冷蔵庫・冷凍庫の選び方
「どんなサイズを選べばいいの?」「機能の違いは何?」など、冷蔵庫・冷凍庫選びの際に浮かぶ疑問などを解決できるのが選び方ガイドです。冷蔵庫・冷凍庫選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!
2023/5/2 更新
家族の人数から必要な容量の目安が算出できます。一般的に用いられる計算式は「70L×家族の人数+常備用120〜170L+予備100L」です。もちろん、調理の頻度や、育ち盛りの子供がいるなどの条件によっても必要な容量は変わってきます。また、一般的には容量が大きいほど年間の消費電力は大きくなりますが、容量の大きい冷蔵庫にはインバータ制御や真空断熱材を導入した高性能な製品が多く、省エネ性能や断熱効果が高くなっています。そのため、容量の小さい冷蔵庫よりも大きな冷蔵庫のほうが電気代が安くなる場合があるので、冷蔵庫を選ぶ際には容量に加えて、電気代もチェックしてみるとよいでしょう。
容量を求める計算式
「70L×家族の人数+120〜170L(常備食材)+100L(予備スペース)=容量」
冷蔵庫を選ぶ際に重要なポイントは、ライフスタイルに合った機能を備えた製品を選ぶことです。ここでは、「真ん中野菜室」「真ん中冷凍室」など冷蔵庫のレイアウトの特長のほか、「野菜の鮮度を保つ機能」や「肉や魚を長期保存する機能」など代表的な機能について紹介します。
冷蔵庫の真ん中に野菜室があるタイプです。野菜室が腰の位置にあると楽に引き出せるため、冷凍食品よりも野菜の出し入れが多い人に適しています。野菜を使って頻繁に料理をする人はこのタイプを選ぶとよいでしょう。
冷蔵庫の真ん中に冷凍室があるタイプです。まとめ買いをする人や、冷凍食品を頻繁に使用する人に向いています。また、冷却ユニットが下部に配置されるモデルでも冷凍庫の容量が確保できます。
自動製氷された氷が保存される専用のスペース。冷凍室とは別に独立した製氷室を備えているので、ほかの食品に影響を与えることなく氷が取り出せます。また、食材などの匂いが氷につかないという利点があります。
冷蔵庫の天面部分(トップテーブル)に耐熱素材を採用し、電子レンジやオーブンレンジを置ける設計です。キッチンスペースを無駄なく使うことができますが、重すぎるレンジを置くと冷蔵庫は倒れやすくなるので注意が必要です。
冷蔵室、野菜室、冷凍室などを切り替えて使用することができます。大量にまとめ買いをした場合や、子供の成長に合わせたり、季節に合わせたりと、暮らしの変化に伴った使い方が可能です。
「野菜の鮮度を保つ」機能は、最新の冷蔵庫の必須機能のひとつ。たとえば、野菜室内の炭酸ガスの濃度を高めて野菜を眠らせるように保存することで鮮度を保ったり、冷気中の水分だけを抽出して野菜室内へ入れることで、野菜に適した低温・高湿度環境に整えうるおいを保ったり……。各メーカーごとに方法は異なるので一括りにはできませんが、冷蔵庫を選ぶ際には野菜の食感や鮮やかな色までフレッシュに保つための機能に注目しましょう。
肉や魚を新鮮な状態で長期保存できる機能も各社から投入されています。たとえば、素材が完全には凍らない約-3度の状態を保つことでおよそ1週間長持ちさせたり、真空に近い状態で密閉保存することで鮮度を保ったり。そのほかにも、解凍いらずで肉や魚をサクッと切ったり、ほぐしたりできるなど、調理の時間や手間を省ける機能もあるので、冷蔵庫を選ぶ際には「肉や魚を長期保存する」ためのメーカー独自の機能にも着目してみましょう。
肉を焼いて食べたり、新鮮な魚を刺身で食べたり、旬の野菜を食べたりと、家庭によって食生活はさまざまです。そんなバラエティー豊かな日本人の食生活に合わせて、各メーカーから便利な機能が登場しています。ここでは、各メーカーの特徴や最新機能を紹介します。
東芝の冷蔵庫の特徴といえば、真ん中にある野菜室。代表格の「VEGETA(ベジータ)」シリーズは、野菜の出し入れの際の負担が少ないほか、野菜のうるおいや栄養素を保つことに注力しているので、野菜の鮮度にこだわりたい人に最適です。
うま味を高める、鮮度を守る、解凍もできる、という文末の3つの「る」からネーミング。低温チルドモードは、おいしさと安全を保つ−1度の低温状態と新・光触媒ルネキャットの効果で、入れる前より食材のうま味を引き上げます。速鮮チルドモードは生鮮食品を凍らせずに一気に冷却し、鮮度と風味を閉じ込めて保存。解凍モードは冷凍食材のおいしさを損なわずに上手に解凍できます。これらの3つのモードを用途に合わせて使い分けできるチルド室です。
野菜に最適な環境を作り出し、乾燥・劣化を抑え、うるおいだけを取り出す独自の「ミストチャージユニット」を搭載し、摘みたてのような野菜のみずみずしさを約10日間保ちます(※運転状況や食品の種類、状態や量により効果は異なります)。水分たっぷりでしおれにくい状態を保つので、使いかけの野菜もシャキシャキとした食感と彩り鮮やかなままで楽しむことができ、さらに栄養素も逃がしません。
プラスとマイナスのイオンにより、空気を清浄、浄化するシャープ独自の技術が「プラズマクラスター」です。シャープの代名詞ともいえるこの技術は、冷蔵庫にも搭載され、庫内の雑菌を抑え、食材を清潔に保ち、鮮度を長持ちさせる役目を果たしています。
たっぷり入る大容量の冷凍室は、サイズ違いの食品を見やすく整理でき、大型ローラーにより手にかかる重さを半減。楽に取り出すことができます。プラズマクラスターで鮮度を保ちながら、食材に適した冷凍が可能。ボタンを押すだけで製氷皿、給水パイプを水洗いできるので清潔さをキープできます。
プラズマクラスターイオンで野菜表面に付着した菌を除菌し、鮮度を保ちます。天然の冷蔵庫、雪の下での保存環境に近い、低温・高湿環境を作り出して冷却することで、食感やみずみずしさが保たれ、さらに野菜の甘さを引き出します。見た目はコンパクトながら大容量の野菜室は開け閉めもスムーズで家事の負担を軽減してくれます。
パナソニックの冷蔵庫が掲げるコンセプトは「忙しい1週間を、もっとおいしい1週間に」。1週間新鮮保存でき、解凍いらずで時短調理ができる「微凍結パーシャル」など、まとめ買いを前提にした機能を搭載し、忙しい毎日をサポートしています。
専用アプリを使って「冷ます」「急冷」「急凍」の3つのモードをスマートフォンで自由にカスタマイズできる「クーリングアシスト」。業務用レベルの急速冷凍を実現し、素早く凍らせることで食品の細胞破壊を抑えておいしくさを保ちます。また、急速冷却により、毎日の調理にかかる時間を短くすることができます。
チルドより低温の約-3度の微凍結を採用し、食品の細胞を傷めず、鮮度を長持ちさせる機能です。肉や魚、作り置きおかずなどを約1週間新鮮保存できます。まとめ買いをしても、冷凍せずに新鮮さをキープできるので、そのまま包丁で切ったり、手ではがしたりと小分けする手間も時間もカットできます。
三菱の冷蔵庫は「家事をラクに楽しくする!」こだわりの機能を搭載しています。冷凍せずに生のまま新鮮保存が可能な独自技術「切れちゃう瞬冷凍A.I.」をはじめ、食材を新鮮に保存し、おいしく食べられる工夫が凝らされた機能が満載です。
肉・魚・野菜を約-7度で冷凍し、解凍なしに包丁で切ったり、手でほぐしたりできる機能です。必要な分だけ取り出して、残りは瞬冷凍室へ戻せるという点も、食材の無駄を省ける家計にやさしいポイント。独自の冷凍技術により、冷凍に不向きな食材でも、食品の細胞破壊を抑え、食感もそのままに保存することができます。
AIが、家庭ごとの生活パターンを学習し、部屋ごとに最適な運転をする機能です。設定ひとつで簡単に使うことができる機能で、買い物後の食品投入のタイミングを予測し、鮮度を守るため自動で事前冷却するなど、食材をムダなくおいしく保存することができます。
家庭用の大容量冷蔵庫を幅広く展開する日立。収納場所を自由に切り替えたり、温かい鍋ごと冷蔵室に入れられたりと、暮らしに合わせた使い方が可能です。また、スマホと連携して、忙しい人の家事をサポートができるモデルもあります。
冷蔵庫の下2段の設定を切り替えることができる機能です。まとめ買いしたものや作り置きしたものを冷凍したい場合は2段とも「冷凍室」に。冷凍食材の出番が多いなら真ん中を「冷凍室」、野菜中心なら真ん中を「野菜室」というように、冷蔵・冷凍・野菜室に自由に切り替えられます。アプリをダウンロードすればスマホから運転状況を確認したり、設定を変更したりできる機種もあります。
冷蔵室全体をチルド温度の約2度に設定(ドアポケット以外)。どこに置いても食材の鮮度が長持ちします。「うるおい冷気」で、ちょっと保存したいサラダなどはラップなしでも乾燥や変色を抑えられ、忙しいときでも便利。作り置きしたおかずや温かいままの鍋などをたっぷり保存でき、冷蔵室の使い方の幅が広がります。
三洋電機株式会社の技術を継承したアクア株式会社が展開するAQUAの冷蔵庫は、シンプルなデザインと豊富なサイズバリエーションが特長。食材のおいしさを長持ちさせる「おいシールド冷凍」や「旬鮮野菜室」などの機能も豊富です。
冷凍室内の温度はドアの開閉や霜取り運転時に変化し、これを繰り返すことは「冷凍焼け」と呼ばれる食材の乾燥や風味を低下させる原因になってしまいます。「おいシールド冷凍」では、冷気の出入り口に開閉式の蓋を装備し、霜取り運転時に暖気が冷凍室内に流入することを防ぐ「ドリップ抑制機能」を搭載。それにより、食材に霜がつきにくくなり、牛肉や魚、冷凍野菜などのうまみや食感を長期間保つことを可能にしています。
「見える旬鮮野菜室」は、冷蔵室を開けるだけで野菜室の中身を確認できるため、買い置きや使いかけの野菜などがひと目でわかります。また、野菜室内を5〜7℃に設定し、野菜の保存に適した温度で管理。乾燥時には水分を送り込んでうるおいをキープしたり、湿度が高すぎるときには野菜室の水分を外に放出したりと、湿度をコントロールすることで、野菜が水腐れすることを防ぎます。そのほか、野菜に直接冷気が当たりにくい構造にすることで、乾燥を抑えて鮮度を保ちます。
現在使用している冷蔵庫と同じサイズのものであれば問題ありませんが、より大きな冷蔵庫を購入する場合には、玄関や階段、宅内の通路などを通れるか確認してください。冷蔵庫のサイズにそれぞれ10cmをプラスした余裕が必要です。搬入できない場合でも配送や引き上げの費用を負担しなければならないので注意しましょう。
当たり前ですが、玄関を通らないと冷蔵庫は設置することはできません。ギリギリ入らない場合は、ドアを外して入れる方法もありますが別料金となります。
エレベーターで運べれば何階でも問題ありませんが、エレベーターに入らず階段で運ぶ際は、通常の送料に加えて料金がかかることがあります。
階段を使って搬入してもらう場合は、階段の幅だけでなく、高さにも注意してください。踊り場にも十分な広さが必要です。
玄関を通っても宅内の通路(廊下)が狭いと、設置場所まで運べないことがあります。通路上に置いた家具や荷物などは搬入前にどけておきましょう。
どんなに魅力的な冷蔵庫でも設置できなければ意味がありません。まずは、設置(予定)場所の幅、高さ、奥行きを調べて、スペースに適した冷蔵庫を選びましょう。なお、冷蔵庫を設置する場合には、冷蔵庫そのものの大きさに加えて、最低でも左右1cm程度の放熱スペースを確保してください。このゆとり(放熱スペース)がないと、放熱がうまくいかずに冷えにくくなります。また、ドアの開き方に合わせて設置スペースに余裕を持っておくと、より快適です。
冷蔵庫はキッチンの限られたスペースに設置されることが多いため、そのドアの開き方を間違えると非常に不自由な思いをすることになります。「右開き」は、冷蔵庫に向かって立ったときに、ドアが向かって右側の方向に開くタイプです。設置予定場所でドアを開ききった状態をイメージして、妨げとなるものがないか考えておきましょう。また、引っ越しなどが多い家庭は、利便性に富んだ観音開きや両開きのタイプを選ぶとよいでしょう。
ドアが右側に開くタイプ。冷蔵庫に向かって立った際に右側に壁がある場合はこちらを選びましょう。
ドアが左側に開くタイプ。冷蔵庫に向かって立った際に左側に壁がある場合はこちらを選びましょう。
2枚のドアが両側に開きます。片側だけ開くことで冷気が逃げにくいのが特長。観音開きとも呼ばれます。
1枚のドアが左右両方に開くタイプ。置く場所を選ばないので、引っ越しが多い人などに便利です。シャープが販売しています。
ドアの表面に強化処理を施したガラスを採用したタイプです。傷がつきにくく、汚れが拭き取りやすいことがメリットです。また、ガラスドアは経年劣化しにくいといわれており、ドアの表面に塗装を施しているスチールドアのように塗装が剥がれる心配もありません。デメリットは、マグネットがくっつかないこと。ただし、ガラスドアの冷蔵庫も側面はスチール製のため、マグネットを貼りつけることは可能です。
近年、大型冷蔵庫のスタンダードはガラスドアになりつつありますが、スチール製のドアもいまだに多くのメーカーで採用されています。スチールドアは、ガラスドアと比較するとドアの重量が軽いのが特徴で、ガラスが割れてヒビが入るような心配もありません。また、ドアにマグネットがくっつくため、メモやチラシなどのプリント類やキッチンタイマーなどをマグネットで貼ることができます。
通年で電源が入っている冷蔵庫は、家庭内で最も電気使用量の大きい家電の1つです。容量が大きいほど消費電力が高いと思われがちですが実際には逆で、300L前後の小さなモデルよりも、500L以上のモデルのほうが年間消費電力は低くなる傾向があります。店頭では商品に「統一省エネルギーラベル」が掲載されているので、年間の電気代でも比較できます。
なお、電気冷蔵庫、電気冷凍庫は2016年3月に新しい省エネトップランナー基準が施行され、省エネ基準達成率の指標が変わり、目標年度が2010年度から2021年度に変わりました。トップランナー基準の対象となる製品は改正された新測定方法(JIS C 9801-3:2015)に基づいて測定されています。また、2020年に統一省エネラベルの評価区分が、これまでの5段階評価(1〜5)から0.1刻みの41段階評価(1.0〜5.0)に変更。WEBサイトなどの限られたスペースでも表示しやすいようにミニサイズのラベルも追加されています。
統一省エネルギーは各メーカー共通で、
が主なポイントになります。
出典:経済産業省資源エネルギー庁 ウェブサイト「2020年省エネラベルガイドブック」
統一省エネルギーラベルの変更と合わせて、多段階評価点(星の数)のみが記載された「ミニラベル」が追加されました。ミニサイズのラベルを設けたことで、WEBサイトの限られたスペースや製品本体、その近傍など、場所を選ばずにラベルを表示することが可能になっています。なお、年度表示は記載されていません。
冷却方式、定格内容積などにより分類された区分ごとに省エネの目標基準値が設定されています。この省エネ基準達成率が高くなるほど、省エネ性がすぐれているといえます。省エネ基準達成率を星の数で示す評価方法(多段階評価)もあり、星の数が多いほど省エネ性能が高くなります。なお、多段階評価基準は、2020年より「従来の5段階評価(1〜5)」から、「0.1刻みの41段階評価(1.0〜5.0)」に変更されています。
省エネ評価(多段階評価点)から選ぶ
電気冷蔵庫・電気冷凍庫の国際的な試験方法「IEC」の改正を日本から提案し、2015年に国際規格「IEC」と国内規格「JIS」を改正し、国際整合化を行いました。新しい測定方法「JIS C 9801-3:2015」では、冷蔵庫内の定格内容積の表示値が小さくなる一方、年間消費電力量の表示値は大きくなる傾向にあります(下記イメージ図参照)。
出典:いずれも一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)ウェブサイト
旧JIS | 新JIS | ||
---|---|---|---|
周囲温度 | 平均:22.4℃ (30℃:180日/15℃:185日) |
平均:25℃ (32℃:205日/16℃:160日) |
|
投入負荷 | 冷蔵室 | 500g/75l (ペットボトル水) |
12g/l→75lの場合900g (ペットボトル水) |
冷凍室 | 125g/20l (模擬負荷1個) |
4g/l(製氷皿水) →(20lの場合80g) |
|
扉開閉回数 | 冷蔵室 | 35回/日 (10秒/回) |
1回(負荷投入)/試験 (1分間) |
冷凍室 | 8回/日 (10秒/回) |
1回(負荷投入)/試験 (1分間) |
ひと口に冷蔵庫といっても、冷凍機能を併せ持つ冷凍冷蔵庫から、冷凍に特化した冷凍庫、飲み物などの保温に用いられる冷温庫などのタイプに分かれます。ここでは3タイプの特徴を紹介します。
庫内のニオイを抑える機能。イオンによる除菌機能を備えた機種もあります。
タンクに水を入れておけば自動で氷を作ってくれる機能です。透明度の高い氷が作れたり、ミネラルウォーターが使用できたりする機種もあります。
カタログ上の数値はあくまで参考程度と考えましょう。
メーカーのカタログに記されている年間消費電力量は、決められた特定の条件で計測した場合の数値です。 実際の消費電力量は、設置スペースのすき間の大きさや風通し、冷蔵庫を設置している部屋の温度、扉の開閉回数や庫内に保存されている食材の量や入れ方などさまざまな要件に左右されます。
温度の違いで、保存したい食材の種類によって使い分けができます。
日本工業規格(JIS)では、チルドは0〜1度、氷温は−2〜−1度、パーシャルは−3度での冷蔵です。チルド冷蔵は、生クリームやヨーグルト・チーズなどの乳製品や納豆など発酵しやすい食材の保冷にすぐれ、氷温冷蔵は肉類や魚介類のデリケートな食材を氷点下の凍らない程度の温度帯、パーシャル冷蔵はすぐには食べない魚や肉やハムなどを少し凍った状態で保冷するのに適しています。
冷蔵庫、冷凍庫は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象製品であり、破棄するにはリサイクル料金が必要です。
リサイクル料金はメーカーごとに異なりますが、大型の冷蔵庫で4300円(税別)ほどです。同種の製品を購入する場合は、その販売店で引き取ってもらうことができますが、別途、収集・運搬費用が発生することがあります。
イオン
庫内の菌やニオイをイオンによって除去する機能です。
LED照明
庫内を照らす照明が低消費電力のLEDになっています。ドア側に設置することで庫内が見やすくなっている製品もあります。
オートクローズドア
半ドア状態になると自動でドアが閉まる仕組みです。
可動棚
冷蔵室の棚やポケット、冷凍室の仕切りなどがスライド式になっていて、食品に合わせて調節できるモデルもあります。
急速製氷
50〜80分という短い時間で氷が作れる機能です。
真空断熱材
外部からの熱が伝わりにくい真空断熱材を採用することで省エネを実現しています。
節電モード
センサーでドアの開閉や部屋の温度を検知して、自動で運転モードを切り替える機能です。部屋の明るさや庫内の収容量をモニターしている製品もあります。
耐震ロック
地震などの揺れを検知すると、冷蔵室のドアをロックし、中の食品が飛び出ることを防ぐ機能。
タッチオープン
触れることで冷蔵室のドアが開く機能です。
電動引き出し
野菜室や冷凍室を電動でオープンする機能。たくさんの食品が入って重たくなってもワンタッチで開けられます。
ノンフロン
オゾン層破壊や環境負荷の増大につながるフロンガスを使用していないことを表しています。現在発売されている冷蔵庫はすべてノンフロン対応となっています。
フルオープン
野菜室や冷凍室を100%全開にできる機能。出し入れがしやすく、食品の使い忘れも減らすことができます。
モイスチャーコントロール
湿度を一定に保ち、野菜の鮮度を長持ちさせる機能です。