スマートフォン部門
スマートフォン部門大賞
受賞ポイント
- 4Kディスプレイ廃止など名目よりも実質を優先した新しいコンセプト
- ハイエンドクラスとしては異例なほど良好なバッテリー持ち
- 独自のテレマクロ撮影機能はスマホのカメラ表現に新しい道を開いた
大賞寸評 とがった部分はなくなったが、実用性は大きくアップしたハイエンド機
ソニーの「Xperia 1」シリーズといえば、高画質&高音質など、AVメーカーである同社のこだわりが満載されたハイエンドスマホとして知られる。4K表示対応の有機ELディスプレイをいち早く搭載し、カメラに関しても同社が展開するデジタルカメラ「α」シリーズの技術を惜しみなく採用するなど、映像の撮影から表示に至るまでかなり高いレベルで楽しむことが可能。サウンド面でも、高音質の内蔵スピーカーを搭載するほか、ハイレゾ並みの高音質で再生できる機能など、ソニーらしいこだわりが満載されており、20万円レベルの高価格ながら、高い人気を維持し続けてきた。
そんな「Xperia 1」の最新モデルである「Xperia 1 VI」だが、実は大きな方針転換を行った。これまで搭載してきた4Kディスプレイをやめ、フルHD+の解像度にスペックダウン。画面のアスペクト比も従来の21:9から19.5:9になった。ソニーがこれまでこだわってきたプロスペックを捨てたとも言えるが、その分、弱点と言われてきたバッテリー持ちが圧倒的によくなったほか、プロセッサーなどの発熱問題も改善された。カメラアプリもこれまで2種類搭載してきたものを1種類に統合したことで使いやすくなり、実用性としては全般的に使いやすくなったと評価された。結果として、とがった部分は失ったが、ユーザーにとって実用的にマイナスになる部分はほとんどなく、今回の方針転換は大成功を収めたと言っていいだろう。
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基本スペック
| 画面サイズ | 6.5インチ |
| 画面解像度 | 2340x1080 |
| 内蔵メモリ | 256GB/512GB |
| カラー | ブラック/プラチナシルバー/スカーレット/カーキーグリーン |
レビューピックアップ
さん
【カメラ】いいと思います。まだ夜間などは撮影していませんがメインも非常に綺麗ですし、望遠は7.1倍まで光学ズームできるだけあって楽しいです。テレマクロも少し手間こそかかりますが、色々ないい写真が出来て楽しい機能です。
さん
人と日本の情景を撮るためのスマホ。【カメラ】これは凄い。メインセンサーで日中に人を撮るとディスプレイ性能と相まって肉眼よりきれいかも。1IVもポテンシャル高いけど、より確実に撮りたい絵が撮れる様になった。子供のイベントには必須。
レビューデータ
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評価項目
受賞製品評価
カテゴリ平均値
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デザイン
- 4.72
- 4.34
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携帯性
- 4.24
- 3.96
-
レスポンス
- 4.75
- 4.10
-
画面表示
- 4.62
- 4.32
-
バッテリー
- 4.84
- 3.73
-
カメラ
- 4.33
- 3.95
※2024年11月時点でのデータです。
Satryonさん
以前よりはマニア向けな部分が薄くなったので、今までXperiaを使ってない方でも手を出しやすくなったかと思います。音楽プレイヤーとして使う方や動画をよく観る方、バッテリー持ちを重視する方は特に検討してみて欲しい1台です。QOL上がります。