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No.044 iPad購入状況調査

iPadで使用しているアプリ:1位「本」(71.8%)、次いで「ゲーム」(64.3%)

iPadでよく使っているアプリの種類を複数回答で答えてもらった。
もっとも多かったのは「本」で71.8%。やはり、大型液晶を備えるiPadは、電子書籍リーダーとしての用途が期待されているのか、まだ日本国内ではそれほどコンテンツが多いとは言えない状況であるにもかかわらず、もっとも多く利用されているアプリということになった。次いで多かったのは「ゲーム」(64.3%)。iPadはiPodのゲームアプリが動作するうえ、大型液晶を駆使した対戦ゲームや、高解像度のアクションゲームなど、さまざまな専用ゲームアプリも登場してきており、非常に利用価値が高い。これだけ高い利用率となっているのも十分うなずける結果だ。
やや意外とも言えるのが、3位の「天気」(61.4%)だが、これは初めからプリインストールされているアプリということもあり、利用率が高いのだろう。次いで、「ニュース」(52.1%)、「写真」(49.7%)と続くが、これらもプリインストール系のアプリの影響だろう。さらに、「仕事効率化」(48.3%)や「エンターテインメント」(47.3%)、「ビジネス」(43.2%)といったジャンルのアプリが続く。 なお、フリーアンサーのコメントでは、これと関連して、「Flashに非対応なのが残念」といった意見が多く見られた。

【図9 使用しているアプリ(複数回答)】

図9:使用しているアプリ(複数回答)

有料アプリの月間購買金額:「500〜1000円未満」が約4割。iPadユーザーはアプリの利用に対し積極的

有料アプリにかける月の金額を聞いた。iPad用のアプリは100〜300円程度の比較的安価なアプリが多いのだが、この結果グラフを見ると、500円未満というレンジは合計しても30.5%程度で、それほど多くないことがわかる。1本1本の単価が高いアプリもあるので一概には言えないが、「800〜1000円」「1000〜1500円」といった金額レンジが比較的多いことを考えると、毎月複数の有料アプリをダウンロードして楽しんでいるといったユーザーの姿が浮かんでくる。仮に、1本300円程度の有料アプリを使っていると仮定すると、毎月3〜5本程度のアプリを購入して楽しんでいるということになり、iPadのユーザーは、アプリの利用に対してかなり積極的と言うことができそうだ。

【図10 有料アプリの購買金額(月間)】

図10:有料アプリの購買金額(月間)

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