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ファンヒーターの電気代を安くするには?エアコンと1時間あたりの電気代はどっちが安い?

電気代 節約(節電)ガイド

更新日:2021年1月19日

ファンヒーターの電気代を安くするには?エアコンと1時間あたりの電気代はどっちが安い?

ファンヒーターの電気代を安くするには?エアコンと1時間あたりの電気代はどっちが安い?

ファンヒーターとエアコンの1時間当たりの光熱費

寒い冬を快適に過ごすために欠かせない暖房器具には様々なものがありますが、部屋全体を暖める時によく使う暖房器具といえば、エアコンとファンヒーター。冬は長時間運転することになるため、その光熱費は気になるところです。

なお、エアコンは電気で動きますが、ファンヒーターのエネルギー源には電気、ガス、灯油の3種類があります。今回は、それぞれのファンヒーターでどのくらいの光熱費が必要なのかもあわせてチェックしてみましょう。

まずは、主な暖房器具の1時間あたりの光熱費を安い順に発表しましょう。

暖房器具の1時間あたりの光熱費

暖房機器 光熱費
エアコン 7〜10畳用約5.2円/時
石油ファンヒーター 10〜13畳用約7.1円〜23.8円/時
ガスファンヒーター 7〜9畳用 20号約13.8円/時
セラミックファンヒーター 6〜8畳向け約16.2円〜32.4円/時

エアコンとファンヒーターの光熱費の違いをチェック

エアコンの電気代

1時間当たりの電気代が最も安かったのはエアコン。電気代が高いというイメージがあるエアコンですが、実はそれほど高くありません。

7〜10畳の部屋に適する冷房能力が2.5kWのエアコンの冬季暖房時の消費電力量は596kWh。以下の条件で暖房を使用した場合、

1時間あたりの消費電力量は 596kWh÷5.5か月÷31日÷18時間=0.194kWh
1時間あたりにかかる電気代は 0.194kWh×27円=約5.2円となります。
※消費電力量は資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2019年冬版」を参照

試算の前提

  • エアコンの冷房能力:7〜10畳の部屋に適する2.5kW
  • エアコンの設定温度:20度
  • 1日の使用時間:18時間(6:00〜24:00)
  • 1か月の日数:31日
  • 5.5か月(10月28日〜4月14日)
  • 1kWhあたりの電気代は27円(以下の電気代の計算も同様)

電気ファンヒーターの電気代

電気を使ったファンヒーターといえば、セラミックファンヒーターが一般的。電気を通すと暖かくなる電熱部に特殊加工したセラミックを採用し、熱くなった電熱部にファンで風を送り室内に送風するので、部屋全体を暖められます。

消費電力は600W〜1200W(弱運転〜強運転)で、1時間当たりの電気代は約16.2円〜32.4円と、結構高めです。スイッチが入っている間はずっと一定の電力を消費するので、こまめなスイッチのオン・オフが有効です。

石油ファンヒーターの光熱費

灯油を燃焼して、温風をファンで室内に強力に送風、すばやく部屋を暖める石油ファンヒーター。電気モーターを使ったファンは、点火時こそ300W程度の電力を消費しますが、燃焼時は10〜30W。消費電力量を0.02kWhとすると、1時間当たりの電気代は0.54円と1円未満です。

石油ファンヒーターの光熱費のほとんどは灯油代。トヨトミの「スマートファンヒーター」シリーズの木造10畳・コンクリート13畳タイプ(LC-SL36E)で、最大時の燃料消費量は1時間当たり0.35リットル、最小時は0.099リットルとなっています。
灯油18リットルの価格を1,200円とした場合、最小燃焼時では1時間当たり6.6円、最大に燃焼すると23.3円。 電気代と灯油代を合わせると、7.14〜23.84円となります。

電気代はあまり気にする必要がない金額ですが、灯油代次第で光熱費が上下します。

ガスファンヒーターの光熱費

ガスを燃焼させ、その温風をファンで室内に送風するのがガスファンヒーター。
ファンにモーターを使っているので電力も消費しますが、東京ガスのWebサイトによれば、1時間当たりの電気代の目安は約0.7円と1円未満です。

気になるガス代は、機器の大きさによって異なります。

同Webサイトによると、20号(木造7畳・コンクリート9畳まで用)の1時間当たりのガス代金は約13.8円、35号(木造11畳・コンクリート15畳まで用)は約18.5円、50号(木造15畳・コンクリート21畳まで用)は約27.1円となっています。

ファンヒーターの試算の前提

  • 住宅は木造住宅
  • 外気温5℃
  • 換気回数2回/1時間
  • ガス料金は一般ガス契約(東京地区等)の平均原料価格に基づいて計算
    ※基本料金は除く。2015年4月時点。

ファンヒーターの電気代を安くするには?

ファンヒーターはエアコンに比べ1時間あたりの光熱費は高いことが分かりました。ただ、エアコンの風が苦手な方や加湿機能や空気清浄機能があるファンヒーターのほうがいいという人もいると思います。
では、ファンヒーターの電気代を下げる方法はないのでしょうか。

方法の1つとして最新機種の買い替えがあります。ただ、最新の機種に買い替えれば今より安くなるかもしれませんが、買い替えたとしてもエアコンのように安くはならず、買い替えのコストも発生します。もう1つの方法として、電気料金のプランを見直すという方法があります。プランを見直すだけで買い替えコストもかけず電気代が安くなる場合があります。電気セラミックファンヒーターで東京電力から他の新電力に切り替えた場合を見てましょう。

試算の前提

  • 東京電力は従量電灯Bで120kWhをこえ300kWhまでの従量料金、新電力各社も同様の段階性の料金プランで120kWhをこえ300kWhまでの従量料金
  • 1日の使用時間:8時間
  • 1か月の日数:31日
  • 燃料費調整単価、再生エネルギー賦課金は計算に含まず

電力会社を見直した場合の電気代

 1時間当たりの電気代1か月の電気代
東京電力約16.2円〜32.4円/時約4,018円〜8,035円
新電力A社約13.8円〜27.6円/時約3,428円〜6,857円
新電力B社約14.7円〜29.4円/時約3,652円〜7,303円

エアコンまで安くなることはありませんが、電力会社によってはガスファンヒーターと同じぐらいの光熱費になる場合があります。

新電力会社の電気料金プランは地域電力よりも従量料金が安いプランがあり、同じ機器を利用されても1kWhあたりの電気代が安くなるため、電気代は安くなります。もちろん、その機器だけではなく、ご自宅で利用されている電気機器すべてに適用されます。新電力会社のプランは様々あり、電気の使用量でも金額が異なってきますので、基本料金や従量料金などをシミュレーションでご確認ください。

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エアコンとファンヒーターのかしこい節電方法

エアコンやファンヒーターに限らず、すべての暖房機器に共通なことは、設定温度を無理のない範囲で低く抑えること。

電気代があまり高くないこたつ(1時間当たり約2.7円〜5.4円)や電気毛布(1時間当たり約1.5円)などを上手に併用しながら、設定温度を抑えることができれば、結果的に節電につながり、電気代も安くなります。

また、石油ファンヒーターやガスファンヒーターでは、設定温度を低めに設定することに加えて、すばやく空気の入れ替えを行うことを心がければ、灯油やガスの消費を少しでも抑えることができます。エコモードなどがあれば、積極的に使うことも大事です。

なお、エアコンやガスファンヒーター、石油ファンヒーターには部屋の広さに応じた様々な対応機種がありますが、電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)はあまり広い部屋向けの機種はありません。電気ファンヒーターを効率的に利用するには、断熱性と機密性が高く、あまり広くない部屋(4.5畳や6畳程度)で利用するのがよいでしょう。

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