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No.051 ご家庭の節電対策 -あなたの節電方法は?-

総評

3月11日に発生した大地震と大津波によって、未曾有の大災害をもたらした東日本大震災。この震災の影響で、特に関東地方と東北地方では、電力不足が深刻な問題となっている。テレビの報道番組や公共広告のCMでも、節電への協力が叫ばれており、国全体で節電への意識が高まっている。今回の調査では、そんな消費者の節電に対する意識が実際にどのように変化してきているのかに注目してみた。

まず、全体としての節電への意識であるが、これは相当に高まっていると言っていい。全体の97%を超える人が、節電に対して意識しており、これまでそれほど節電を意識していなかったという人もそのほとんどが意識をするようになってきている。また、震災以前より節電意識が高まったとしている人も相当多い。特に、震災の影響で計画停電が実施された関東地方および東北地方では節電への意識が大幅に高まっており、重大な関心事となっている。

節電の方法にもいろいろあり、すぐに行える節電対策として、「使わない電灯は消す」「使わない家電製品のコンセントは抜く」「暖房の設定温度を下げる」などの行為は多くの人がすでに行っているが、さらに一歩進んで、家の照明をより省電力なLED電球に変更する人や、なかには大元の電気契約の見直しを行う人も少なからずいることがわかった。特に、家電製品で見ると、LED電球の注目度が震災以降急激に高まってきており、26.8%の人が、震災後に節電のためLED電球を購入した、もしくは購入する予定と回答している。節電という観点で見ると、震災前は、家電エコポイントなどの影響もあって、液晶テレビやエアコン、冷蔵庫などの買い替えを考える人が多かったが、震災以降はちょうど家電エコポイントの終了の影響もあり、こうした大型家電の購買意欲は急激に下がった。その一方で、LED電球への注目度が高まってきているのは非常に興味深い。大型家電の省エネ化が一段落したところで、まだ少し先と思っていたLED電球へのシフトが、今回の震災を機に大幅に前倒しされたと見ていいだろう。

今回の東日本大震災は、非常に甚大な被害を東日本各地にもたらしているが、国民の1人1人が自分にできる協力を真剣に考えた結果、「節電」というアクションをより積極的な形で行おうと考えている人が非常に多いことがわかった。4月後半現在では、関東地方・東北地方でも計画停電はしばらく行われない見通しとなっているが、夏場に向けての電力不足が深刻であることは国民の1人1人がしっかりと理解しており、今から夏に備えて少しでも節電しようと準備を行っている人も多い。このように消費者の間で節電意識が高まっていることは、家電業界にも少なからぬインパクトを与えるものと思われるが、節電製品や、省エネ製品に対しての注目度はこれまでになく高まっている。家電エコポイント制度は終了してしまったが、今こそ、本来の意味での省エネ家電に注目すべき時と言っていいだろう。

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調査対象:
価格.comID 登録ユーザー
調査方法:
価格.comサイトでのWebアンケート調査
回答者数:
9,997人
男女比率:
男88.5%:女11.5%
調査期間:
2011年4月5日〜2011年4月11日
調査実施機関:
株式会社カカクコム

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