トルネオ ヴイ VC-S312 スペック・仕様・特長

基本仕様

• タイプ: キャニスター
• 集じん方式: サイクロン
• ヘッド種類: モーター式(自走式)
• 吸込仕事率: 200 W
• 騒音値: 58〜64 dB
• 集じん容積: 0.4 L

サイズ・質量

• 本体寸法(幅x高さx奥行): 220x267x322 mm

カラー

• カラー: メタリックピンク; シルバー

新製品ニュース　東芝、集塵フィルターなしで吸引力が99%以上持続する掃除機

2012年8月8日　20:36掲載

東芝ホームアプライアンスは、サイクロン式掃除機の新製品「TORNEO V（トルネオ ヴイ）」シリーズを発表。「VC-SG512」「VC-SG412」「VC-S312」の計3機種を9月10日より発売する。

新製品では、従来のサイクロン式クリーナー（2012年モデル「VC-SG711」は除く）でゴミと排気を分離していたプリーツフィルターと、自動クリーニングでフィルターの目詰まりを解消していた機構をなくし、新たに12気筒の遠心分離機構をダストカップと一体化した独自の「バーティカルトルネードシステム」を採用。従来の自動クリーニングでフィルターの目詰まりを解消する方式に比べ、吸引持続性能が大幅に向上しており、綿ゴミなどの大きなゴミだけでなく、ミクロのゴミも99.9%まで分離し、吸引力は99%以上持続するという。

さらに、12気筒サイクロン部の小型化と小型軽量の高効率モーターを採用したことで、本体重量約3.3�sを実現。カーボン素材を採用した新開発の延長管とヘッド、ホース径の縮小（従来46mmから40mm)により、本体やヘッド、ホースなどを合わせても標準重量は約4.7kgとなっている。なお、2011年9月発売の「VC-CG511X」と比べてると、本体重量は約33%、底面積は約27%小型・軽量化しており、ホース・延長管・ヘッドの合計重量は約26%軽量化している（「VC-SG512」と比較）。

また、パワーヘッドへの強力モーターの採用と、小型・軽量化が可能になったことで、ヘッドの自走性が向上しているのもポイント。床に対する抵抗も少なくなり、操作時の手への負担も小さくなっているという。グリップは、人間工学に基づき握りのカーブに丸みを持たせた「新らくわざグリップ」を採用。ヘッドは、家具の下の奥までしっかりと掃除（高さ6.5cm以上のすき間がある場合）できる「床ピタ設計」を採用している。

機能面では、自動で消費電力量を最大約52%削減（強モード運転との比較）する「ecoモード」を搭載。「ecoモード」ボタンを押すだけで、床ブラシを持ち上げると6秒後には運転を停止する「節電アイドリング機能」、じゅうたんやフローリングなどの床面検知と床面に合せた最適なパワー制御、ゴミの有無を判別する「ゴミ残しまセンサー」のパワー自動調節という3つの制御が自動で働き、無駄な電力消費を抑えることができる。

このほか、「VC-SG512」と「VC-SG412」の2機種には「ゴミ残しまセンサー」を搭載。さらに上位機種「VC-SG512」には伸縮ロングノズル、付属品用ホース、ロングブラシ、ふとん用ブラシ、洋服布用ブラシ、応用付属品収納バッグ、すき間ノズル、お手入れブラシなどが付属する（「VC-SG412」と「VC-S312」はすき間ノズル、お手入れブラシが付属）。

ボディカラーは「VC-SG512」がグランレッドとピンクゴールドの2色、「VC-SG412」がメタリックオレンジとシャンパンゴールドの2色、「VC-S312」がメタリックピンクとシルバーの2色。市場想定価格は「VC-SG512」が80,000円前後、「VC-SG412」が70,000円前後、「VC-S312」が60,000円前後。

なお、「TORNEO W（トルネオ ダブル）」シリーズの新モデルとして、軽量化した新開発の延長管とヘッド、ホースを採用したサイクロン式クリーナー「VC-SG712」も同時にラインアップされる。ボディカラーはグランレッドとメタリックブラウンの2色。市場想定価格は90,000円前後。