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日本エイサー株式会社 セールス& マーケティング部 プロダクトマネージャー 王 政都氏 |
―― このたびはカテゴリ大賞の受賞おめでとうございます。受賞に対しての率直なご感想をお願いします。
王氏 このような賞をいただけたことは、私たちにとっては非常にうれしいことです。私たちは、日本の液晶ディスプレイ市場に本格的に参入してからまだ3年ほどしか経っていませんし、知名度を上げるのにはもっと時間がかかると思っていたのですが、わずか数年でこのような名誉ある賞をいただけたのはまさに驚きでした。
―― この「AL1722」については、どのような点が評価されたと思いますか?
王氏 「AL1722」は特に突出した機能がある製品ではないので、今回の受賞の話をいただいた時には、「どうしてこの製品が選ばれたんだろう」と正直驚きました。ただ確かにコストパフォーマンスの点では非常に優れた製品になっていると思います。 Acerの液晶ディスプレイには、価格の安い「バリューライン」と、若干スペックの高い「オフィスライン」というシリーズがありますが、本製品は後者の「オフィスライン」に属するモデルで、価格の割に性能が高い製品になっています。特に8msの高速な応答性能を実装している点は、ワンクラス上の性能といえるでしょう。こうしたコストパフォーマンスの高さが評価された理由ではないでしょうか。
―― Acerの製品はどうしてこれほどコストパフォーマンスが高いとお考えですか?
王氏 Acerは日本ではまだそれほど知られていないメーカーかもしれませんが、ワールドワイドでは世界で4番目の売り上げを誇るPCメーカーでもあります。ワールドワイド向けに製品の大量生産を行っているため、1製品あたりの生産コストも安くすることが可能で、その分ワンクラス上の性能を持った製品を安く供給できるのが、Acerの強みではないでしょうか。
―― 最後に消費者の皆さんへメッセージをお願いします。
王氏 Acerのディスプレイは17インチ、19インチといった標準サイズの製品が多いのですが、今後、Windows Vistaの発売などにあわせ、ワイド液晶を採用した大画面液晶ディスプレイなどもラインアップに加えていきたいと考えています。ご期待ください。
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