電子書籍を利用するデバイス:「タブレット端末」での利用が45.5%とトップ。次いで「スマートフォン」(35.8%)、「電子書籍専用リーダー」(26.0%)
電子書籍の利用者を対象に、電子書籍を利用しているデバイスは何かを聞いた。もっとも多かったのは「タブレット端末」で45.5%。最近のタブレット端末の普及拡大によって、電子書籍自体もより利用されるようになってきたことがわかる。続いて多かったのは「スマートフォン」(35.8%)。スマートフォンは画面サイズが3〜5インチクラスで電子書籍を読むのには若干不利な感が否めないが、コミックなどを中心に利用するユーザーが多いようだ。なお、専用の「電子書籍リーダー」に関しては26.0%という利用状況となっている。
【図5 電子書籍を利用するデバイス(複数回答)】

電子書籍をダウンロードしたストア:「App Store」がトップ。次いで、「kobo」(16.8%)。その他のストアにおいては利用が分散する傾向に
電子書籍の利用者を対象に、電子書籍をダウンロードしたことのある電子書籍ストア名を聞いた。もっとも多かったのは、アップルの「App Store」で33.1%。これは「iPad」や「iPhone」向けの電子書籍ストアであるため、利用者はほぼアップルの「iPad」や「iPhone」ユーザーに限られる。この割合がダントツで高く、「iPad」や「iPhone」ユーザーの多くがこの「App Store」をメインに電子書籍を利用している様子がうかがえる。
このほかでは、楽天が子会社化した「kobo」が16.8%で次点につけた。「kobo」は日本ではまだ知名度が低い電子書籍サービスだが、楽天が2012年7月6日より発売した電子書籍リーダー「kobo Touch」の登場により、日本国内でもかなり利用されるようになったようだ。
上記2つは、電子書籍を利用する端末に寄ったストアといえるが、この2つを除いたオープンデバイス系の電子書籍ストアとしては、「ebook japan」(12.5%)、「紀伊國屋BookWeb」(11.3%)、「パピレス」(9.9%)、「Yahoo!ブックストア」(9.5%)などが比較的多く利用されている。ただし、どのストアもその利用率は10%前後でそれほど高いとはいえない。
なお、ソニーの電子書籍専用リーダー「Reader」向けのストアである「Reader Store」、シャープが手がける「GALAPAGOS STORE」、東芝が中心となって運営する「BookLive!」など、家電メーカーが主体となって運営するストアは軒並み4〜6%程度の利用率にとどまっている。
この結果を見ると、現状の電子書籍利用者の3分の1は、アップルの「iPad」や「iPhone」のユーザーであり、7月に発売された「kobo Touch」のユーザーが急増しているものの、そのほかのスマートフォンやパソコンからの利用者は、あちこちのストアに利用が分散している状態のようだ。
【図6 電子書籍をダウンロードしたことのあるストア(複数回答)】

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