更新日:2024年04月17日
電気料金の支払いはクレジットカード払い、口座振替、振込みでどれがお得?
「電気料金の支払い方法を変えるだけで節約できる!」といわれても、にわかには信じがたい気がしますよね。もちろん、いきなり半額とか30%オフなんて話ではありませんが、工夫しだいで上手に節約することができます。毎月支払うことになる電気料金、どうせなら少しでもお得な支払い方法を選んではいかがでしょう。
電気料金の支払い方法は3種類
電気料金の支払い方法には、振込み・口座振替・クレジットカードの3種類があります。
振込みは電力会社から届く振込用紙を使って、銀行や郵便局、コンビニエンスストアなどで支払う方法です。支払いを給料日以降にするなど、自分の都合のよいタイミングで支払えるのがポイントです。
口座振替は預金口座から毎月決まった日に自動的に電気料金を支払う方法です。金融機関などに支払いに行く手間がないことに加えて、毎月55円が割引になります。支払い額を少しでも安くしたいという方は、口座振替にされることをお勧めします。ただし、北海道電力、東北電力、沖縄電力では口座振替にしても割引はありません。
クレジットカードを使って支払うこともできます。クレジットカード払いでは、口座振替割引はありませんが、クレジットカード会社のサービスを受けることができます。
口座振替とクレジットカード払い、どちらがお得?
支払い額だけを比較すれば、割引のある口座振替がお得ですが、クレジットカードによってはポイント還元などのサービスがあります。還元率は0.5%が一般的ではあるものの、クレジットカードの種類によっては1.5%以上のカードもあります。
ここで具体的なケースに当てはめて考えてみましょう。
- 一人暮らしの場合
- 月平均の電気料金:約5,500円
- 還元率約1.1%以上のクレジットカードなら口座振替よりもお得。
- ファミリー世帯(4人)の場合
- 月平均の電気料金:約14,000円
- 還元率約0.4%以上のクレジットカードなら口座振替よりもお得。
ポイント還元率が0.4%以上のカードは多くあるので、ファミリー世帯の場合は口座振替で支払うよりも、クレジットカードで支払った方がお得ということがわかります。ただ、例えば「還元率0.5%」のクレジットカードでも公共料金の支払いには還元率が下がる場合もあるので、よく確認するようにしましょう。
支払い方次第で、電気料金は節約することができます。毎月の電気料金を確認した上で、口座振替かクレジットカード払いのどちらを選ぶかを決めるのが得策です。