低コストで導入できるモバイルデータ通信の入門機としてお薦め

Pocket WiFi Sを良くいえば、モバイルWi-FiルーターとAndroidスマートフォンの両方を1回線分の料金で利用できるお得な端末である。周辺のWi-Fi対応機器をイー・モバイル回線へ接続でき、Android端末としてもGmailやGoogleマップといったサービスやさまざまなアプリが単体で利用できる。

だが、どちらの機能も専用の高機能端末と比べるとスペック面で一歩劣っており、すでにモバイルWi-Fiルーターやスマートフォンの利用スタイルが固まっている人には不向きかもしれない。

Pcoket WiFi Sをお薦めできるのは、モバイルデータ通信やスマートフォンに興味があり、試しに使ってみたい人やなるべくコストを抑えて導入したい人だ。もし、2年以内に飽きてしまったり、他社のスマートフォンへ乗り換えたくなったとしても、契約期間中の最低月額利用料は1000円未満に抑えられる。

モバイルデータ通信やスマートフォンが猛スピードで進化しており、最新端末の価値が変動しやすい今の時期だからこそ、両方の要点を備えつつも低価格なPocket WiFi Sはかなり買い得な端末だといえよう。

筆者個人としては、Pocket WiFiとしての機能はもちろん、近年あまりラインアップされなくなった小型のストレートケータイとしても気に入っている。イー・モバイル以外からも、このサイズのスマートフォンやストレートケータイが出てくれればうれしいのだが(画像クリックで拡大)

(文・写真/島 徹)