価格.com

電気・ガス料金

電気料金の安い電力会社ランキング

電気の基礎知識

更新日:2024年04月17日

電力会社10社の電気料金ランキングを公開!

電力会社10社で電気料金の安い電力会社はどこ?

電力小売りの全面自由化が開始されてからは、自分が住んでいるエリアを管轄している電力会社に限らず、契約したい電力会社やプランを自由に選ぶことが可能になりました。近年はエネルギーを取り巻く世界情勢が大きく変化しており、石油や天然ガスなど多くを輸入に頼る日本では電気・ガス料金に大きな影響が及んでいます。国による料金負担の緩和措置が行われていますが、こうした電気料金の値上げが続くとなると家計管理に悩んでしまいますよね。電力会社の発電方法によっては燃料費の影響が少ないなど、それぞれ事情が異なるので今よりも価格を抑えられる場合もあります。今回は各社の電気料金を比較してみましょう。

意外な結果となった電力会社別料金

電力会社には様々な料金プランがありますが、今回は家庭向けで最も一般的な“従量電灯”プランで、30A(アンペア)の契約(アンペア数によって基本料金が異なります)、月間の使用量を300kWh(一般的な家庭の電気使用量です)とした場合の料金を算出しました。なお、“従量電灯”は、毎月必要となる「基本料金」(電力会社によっては「最低料金」となります)と電力使用量に応じて必要な「電力量料金」、燃料費の価格変動に応じて支払う「燃料費調整額」、再生可能エネルギー買い取りに要した費用の負担である「再生可能エネルギー発電促進賦課金」からなります。

北海道電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
1,120円00銭
(30A)
120kWhまで 35円44銭 10,804円
120kWhをこえ280kWhまで 41円73銭
280kWhをこえる 45円45銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-8円59銭、最低月額料金は1契約につき403円70銭となります(2024年2月現在)

東北電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
1,108円80銭
(30A)
120kWhまで 29円71銭 8,603円
120kWhをこえ300kWhまで 36円46銭
300kWhをこえる 40円41銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-10円18銭、最低月額料金は1契約につき359円58銭となります(2024年2月現在)

東京電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
885円72銭
(30A)
120kWhまで 30円00銭 8,626円
120kWhをこえ300kWhまで 36円60銭
300kWhをこえる 40円69銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-9円56銭、最低月額料金は1契約につき321円42銭となります(2024年2月現在)

中部電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
891円00銭
(30A)
120kWhまで 21円33銭 8,269円
120kWhをこえ300kWhまで 25円80銭
300kWhをこえる 28円75銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-0円82銭、最低月額料金は1契約につき266円06銭となります(2024年2月現在)

北陸電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
907円50銭
(30A)
120kWhまで 30円83銭 8,466円
120kWhをこえ300kWhまで 34円72銭
300kWhをこえる 36円43銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-9円37銭、最低月額料金は1契約につき302円5銭となります(2024年2月現在)

関西電力(従量電灯A)

最低月額料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
433円41銭
(15kWhまで)
120kWhまで 20円31銭 7,236円
120kWhをこえ300kWhまで 25円71銭
300kWhをこえる 28円70銭

※燃料費調整額は、15kWhを超える分については1kWhあたり-1円26銭となります(2024年2月現在)

中国電力(従量電灯A)

最低月額料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
712円67銭
(15kWhまで)
120kWhまで 32円83銭 8,398円
120kWhをこえ300kWhまで 39円51銭
300kWhをこえる 41円63銭

※燃料費調整額は、15kWhを超える分については1kWhあたり-10円98銭となります(2024年2月現在)

四国電力(従量電灯A)

最低月額料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
667円00銭
(11kWhまで)
120kWhまで 30円66銭 8,532円
120kWhをこえ300kWhまで 37円28銭
300kWhをこえる 40円79銭

※燃料費調整額は、11kWhを超える分については1kWhあたり-8円69銭となります(2024年2月現在)

九州電力(従量電灯B)

基本料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
948円72銭
(30A)
120kWhまで 18円28銭 7,369円
120kWhをこえ300kWhまで 23円88銭
300kWhをこえる 26円88銭

※燃料費調整額は、1kWhあたり-1円64銭となります(2024年2月現在)

沖縄電力(従量電灯B)

最低月額料金 電力量料金(1kWhあたり) 電気料金(月間)
640円75銭
(10kWhまで)
120kWhまで 40円07銭 9,288円
120kWhをこえ300kWhまで 45円61銭
300kWhをこえる 47円59銭

※燃料費調整額は、10kWhを超える分については1kWhあたり-13.3円銭となります(2024年2月現在)

※電気料金には賦課金を加算しています。賦課金とは再生可能エネルギー発電促進賦課金のことで、単価×使用量で計算されます。すべての電力会社で1kWhあたり1円40銭となります(2024年2月現在)。

気になるランキングはこちら

月間300kWhの同じ電力量を消費しても、10位の最も高い北海道電力では10,804円かかるのに対して、1位の最も安い関西電力では7,236円と3,000円近くもの価格差がありました。以前に比べ、より地域間での価格差が顕著になっています。

また、同じ“従量電灯”というプランなのに基本料金や電力量料金は各社まちまちです。電力小売りの全面自由化が始まってから、各社が様々なプランを提供しています。「基本料金が安いから」や「電力量料金が安いから」という理由だけでなく、料金の仕組みやサービスの中身をしっかり確認したうえで各社の料金プランを検討するようにしましょう。

※記載の料金は2024年2月現在となります

ガソリン代やガス代の割引、ポイントサービスも!
多様化する電気料金プランを賢く選ぼう!

2016年4月の電力自由化によって、一般家庭で自由に電力会社を選択できるようになりました。お住まいのエリアによって、選べる電気料金プランは異なります。電力自由化とは?

価格.comでは、電力会社(電気料金プラン)を切り替えることによって、自宅の電気代がいくら安くなるのかがわかるシミュレーション機能を提供しています。費用もかからず、30秒ほどで簡単に節約額を知ることができます。コツコツ節約するよりも、プランを見直すだけで大きく節約できるかもしれません。契約中の電力会社からご自宅に届く検針票をお手元に用意して、さっそく節約額を検索してみましょう。

東京電力エリアではどのくらい節約できる?

関西電力エリアではどのくらい節約できる?

電気の基礎知識の人気記事

電気の基礎知識へ

あなたの家庭にピッタリの電気料金プランを診断します。電気料金プランシミュレーション
30秒ですぐできる!各社のプランを一括比較 電気料金プランシミュレーション いくら節約できるかチェック 価格.com限定キャンペーン実施中!

このページの先頭へ

Copyright © Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. 無断転載禁止