
iPadを購入していない人の今後の購入意向:「購入予定はない」が約半数。購入検討者は約2割
iPadを購入していない人に、今後iPadを購入するつもりがあるかを聞いた。結果としては、半数を超える54.8%の人が「購入の予定はない」と答えているものの、「予約はしていないが購入する予定」という人も19.1%おり、今iPadを持っていない人の2割近くが、iPadの購入を検討していることがわかる。図1で見てもわかるように、全体の約85%がiPadを持っていない中で、その2割がiPad購入の検討をしているということは、現状のiPadユーザーとほぼ同数の15〜16%の人が、今後iPadの購入を行う可能性があるということになる。iPadへの関心・購入希望の割合は、依然としてかなり高いと言っていいだろう。
【図13-1 iPadの購入意向(iPadを所有していない人のみ)】

iPadを購入しない理由:1位「価格が高い」(41.4%)、次いで「現在持っている端末で十分」(36.5%)
最後に、iPadを購入する予定がない人に、その理由を聞いた。
多かった回答としては「価格が高い」(41.4%)、「現在持っている端末で十分」(36.5%)というものがあげられる。次いで、「興味がない」(23.2%)、「何ができるかわからない」(22.0%)という理由もあげられており、購入しない主な理由としては、「iPadを購入する必要性を感じないし、そういうデバイスに支払うには価格も高すぎる」というところになりそうだ。
なお、機能面の不満では「Flash非対応だから」(18.0%)という意見がそこそこ多かった。YouTube以外の動画サイトでは、Flashに対応していないと中身を見られないことも多いため、こうした動画はiPadでは見ることができない。ほかの機能面ではかなり満足ではあっても、「Flash非対応」というこの1点だけを理由として、iPadの購入をあきらめたという人も多く、評判のよいiPadの中では唯一とも言うべき欠点となっている。
【図13-2 iPadを購入しない理由(iPad購入予定がない人のみ)(複数回答)】

- iPadの所有率:15.1%。新型デバイスに対して敏感な価格.comユーザーならではの高い所有率
- 所有しているiPadのモデル:「Wi-Fiモデル」(71.0%)、「Wi-Fi+3Gモデル」(27.5%)
- iPadと組み合わせて使用している周辺機器:「無線LANルーター」(90.5%)が断トツ1位
- iPadで使用しているアプリ:1位「本」(71.8%)、次いで「ゲーム」(64.3%)
- iPadの利用場所:1位「家にいるとき」(66.4%)。家庭内におけるノートPC代わりとして利用する傾向
- iPadを購入していない人の今後の購入意向:「購入予定はない」が約半数。購入検討者は約2割
- 総評
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