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結果レポート

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No.037 Windows 7購入状況調査!

総評

2009年10月に発売された新OS「Windows 7」。この最新OSの発売を待って、各パソコンメーカーも、例年に比べてやや遅めの年末商戦向け新モデルの販売を開始したが、その結果、2009年末のパソコン市場は久々に活気が戻ってきた形となった。発売前には、Windows 7に対してやや悲観的な論調を行っていたメディアなども見られたが、そうした予想を裏切り、Windows 7はそれなりにパソコン市場に大きなインパクトを与えたと見ていいだろう。

こうした流れの中で、消費者側がWindows 7をどのようにとらえ購入したか(あるいはしなかったか)を明らかにすべく、今回はWindows 7の購入状況調査を行った。なお、これに先立つ2009年9月の時点では、Windows 7購入直前の意識調査も行っており、この2つの調査を比較することで、購入の前と後での意識変化も探ってみた。

まず、Windows 7の購入状況であるが、今回の調査では全体の3割の人がすでにWindows 7を導入済みと回答した。発売から約2か月が経過した新OSとしては、比較的高い普及率である。発売直前の調査では「発売から半年以内に購入する」と回答した人の割合は21.2%でしかなかったことを考えると、予想以上にWindows 7は人気となった感が強い。

Windows 7を購入する理由としては、直前調査の時点と同じく「パフォーマンス改善が期待できる」というものがもっとも多かった。そして実際にWindows 7を導入したユーザーのパフォーマンス面での満足度は非常に高い。Windows 7は、機能面やインターフェイス面では、Windows Vistaのマイナーバージョンアップと言える程度の変更しかなされていない割に事前の評判も高く、実際の導入割合も高くなったが、その理由としては、このパフォーマンス改善面が大きかったと言うべきだろう。そして、こうしたユーザーの期待に、Windows 7はきちんと応えるパフォーマンスを実現したことになる。この点は、Windows 7の非常によい点であろう。なお、Windows VistaとWindows XPのユーザーとでは、Windows Vistaユーザーのほうがより多くWindows 7にアップグレードを行っており、Windows XPユーザーはパソコンごと新調した割合が高いようである。

なお、Windows 7の購入形式であるが、「アップグレードパッケージで購入した」という割合が約半数となっている。これもWindows Vistaユーザーからのアップグレードが多かったことを物語る結果だ。また、「搭載パソコンを購入した」という人も全体の21.1%にのぼっており、5人に1人はWindows 7搭載パソコンを、この冬の商戦期に購入していることになる。こうしたパソコンの新規購入ユーザーは、特に、上書きアップグレード対象外のWindows XPのユーザーに多いものと思われ、パソコンの買い換え需要の喚起にはひと役買ったと見てよさそうだ。パソコンの種別に見ると、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンでWindows 7搭載パソコンを購入した割合が高いが、デスクトップパソコンの買い換えサイクルと、今回のWindows 7の発表タイミングがちょうどうまくマッチしたことが大きな理由となったようだ。実際、価格.comのこの年末のアクセス数を見ても、デスクトップパソコンカテゴリのユーザー数の伸び率はノートパソコンのそれを上回っており、Windows 7搭載パソコンの販売第一ステージは、デスクトップパソコンを中心に盛り上がったと言えそうだ。

ただし、メーカー別の内訳を見ると、国内勢ではVAIOシリーズを販売するSONYだけが人気で、そのほかの国内メーカーはおおむね低いシェアにとどまった。この大きな理由としては、SONY以外の国内メーカーが、Windows 7の発売に合わせてユーザーが求めるような目新しいパソコンの新シリーズを発売できなかったことが考えられる。ユーザー側からすれば、Windows 7が発売されたタイミングでパソコンを買い換えようという購買意欲がそこそこ高かったのに、そのタイミングで魅力のあるパソコン製品を市場に投入できなかったのは、SONY以外の国内メーカーの大きな失敗と言うべきであろう。逆に、SONYはこのタイミングで魅力あるいくつかの新シリーズを発表したことで、この年末商戦ではその存在感を大きくアピールでき、明暗がはっきり分かれた形となった。

「Windows 7購入した」30.0%。Vistaユーザーの約4割がWindows 7を購入。

2009年10月に発売された「Windows 7」だが、発売から2か月が経過した時点での導入率はちょうど3割。これを多いと見るか少ないと見るかは難しいが、2009年9月に実施したWindows 7発売直前の調査では、「発売から半年以内に購入する」と回答した人の割合が21.2%だったことを考えると、予想以上にWindows 7の導入はスムーズに行っていると見ていいのではないだろうか。

なお、Windows 7以前に使用していたOS別に見ると、Windows Vistaからのバージョンアップの割合が、Windows XPからのバージョンアップよりも多いという結果になっている。発売直前の調査でも、Windows VistaユーザーのほうがWindows 7への移行希望が高く、それが裏付けられた形だ。

【図1-1、あなたはWindows 7を購入されましたか?】

あなたはWindows 7を購入されましたか?のグラフ

【図1-2、Windows 7を購入した方はそれまで使っていたパソコンの、Windows 7を購入していない方は現在使用しているパソコンのOSをお選びください。】

Windows 7を購入した方はそれまで使っていたパソコンの、Windows 7を購入していない方は現在使用しているパソコンのOSをお選びください。のグラフ

【図1-3、あなたはWindows 7を購入されましたか?(以前使っていたOS別)】

あなたはWindows 7を購入されましたか?(以前使っていたOS別)のグラフ

Windows 7導入者のうち、全体の3分の1が発売当日、半数以上が1か月以内に購入。

Windows 7を導入したユーザーに、その導入時期を聞いた。もっとも多かったのは「発売当日」で全体の3分の1が発売当日にアップグレードを行っている。なお、ここには、Windows 7への無料アップグレード権付きのパソコンを購入していたユーザーも多く含まれると考えられる。次に多かったのは、「発売から1か月以内」で24.8%、次いで「発売から2か月以内」が18.6%、「発売から1週間以内」が15.4%と続く。半数以上のユーザーが発売から1か月以内にWindows 7への移行を完了しており、Windows 7への期待度が高かったことがうかがわれる。

【図2、Windows 7を購入した時期】

Windows 7を購入した時期のグラフ

「Windows 7に満足している」74.9%。Vista・XPユーザー共に、満足度はかなり高い。

Windows 7を導入したユーザーに対し、その満足度を聞いてみた。全体としては非常に良好な結果となっており、「非常に満足」が28.7%、「やや満足」が46.2%で、この2つを合わせると、全体の4分の3にも達する。逆に「やや不満」「非常に不満」と答えたユーザーはわずか5.6%で、全体としてみれば、Windows 7の満足度はかなり高いと見ていいだろう。なお、この傾向は、以前に使っていたOSのいかんを問わず変わらない。Windows Vistaからの乗り換えユーザーも、Windows XPからの乗り換えユーザーも等しく、Windows 7の機能・性能に満足しているようだ。

【図3-1、Windows 7を購入した方の満足度】

Windows 7を購入した方の満足度のグラフ

【図3-2、Windows 7を購入した方の満足度(以前使っていたOS別)】

Windows 7を購入した方の満足度(以前使っていたOS別)のグラフ

機能別満足度1位:パフォーマンス(74.7%が満足)、2位:体感速度(73.9%が満足)。
発売直前の調査で、購入する理由1位だった「パフォーマンス面での向上」に多くのユーザーが満足。

Windows 7を導入したユーザーに対し、機能ごとの満足度を聞いた。やはり満足度が高かった項目は「体感速度」と「パフォーマンス」の2つ。この2つについては、「非常に満足」が3割以上、「やや満足」が4割以上で、合計7割以上という高い割合のユーザーが満足と回答している。発売直前の調査でも、Windows 7を導入する目的のナンバーワンが「パフォーマンス面での向上」だったが、多くのユーザーにとっては、Windows 7を導入した目的はほぼ達せられたと言っていい結果だ。

また、パフォーマンス面に次いで満足度が高かったのが「画面デザイン」だ。Windows 7の画面デザインについては、その前バージョンのWindows Vistaからそれほど大きくは変わっていないが、デスクトップまわりのデザインがよりシンプルになっており、「Windowsサイドバー」や「ガジェット」などの設置場所もより自由度が増している。このようなシンプル化の方向性については、多くのユーザーが納得しているようだ。

逆に満足度が全体に低かったのが「ソフトや周辺機器の互換性」や「セキュリティ機能」である。このうち、セキュリティ機能に関しては、「どちらでもない」と回答しているユーザーが多いことから、実際にあまり使われていないか、その効果を実感できないといったことも考えられる。その一方、「ソフトや周辺機器の互換性」については、明確に「不満」と回答しているユーザーが2割近くおり、これはダントツに高い数字となっている。この傾向は特にWindows XPからの乗り換えユーザーに顕著で、「Vista→7」への移行よりも、「XP→7」の移行のほうが、ソフトや周辺機器の互換性問題がシビアであったことがうかがわれる。

【図4-1、Windows 7を購入した方の、機能別満足度】

Windows 7を購入した方の、機能別満足度のグラフ

【図4-2、Windows 7を購入した方の、機能別満足度(元Windows Vistaユーザーのみ)】

Windows 7を購入した方の、機能別満足度(元Windows Vistaユーザーのみ)のグラフ

【図4-3、Windows 7を購入した方の、機能別満足度(元Windows XPユーザーのみ)】

Windows 7を購入した方の、機能別満足度(元Windows XPユーザーのみ)のグラフ

購入方法1位:アップグレード版を購入(50.3%)
次いで「Windows 7搭載パソコンを購入」が21.1%。5人に1人がWindows 7搭載パソコンをこの冬に購入

Windows 7を導入したユーザーに対し、どのような形で購入したかを聞いた。もっとも多かった回答は「アップグレード版の購入」で、全体の約半数となる50.3%にものぼった。発売直前の調査では40.1%程度であったことを考えると、約10ポイントも増加したことになる。次いで多かったのは「Windows 7搭載パソコンの購入」で、こちらは21.1%。発売直前の調査からは若干ポイントを落としたが、5人に1人は新規にパソコンを購入したということで、予想以上に、Windows 7搭載パソコンをこの冬に購入した人が多かったことを裏付けている。なお、「通常パッケージ版を購入」という割合も17.9%に増加しており、Windows XPユーザーが新規にパソコンを購入せずに、Windows 7のパッケージ版を購入してアップグレードするというケースも比較的多い様子がうかがえる。

【図5、Window 7の購入形式(※発売前調査では予定している購入形式)】

Window 7の購入形式(※発売前調査では予定している購入形式)のグラフ

デスクトップパソコンでの利用が46.0%。デスクトップパソコン買い換えのサイクルが影響か。

Windows 7を導入したユーザーに対し、Windows 7を使っているパソコンのタイプを聞いた。もっとも多かったのは「デスクトップパソコン」で全体の46.0%。ノートパソコンは意外に少なく32.3%にとどまった。なお「自作パソコン」の割合も比較的高く20.1%にのぼっている。自作パソコンのほとんどはデスクトップタイプと思われるので、全体として、性能の高いデスクトップパソコンでWindows 7を利用しているというユーザーが多いことがわかる。

発売直前の調査結果でもこれと同様の結果が出ており、実際にデスクトップパソコンのほうがWindows 7の利用率が高いというのは興味深い。価格.comのカテゴリ別のアクセス推移を見ても、2009年11〜12月はデスクトップパソコンカテゴリの伸び率が高く、新規にWindows 7搭載パソコンを購入したという人の多くが、ノートタイプではなくデスクトップタイプを選んだということは、ほぼ明らかな状況だ。

この理由としてはいくつか考えられるが、大きな要因としては、家庭内のデスクトップパソコンの買い換えサイクルがちょうどいいタイミングに当たったことが考えられる。ここ数年のパソコンの販売シェアでは、ノートパソコンがデスクトップパソコンの2倍以上という状況にあり、家庭のパソコン状況を考えても、ノートパソコン自体は比較的新しいのに対し、デスクトップパソコンのほうはすでに5年以上前の製品であるといったケースが多いはずだ。こうしたパソコンはそろそろ買い換えの時期を迎えており、いいタイミングでWindows 7が投入されたことで、購買意欲を喚起したと考えるのが自然だろう。

【図6-1、Windows 7を利用しているパソコンのタイプ(※発売前調査では利用する予定のパソコンのタイプ)】

Windows 7を利用しているパソコンのタイプ(※発売前調査では利用する予定のパソコンのタイプ)のグラフ

【図6-2、所有していたパソコンにWindows 7を導入した場合の、それまでのOS(※発売前調査では導入する予定のパソコンのOS)】

所有していたパソコンにWindows 7を導入した場合の、それまでのOS(※発売前調査では導入する予定のパソコンのOS)のグラフ

メーカー別Windows 7搭載パソコンシェア、唯一目新しいモデルを発表したSONYが13.4%で1位。
ノートパソコンにおいては21.4%で圧勝。

Windows 7の搭載パソコンを購入したユーザーに対し、そのメーカーを聞いた。もっとも多かったのは、VAIOシリーズの「SONY」で13.1%、次いで「DELL」が10.4%。以下、富士通、NEC、HP、東芝、ACER、Lenovoと続く。全体的に見た場合に、SONYの強さが際立つ結果となっている。

この割合を、デスクトップパソコンとノートパソコンとで別々に見た場合、デスクトップパソコンではDELLがトップで13.2%、次いでSONYとHPが同率の7.1%で2位という結果になった。逆にノートパソコンでは、SONYが21.4%と圧勝で1人勝ちの様相を呈し、以下、東芝、富士通、NECといったナショナルメーカーが続く形となった。なお、デスクトップパソコンでは「その他」が44.2%を占めるが、ここにはショップブランド系のパソコンや、自作パソコンが多く含まれる。

このように、デスクトップ、ノートとも、SONYのVAIOが非常に強い人気を示したが、これには大きな理由がある。Windows 7発売直後に登場した各メーカーのパソコン新モデルのうち、大きくラインアップを変えまったく新しいシリーズを登場させたのは、SONY1社のみだったのだ。それ以外のメーカーでは、これまでのWindows Vista搭載パソコンとほとんど変わらないデザインのパソコンにWindows 7を載せて登場させただけという印象が強く、Windows 7の登場に合わせてパソコンを買い換えようと考えていた多くのユーザーの期待を裏切った形となった。当然ながら、ユーザーの注目は目新しいモデルを唯一発売してきたSONYのVAIOシリーズに向かい、結果としてVAIOシリーズはこの冬好調な売れ行きを示したことになる。

また、デスクトップパソコンでは、DELL、HPといった海外の直販メーカー系が好調だったようだが、これは、SONY以外の国産メーカー製デスクトップパソコンに目新しいモデルがほとんど見あたらないためで、価格と性能とのバランスにすぐれる海外メーカーの製品しか選択肢がなかったことによる部分が大きい。また、このような状況の中、デスクトップパソコンの分野では自作パソコンにWindows 7をインストールする例も多いようだ。

【図7-1、購入されたWindow 7搭載パソコンのメーカーをお選びください。】

購入されたWindow 7搭載パソコンのメーカーをお選びください。のグラフ

【図7-2、購入したWindow 7搭載パソコンのメーカー(パソコンのタイプ別)】

■ノートパソコン
順位 メーカー名 割合
1 SONY 21.4%
2 東芝 13.3%
3 富士通 11.0%
4 NEC 9.8%
5 DELL 9.5%
6 Lenovo 8.5%
7 HP 6.4%
8 ACER 5.2%
9 ASUS 2.9%
10 マウスコンピューター 1.0%
11 EPSON 0.8%
12 FRONTIER 0.4%
その他 9.8%
■デスクトップパソコン
順位 メーカー名 割合
1 DELL 13.2%
2 SONY 7.1%
2 HP 7.1%
4 富士通 6.9%
5 NEC 5.9%
6 マウスコンピューター 4.6%
7 ACER 3.6%
8 EPSON 2.3%
8 FRONTIER 2.3%
10 eMachines 1.9%
11 ASUS 0.8%
その他 44.2%

今後の購入予定:半数以上が「半年以内に購入する」
発売直後の盛り上がりはひと段落するも、購入意欲は引き続き高い。

Windows 7を購入していない人に対し、今後の購入予定があるかどうかを聞いた。結果としては、半数以上の方が「購入予定あり」と回答しており、10%近くの人が「半年以内に購入する」と答えている。Windows 7発売直後のパソコン商戦はひと段落したが、Windows 7をきっかけにパソコンを買い換えようと考えている人の数はまだ多く、購買意欲は引き続き高いと見ていいだろう。なお、「Windows 7を購入する予定はない」と回答した人は、全体の3割程度にのぼった。

【図8、Windows 7を購入されていない方にお聞きします。今後Window 7を購入する予定はありますか?】

Windows 7を購入されていない方にお聞きします。今後Window 7を購入する予定はありますか?のグラフ

今後購入する場合のタイミング1位:「いつ購入しようか迷っている」(27.1%)
次いで「現在使っているマシンが壊れたら」(20.8%)。今、購入する大きい理由がない様子がうかがえる。

前問で、Windows 7を購入予定という人に、購入するきっかけを聞いた。もっとも多かったのは「いつ購入しようか迷っている」というもので27.1%にのぼった。次いで「現在使っているマシンが壊れたら」(20.8%)、「世間の評判がよかったら」(17.8%)、「欲しい搭載パソコンが発売されたら」(15.0%)となっており、あまり積極的に購入しようとは思っていない様子がうかがえる。

こうした回答傾向から浮かび上がってくるのは、「今のところ、パソコンでそれほど困っているようなことはなく、Windows 7を導入しなくてはならないような大きい理由が見あたらない」という消費者側の意識であろう。また、「世間の評判がよかったら」(17.8%)、「サービスパックがリリースされたら」(11.9%)のように、初期の不具合や使い勝手の悪さを懸念するような意見もあり、「ある程度評判が落ち着くまで様子見」というようなユーザーも多そうだ。このほか、「欲しい搭載パソコンが発売されたら」(15.0%)というような意見も多く、この年末商戦で、欲しいと思うようなパソコンが登場しなかったことも、ある程度影響していると見るべきだろう。

【図9、Windows 7を今後購入する予定がある方にお聞きします。どのようなきっかけでWindow 7を購入しますか?】

Windows 7を今後購入する予定がある方にお聞きします。どのようなきっかけでWindow 7を購入しますか?のグラフ

Windows 7を導入しない理由1位:「今のOSで特に不都合がない」で3割以上。
OSとしての新規性にいささか欠け、積極的に乗り換えたいと思わせる要素が希薄

Windows 7を導入しない人に、その理由をうかがった。断トツに多かったのは、「今のOSで特に不都合がない」で、Windows Vistaユーザー、Windows XPユーザーとも同様の結果になった。この点は、Windows 7の発売前にも懸念されていたことであるが、ふだんインターネットやオフィスツール程度しか使わない環境では、Windows 7というOSを新たに導入する意義はほとんど見つけられない。Windows 7自体がWindows Vistaからのマイナーバージョンアップ的な要素が大きいOSであることを考えると、OSとしての新規性はいささか欠けており、積極的にOSを変えたいと思わせる要素は希薄だったといえるだろう。

逆に「価格が高い」という理由は10%を超えるくらいでしかなく、OSを買い換えない理由としてはさほど大きくない。なお、Windows XPユーザーの中で比較的多かったのは、「使用中のソフトや周辺機器との互換性が心配」というもので、XPユーザーだけで見ると14.3%も存在していた。逆に、Windows Vistaユーザーの中では「何が変わるのかよくわからない」という回答が9.6%と比較的高く、Windows 7の新規性の低さがやはりここでもネックとなっていることがわかる。

【図10、Windows 7を購入していない方にお聞きします。購入しない理由としてあてはまるものをすべてお選びください。】

Windows 7を購入していない方にお聞きします。購入しない理由としてあてはまるものをすべてお選びください。のグラフ

調査エリア:
全国
調査対象:
価格.comID 登録ユーザー
調査方法:
価格.comサイトでのWebアンケート調査
回答者数:
7,869人
男女比率:
男90.6%:女9.4%
調査期間:
2009年12月22日(火)〜2009年12月28日(月)
調査実施機関:
株式会社カカクコム
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