Vision Pro (M5) 1TB スペック・仕様・特長

• 「M5」チップと快適に使えるデュアルニットバンドによりアップグレードしたウェアラブルデバイス「Vision Pro」（容量1TB）。
• カスタムマイクロOLEDディスプレイ上でピクセルを前世代と比較して10%多くレンダリングできる。最大120Hzまでリフレッシュレートを上げられる。
• AIを活用した機能の実行速度が向上し、前世代と比べ最大50%速くなっている。1回の充電で最大2.5時間の一般的な使用、最大3時間のビデオ再生に対応。

基本スペック

• タイプ: VRヘッドセット
• 対応機器: iPhone/iPad/Mac/Apple TV(第2世代以降)を含むAirPlay対応デバイス
• ディスプレイタイプ: マイクロOLED
• 視野角: 180 度
• リフレッシュレート: 90Hz、96Hz、100Hz、120Hz
• 搭載センサー: ワールドフェイシングトラッキングカメラ; アイトラッキングカメラ; フリッカーセンサー; 環境光センサー

新製品ニュース　アップル、M5チップを搭載した「Apple Vision Pro」を本日10/22発売

2025年10月22日　11:18掲載

アップルは、VR（仮想現実）ヘッドセット「Apple Vision Pro」の新モデルを本日10月22日より発売。ストレージ容量は、256GB、512GB、1TBの3モデルを用意する。

デジタルコンテンツを現実空間で見ているかのように3Dで再現し、映画などの動画鑑賞、ゲームなどをよりリアルに楽しめるようにするデバイス。新モデルでは、M4チップの4倍を超えるピーク時GPU演算性能を発揮するM5チップを搭載。第3世代の3nmテクノロジーで設計され4つの高性能コアと6つの高効率コアの計10コアで構成される高性能チップにより、高度なマルチスレッドパフォーマンスを発揮。アプリやウィジェットの読み込み時間の高速化のほか、よりレスポンスにすぐれたウェブブラウジングなどを可能にした。

また、グラフィックス処理を高速化しGPUが効率的に多数のオブジェクトを描画できるようにすることで、現実に近い映像を生成するレイトレーシングを使用するアプリでのグラフィックス性能が最大45％向上。ゲーム中の照明や陰影、反射をより緻密に再現するという。

モニターは2300万ドットのマイクロOLEDディスプレイを採用し、細部までより鮮明な映像を再現。リフレッシュレートは最大120Hzで、ブレや残像を抑えたなめらかな表示で楽しめる。12のカメラと5つのセンサー、6つのマイクからの入力を処理する専用のR1チップと連携して、12ミリ秒以内に新しい画像をディスプレイにストリーミングすることで、リアルタイムで周囲の世界を映し出す。バッテリーは1回の充電で最大2.5時間の一般的な使用、最大3時間のビデオ再生に対応する。

そのほか、ヘッドバンドは、1枚に編み込まれたデュアルニットバンドで、上部と下部のストラップが、クッション性や通気性、伸縮性を備えた二重リブ構造となっており、快適なフィット感を実現。また、2つの機能を持つ直感的なフィットダイヤルで、理想的なフィット感になるよう細かい調整ができる。

そのほかの主な仕様は、DCI-P3カバー率が92%、対応リフレッシュレートが90Hz/96Hz/100Hz/120Hz。カメラはステレオスコピック3Dメインカメラシステムで、空間写真と空間ビデオの撮影に対応。焦点距離は18mmでF値は2.0、画素数は6.5ステレオメガピクセル。

オーディオ再生はAAC、MP3、Apple Lossless、FLAC、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモスなどのフォーマットに対応。ビデオ再生はHEVC、MV-HEVC、H.264、HDR（ドルビービジョン、HDR10、HLG）などのフォーマットに対応する。

無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応。OSは「visionOS 26」。瞳孔間距離は51〜75mm。重量は750〜800g。

価格は、256GBモデルが599,800円、512GBモデルが634,800円、1TBモデルが669,800円。