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電気ポットと電気ケトル、どちらが電気代の節約になる?

電気代 節約(節電)ガイド

更新日:2016年6月21日

電気ポットと電気ケトル、どちらが電気代の節約になる?

電気でお湯を沸かすことを考えてみよう

お湯を沸かすにはいろんな方法がありますが、近年は電気ポットや電気ケトルを使ってお湯を沸かす方も多いようです。特に、電気ケトルは価格も手頃で使い勝手がよく、かわいいデザインのものが増えており、一気に普及した感があります。しかし、お湯を沸かすには内部にヒーターが必要になり、電気代が気になるところです。お湯を沸かす時に利用する、電気ポットと電気ケトル、それぞれの違いや電気代、節約方法などを考えてみましょう。

電気ポットと電気ケトルは何が違う?

電気ポットも電気ケトルも電気によって熱を発生させ、その熱でお湯を沸かします。お湯を沸かす仕組み自体はあまり変わりませんが、大きく異なるのがその機能。電気ポットの特徴は、お湯を沸かすだけでなく、沸かしたい温度を80度や90度に設定したり、その温度で保温し続ける保温機能などがあります。容量も1.5〜2.5リットルのものが主流で、保温性能を高めるために魔法瓶機能がある電気ポットもあります。日常的に多めのお湯を必要とするご家庭に向いています。

一方、電気ケトルは必要なだけのお湯を沸かして使い切ることが前提です。そのため、基本的には保温機能や魔法瓶機能といったものはありませんし、沸かす温度の設定もできません。シンプル機能が特徴で、夫婦や1人暮らしのご家庭に向いています。

  電気ポット 電気ケトル
沸騰
沸騰する温度の設定が可能
保温
魔法瓶機能もあり
×

お湯を沸かす時の電気代をチェックしよう

電気ポットの電気代は、象印のホームページのデータを参考に計算してみます。象印の最上級モデルである「マイコン沸とうVE電気まほうびん 優湯生(ゆうとうせい)」の取扱説明書によれば、2.2リットルを沸騰させるまでの時間が約13分、消費電力は1300Wとあります。つまり、2.2リットルのお湯を沸かすのに必要な電力量は0.282kWh。1kWh当たりの電気代を27円で計算すると(電気代の計算単価は以下も同様です)、約8円(7.614円)となります。

一方、電気ケトルで有名なティファール社のホームページによれば、1.0リットルタイプの電気ケトルで1.0リットルのお湯を沸かす時間が4分30秒(スイッチオフまで)、消費電力は1450Wとあります。1.0リットルのお湯を沸かすのに必要な電力量は0.109kWh、電気代は約3円(2.943円)となります。単純比較はできませんが、これを2.2倍してみると6.6円(6.475円)となります。なお、象印の電気ポットの場合は、2分30秒のカルキ抜き(沸騰を続けることで水道水の中に含まれるカルキ“塩素分”を取り除くこと)の時間が含まれています。このカルキ抜きの時間を考慮して、電気ポットの沸騰時間を10.5分として再計算してみると、消費電力量は0.228kWh、電気代は約6円(6.156円)、1リットルあたりでは約3円(2.798円)となりました。

  電気ポット 電気ケトル
沸騰させるまでの時間 約13分
2.2リットル
4分30秒
1.0リットル
必要な電力量 0.282kWh 0.109kWh
電気代 約8円
(7.614円)
約3円
(2.798円)

湯を沸かす際の電気代は、電気ポットも電気ケトルもあまり変わらないと考えてよさそうです。

電気ポットは保温にかかる電気代が必要。購入するなら魔法瓶タイプを

電気ポットは電気ケトルと違って、いつでも熱いお湯が飲めるように、お湯を保温しています。お湯を沸かす時にかかる電気代は、電気ポットでも電気ケトルでもあまり変わりません。そのため、保温のために消費する電気の分だけ、電気ポットの方が電気代が高くなります。

電気ポットにも様々な機種があり、魔法瓶機能があるものは非常に保温性能が高いので、保温のために消費する電力が少なく節電につながります。

再び、象印のホームページを参考に、電気ポットの電気代をチェックしてみましょう。先ほど同様、象印の「マイコン沸とうVE電気まほうびん 優湯生(ゆうとうせい)」の取扱説明書をチェックすると、1日の消費電力量は0.46kWh(2.2リットルタイプの場合)とあります(1日に2回の湯沸、1回の再沸騰、90度で23時間の保温を行った場合)。この場合の電気料金は約12円(12.42円)。ただし、この機種は魔法瓶機能が備わった最上位モデルで、保温性能が非常に高いことが特徴です(魔法瓶機能があっても機種によって消費電力量が異なり、象印では0.46〜0.78kWhとなっています)。

魔法瓶機能がない2.2リットルタイプの象印の電気ポットとの比較では、同じ条件で1日の消費電力量は0.99kWh〜1.07kWhと魔法瓶機能があるものよりも高く、電気料金も約27円(26.73円〜28.89円)と割高になります。

さきほどご紹介した、お湯を沸かす時の電気代を参考に、1日でどれくらいのお湯が必要か、どの程度の頻度で必要かなどを考えて、電気ポットと電気ケトルを使い分けるのがよいでしょう。また、電気ポットを選ぶのであれば、魔法瓶機能がある機種のほうが電気代は安くなります。

電気ポットはプラグを抜くだけで年間2,900円も電気代が節約できる!

電気ポットは、保温のための電気代がかかるというお話をしましたが、長時間電気ポットを使用しない場合はプラグを抜くほうが節電につながるという結果もあります。経済産業省の「省エネ性能カタログ2015年冬版」によれば、ポットに満タンの水2.2リットルを入れて沸騰させ、1.2リットルを使用後、6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温しないで再沸騰させて使用した場合との比較では、プラグを抜いたほうが年間で107.45kWhの節電、電気代にすると約2,900円(2,901.15円)の節約になると指摘しています。再沸騰の時間が必要になりますが、ひんぱんに電気ポットのお湯を使わないのであれば、“プラグを抜く”という選択肢もあります。

ガスでお湯を沸かした時のガス代はいくら?

お湯を沸かすにはガスコンロでやかんを使うという方法もあります。やかんには保温機能はないので、電気ケトルと同じように必要な時だけお湯を沸かすことになります。 ちなみに、東京ガスのホームページにガスコンロとやかんを使用してお湯を沸かした時の実験結果が掲載されており、1リットルずつ3回で3リットルのお湯を沸かすのに要したガス量は0.064立方メートルとあります。2016年5月現在で東京ガスの基準となる単位料金は1立方メートルあたり142.66円(「〜20立方メートル」の場合)。この数値を使って計算すると、3リットルのお湯を沸かすのに必要なガス代は約9円(9.130円)、1リットルの場合は約3円(3.043円)となります。

ガス料金は契約するガス会社によってかなりばらつきがありますが、東京ガスに関してはお湯を沸かすだけなら電気(1リットル当たり約3円)とあまり変わらないという結果になりました。

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