ端子の音声出力に特化することで一層良い音質で音楽コンテンツを楽しめる「ピュアオーディオ」モードを搭載しています。
AVレシーバーとのHDMI接続で高純度なジッターレス伝送
「PQLS」機能対応のAVレシーバー※との組み合わせによりHDMI接続での高純度なジッターレス伝送を実現。情報量や表現力が向上する事により、上質なマルチチャンネル再生を可能にします。
※SC-LX701、SC-LX801、SC-LX901
パイオニアオリジナル画質・音質調整用端子「ZERO SIGNAL」
音声/映像信号や制御信号を通さない、画質・音質調整専用端子「ZERO SIGNAL」を搭載。AVレシーバーと接続することにより、繋いでいるケーブルの内部抵抗を軽減します。これにより、プレーヤーとAVレシーバーの映像・音声信号の基準レベル(GND)が揃い、電位差が抑えられ、より一層正確な信号伝送が可能に。S/N感や表現量が更に向上した画質・音質をお楽しみ頂けます。
使いやすさを追求した自照式リモコン
バックライト自照式リモコンで、部屋を暗くして視聴する時でも快適な操作を実現。さらにグループごとに区分けされたキー配列で、使いやすさを追求。画質や音質の調整など、よく使う機能をダイレクトに操作することができます。


![機能詳細[筐体性能]](https://img1.kakaku.k-img.com/images/maker_feature/contents/K0001083770_A02.jpg)
![機能詳細[高画質]](https://img1.kakaku.k-img.com/images/maker_feature/contents/K0001083770_A04.jpg)
![機能詳細[高音質]](https://img1.kakaku.k-img.com/images/maker_feature/contents/K0001083770_A06.jpg)
