過去にクレジットカードなどで支払い延滞、カードローン借り入れは厳しい？

延滞の期間、時期によっては借入できないこともあります。

カードローンの審査では、特にその人の過去の借入経験や支払い状況などを記録した「信用情報」の内容が重視されます。ですから、クレジットカード延滞の履歴は、カードローン申し込みにはとても不利です。しかし、延滞経験があると絶対にカードローンは利用できない、ということでもありません。延滞していた期間、そして時期によって利用できるかどうかが変わってきます。

基本的に、クレジットカードの支払いの延滞が「3カ月」以上あると、カードローンの申し込みはかなり難しいと考えましょう。延滞を3カ月以上続けると「金融事故」として信用情報に登録されてしまうからです。金融事故の情報は2年〜5年間は記録として残ります。つまり、3カ月以上の支払い延滞をしてしまったら、最低でも2年間はカードローンの申し込みは厳しいということです。もちろん、カードローンだけでなく、各種ローンや他のクレジットカード利用にも支障が出てくるでしょう。

では2カ月の延滞ならセーフなのでしょうか？それも一概には言えません。2カ月延滞、あるいは1カ月でも複数回延滞していれば借入申し込みを不可としているカードローン会社もあります。

信用情報を管理している機関に問い合わせれば、自分の信用情報を見せてもらえます。不安な方は、カードローンを申し込む前にチェックしておきましょう。

クレジットカードの支払いをうっかり忘れていた、日時や金額を勘違いしていた、などで延滞の経験のある方は少なくありません。しかし、延滞はたとえ1回でも信用情報にすぐキズがついてしまうことを覚えておきましょう。