料金プランは2種類。プランの使い分けで節約しよう

Pocket WiFi Sの料金プランは、2段階定額制の「スマートプランライト」と定額制の「スマートプラン」の2種類だ。翌月からの適用となるが、月の途中でのプラン変更も可能だ。毎月ガンガン利用する人でないなら、とりあえずスマートプランライトで契約しておき、よく利用する月はスマートプランに切り替えるといった使い分けもできる。

■Pocket WiFi Sの料金プラン
料金プラン 契約種別 端末価格 月額料金
スマートプラン
ライト
シンプルにねん+アシスト400 100円 580〜4980円
+アシスト月額料(400円)
+定額通話料(1820円)
シンプルにねん 9840円 4580円
+定額通話料(1820円)
ベーシック 1万9800円 1980〜6380円
+定額通話料(1820円)
ベーシック+年とく割2 1万9800円 580〜4980円
+定額通話料(1820円)
ベーシック+にねん得割 1万9800円 280〜4680円
+定額通話料(1820円)
スマートプラン シンプルにねん+アシスト400 100円 4580円
+アシスト月額料(400円)
+定額通話料(1820円)
シンプルにねん 9840円 4580円
+定額通話料(1820円)
ベーシック 1万9800円 5980円
+定額通話料(1820円)
ベーシック+年とく割2 1万9800円 4580円
+定額通話料(1820円)
ベーシック+にねん得割 1万9800円 4280円
+定額通話料(1820円)
他社モバイルデータ通信の料金プランと比較すると、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXよりやや高いものの、NTTドコモのデータ通信プランよりは安い。エリアの広さや移動中の安定性、実効速度を考えると妥当な価格だろう

Pocket WiFi Sはスマートフォンなので、当然ながら通話もできる。通話料は30秒につき18.9円だ。オプションとして、10分以内の国内通話が月500回まで無料になる「通話定額キャンペーン(イー・モバイルサイトを別ウィンドウで開きます)」(月額1820円)や、イー・モバイル同士の通話が無料になる「定額パック24(イー・モバイルサイトを別ウィンドウで開きます)」(月額980円)も用意されている。

話題のSIMフリー対応! ドコモのデータ通信プランでも使える

Pocket WiFi Sの隠れた特徴として、SIMフリー端末という点がある。ただし、SIMフリーといっても端末とキャリアの両方が同じ通信方式や周波数帯に対応していることと、実用的に利用できる料金プランが用意されていることが条件だ。

Pocket WiFi Sが国内で対応している通信方式はW-CDMA/HSPA(下り最大7.2Mbps/上り最大5.4Mbps)で、周波数帯は1.7GHzと2GHz帯のみだ。日本で利用できる通信事業者は、イー・モバイルのほかにNTTドコモとNTTドコモのMVNO(仮想移動体通信事業者)である日本通信、ソフトバンクモバイルに限られる。

800MHz帯には非対応のため、NTTドコモがFOMAプラスエリアとして整備している山間部などでは利用できない。ソフトバンクが近く開始する予定のデータ通信サービスも、おもに1.5GHz帯を利用するため利用できない可能性がある。

日本通信が独自に輸入販売している同じファーウェイ製の同型機種「IDEOS」は、800MHz帯のFOMAプラスエリアにも対応しているが、上りの通信速度は最大384kbpsと、高速通信には対応していない違いがある。

イー・モバイルのスマートフォン用SIMはもちろん、データ通信やプリペイド用SIMも利用できる。NTTドコモや日本通信のデータ通信向け料金プランで契約したSIMだけでなく、海外渡航時に現地の通信事業者から購入したSIMも利用可能だ(画像クリックで拡大)

料金プランだが、NTTドコモの通話向け料金プランだと、以前紹介したSIMフリー版iPhone(日経トレンディネットサイトを別ウィンドウで開きます)と同様にパケット料金だけで1万円を超えてしまう。NTTドコモの回線で利用するには、データ通信専用の料金プランがお薦めだ。ソフトバンクも同様だ。日本通信ならば、通信速度が300kbpsと抑えられているものの、通話サービス込みのプランを利用できる。

■SIMカードを入れ替えての通信速度比較
接続回線 ダウンロード速度 アップロード速度
イー・モバイル 3431kbps 1364kbps
NTTドコモ 3378kbps 1523kbps
※JR川崎駅前において午前中に計測
川崎駅前で実際にイー・モバイルとNTTドコモのSIMカードを交互に利用してみたが、全体で見れば極端に速度が異なることはなかった。データ通信速度の差が出るとすれば、計測地点が上り5.4MbpsのHSUPAエリアに入っているか、もしくはイー・モバイルが圏外になるような郊外地域になるだろう