
iPadの利用場所:1位「家にいるとき」(66.4%)。家庭内におけるノートPC代わりとして利用する傾向
iPadの主な利用場所を聞いたところ、圧倒的に多かったのは「家にいるとき」(66.4%)ということになった。次いで多かったのは「仕事をしているとき」(11.6%)、「通勤・通学などの移動中」(8.9%)などとなっている。
図3のiPadの所有モデルの割合を見ても、7割がWi-Fiモデルということで、多くのユーザーは、家庭の無線LAN環境を使って、家の中の好きな場所でインターネットを楽しむという使い方をしていることが予想されたが、このグラフでも、やはりiPadを主に使うのは家庭内であることがわかる。フリーアンサーのコメントなどを見ても、ノートPCの代わりとしてiPadを利用しているという人が多く、iPadを使い始めてからノートPCをあまり使わなくなったと回答している人も少なくない。また、「持ち歩くにはちょっと重すぎる」という意見も多いことから、持ち歩きでのモバイル用途というよりは、家庭におけるノートPC代わりのインターネット端末という用途である程度割り切ってiPadを使っている人が多そうだ。
【図11 iPadの利用場所】

iPadの利用目的:「ウェブサイトの閲覧」は購入前・購入後ともに約8割 「電子書籍」は期待値のほうが高い結果に
「ゲーム」は購入前の約3割にくらべ、購入後は約4割が利用
iPadの利用目的を、購入前と購入後とに分けて聞いた。
購入前・購入後とも、高い割合を示したのは、やはり「ウェブサイトの閲覧」で、8割を超える人がインターネット上のウェブサイト閲覧のためにiPadを使っていることがわかる。次いで多かったのは「電子書籍の利用」で5割以上の人が利用していることがわかったが、購入後に4ポイントも減少していることから、購入前の期待値のほうが高かったことが想像できる。
次いで、「メール」「動画鑑賞」「地図」「写真館賞・フォトフレーム」と続くが、これらはいずれも購入後のほうがポイントが増加しており、その便利さに購入後気付かされたというユーザーが案外多いらしい。なかでも、購入後に大きくポイントを伸ばしたのが「ゲーム」で、購入前から数えると実に13ポイント近くの増加となっている。ゲームについては、iPadにそれほど期待はしていなかったものの、大画面を駆使してプレイできる対戦ゲームなど、iPhoneとはまったく異なる楽しみ方ができるということが、購入後にわかり、ハマったという人が多そうだ。
【図12 利用目的(購入前後別)(複数回答)】

- iPadの所有率:15.1%。新型デバイスに対して敏感な価格.comユーザーならではの高い所有率
- 所有しているiPadのモデル:「Wi-Fiモデル」(71.0%)、「Wi-Fi+3Gモデル」(27.5%)
- iPadと組み合わせて使用している周辺機器:「無線LANルーター」(90.5%)が断トツ1位
- iPadで使用しているアプリ:1位「本」(71.8%)、次いで「ゲーム」(64.3%)
- iPadの利用場所:1位「家にいるとき」(66.4%)。家庭内におけるノートPC代わりとして利用する傾向
- iPadを購入していない人の今後の購入意向:「購入予定はない」が約半数。購入検討者は約2割
- 総評
- ご意見ピックアップ!購入してよかった点・不満な点