Intel Arc B580 Challenger 12GB OC [PCIExp 12GB] スペック・仕様・特長

• Arc B580グラフィックスを搭載したオーバークロック版ビデオカード。セミファンレス仕様2スロット占有デュアルファンクーラーとバックプレートを搭載。
• 出力インターフェイスはDisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1を装備し、最大同時出力画面数は4。
• 対応バスインターフェイスはPCI-Express（4.0）X8（×16形状）。

基本スペック

• 搭載チップ: Intel; Arc B580
• メモリ: GDDR6; 12GB
• クロック周波数: 2740MHz
• メモリクロック: 19 Gbps
• メモリバス: 192bit
• バスインターフェイス: PCI Express 4.0 x8
• 解像度: 8K (7680x4320)
• モニタ端子: HDMI2.1a x1; DisplayPort2.1 x3
• 冷却タイプ: 空冷
• ファン数: 2
• セミファンレス: ○
• スロットサイズ: 2 スロット
• 最大ディスプレイ接続台数: 4 台

その他機能

• 4K対応: ○
• 補助電源: 1 x 8 ピン
• LED制御機能: ○
• DirectX: DirectX 12 Ultimate
• OpenGL: OpenGL 4.6

サイズ

• 本体(幅x高さx奥行): 249x132x41 mm

新製品ニュース　インテル、Xe2アーキテクチャを採用したGPU「Arc B580」「Arc B570」を発表

2024年12月4日　12:53掲載

インテルは、デスクトップ向けGPU「Arc B」シリーズを発表。ラインアップとして、「Arc B580」と「Arc B570」を用意する。「Arc B580」を搭載した製品が2024年12月13日より、「Arc B570」を搭載した製品が2025年1月16日より発売される予定だ。

「Arc B」シリーズは、開発コードネーム「Battlemage」で、「Arc B580」が249米ドル、「Arc B570」が219米ドルと、ゲーマー向けに手ごろな価格帯に設定されたGPU。最新のXe2アーキテクチャーを採用しており、演算効率とコアあたりのパフォーマンス向上、ソフトウェア・オーバーヘッドの削減を実現するべく最適化されている。

また、「Arc B」シリーズは、前世代「Arc A」シリーズと比較してXe-coreあたりのパフォーマンスが70％、消費電力あたりの性能が50％向上。「Arc B580」は、前世代「Arc A750」に比べて1440pで平均24％高速化され、なかには最大78％高速になるゲームもある。競合製品との比較では、「Arc B580」は、NVIDIAの「GeForce RTX 4060」よりも、平均10％速くなるという。

「Arc B580」の仕様は、Xeコアが20基、レンダースライスが5基、レイトレーシングユニットが20基、XMX AIエンジンが160基、クロックが2670MHz、ビデオメモリーが12GB、メモリーインターフェイス幅が192bit、データレートが456GB/s、ピーク性能が233TOPS、Total Board Powerが190W。

「Arc B570」の仕様は、Xeコアが18基、レンダースライスが5基、レイトレーシングユニットが18基、XMX AIエンジンが144基、クロックが2500MHz、ビデオメモリーが10GB、メモリーインターフェイス幅が160bit、データレートが380GB/s、ピーク性能が203TOPS、Total Board Powerが150W。

共通の仕様として、接続インターフェイスがPCI Express 4.0 x8、補助電源が8ピン×1。ディスプレイインターフェイスは、DisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1を装備する。

なお、Acer、ASRock、GUNNIR、ONIX Technology、MAXSUN、Sparkleが「Arc B」シリーズを搭載したビデオカードを発売する。

日本国内においては、ASRockが「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC」「Intel Arc B580 Challenger 12GB OC」を発表。12月13日の発売で、市場想定価格は、「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC」が52,980円、「Intel Arc B580 Challenger 12GB OC」が49,980円。