カードローンとフリーローンは違うもの？

カードローンは返済中何度でも利用限度額まで借りることができますが、フリーローンは返済中の新規借入はできません。

カードローンもフリーローンも、同じように使いみちが自由なローンです。金利はカードローンの方が少し高めなことが多いのですが、それ以外の点ではほとんど同じ。ただ一点の大きな違いは「返済中に追加融資を受けられるかどうか」です。

カードローンは、審査によって設定された「利用限度額」が基準。利用限度額の範囲内であれば借入・返済を繰り返すことができます。しかしその分、利用限度額まで借り増しを繰り返してしまい、のちのち返済に苦労することもありえます。

一方、フリーローンは、最初に契約した時に融資額の全額を受け取ることができますが、その後に追加融資を受けることはできません。一度借りてしまえば、あとは返済するだけです。もしそれ以上に借入を希望する場合は、完済するか、あるいは再度審査を受けて、新たにフリーローンの契約を結ばなければなりません。

返済途中の追加融資ができない点ではフリーローンが不便に思えるかもしれませんが、返済しかできない分、着実に借入残高が減っていきます。カードローンで借入を重ねていくと、完済がどんどん先延ばしになりますが、フリーローンは、延滞などをしない限りは、最初に決めた完済予定日が変更することもありません。自分の家計状況を把握しやすいのは良い点のひとつです。

自分が借入をするときは、カードローンとフリーローンのそれぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。