SBC
Bluetoothでのオーディオデータ伝送における必須コーデックであり、多くの機器で対応しています。ただ、音質は他のコーデックに劣ります。
AAC
iTunesやデジタル放送などで使用されているものと同じコーデック。元の音楽ファイルがAACで圧縮されていれば再圧縮されずに伝送されます。iPhoneなどで採用されています。
aptX
SBCよりも圧縮率が低く、広い音域の音をしっかりと再現できます。Android OSのスマートフォンで採用されています。
aptX HD
aptXを拡張し、最大48kHz/24bitに対応した音声コーデックです。
LDAC
ソニーが開発した新しいコーデック。96kHz/24bitのハイレゾ音源をダウンコンバートせずに伝送できます。
複数台同時再生(Bluetooth)
複数台のスピーカーを使用してワイヤレス再生が楽しめる機能。対応モデルを複数台用意すれば、迫力あるサウンドが楽しめます。なお、メーカーやモデルによって対応機器が異なるため、購入前にしっかり確認しましょう。
USB給電機能
USBポートからスマートフォンなどの端末に電源を供給できる機能です。
2014年5月7日 18:43掲載
ソニーは、Bluetoothに対応したワイヤレススピーカーの新モデルとして、「SRS-X1」「SRS-X2」の2機種を発表。6月21日より発売する。
いずれも、Bluetooth 3.0に対応したワイヤレススピーカー。ペアリング設定などをワンタッチで行えるNFCの利用も可能。対応プロファイルは、A2DP、AVRCP、HFP、HSP。対応コーデックはSBC。コンテンツ保護のSCMS-T方式にも対応する。また、ハンズフリーが通話できるほか、バッテリーを内蔵しており、持ち運んで使用することが可能だ。
■球体型を採用した防水モノラルスピーカー「SRS-X1」
球体型で手のひらサイズを採用したモノラルスピーカー。お風呂やキッチン、レジャーでも安心して利用できるJIS IPX5およびJIS IPX7相当の防水性能を備えている。また、重量約185gの小型軽量ながらも、実用最大5Wの高出力を実現。本体下面には、パッシブラジエーターを搭載することで、レンジの広い豊かな音となっている。
さらに、同社製ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-BTV5」にも搭載している、音を効率よく拡散させることで、スピーカーを中心にクリアで広がりのある音場を360度全方位にわたって体感できる、サークルサウンドステージを採用。ステレオペアリング機能にも対応しており、本機を2台接続することで、ステレオでの音楽再生も行える。
このほか、実用最大出力は5W(内蔵バッテリー駆動時2.5W)。本体サイズは78(幅)×80.5(高さ)×78(奥行)mm。重量は約185g。バッテリー駆動時間は約12時間。ボディカラーは、ホワイト、ピンク、バイオレット、ブラックの4色を用意する。
市場想定価格は8,500円前後。
■デジタルアンプを搭載したステレオスピーカー「SRS-X2」
重量約500gの軽量な本体に、実用最大出力10W+10Wの高出力デジタルアンプ搭載したステレオスピーカー。豊かな低音再生を可能にするバスレフ構造を採用した高音質2チャンネルスピーカーシステムを搭載し、パワフルでクリアなサウンドを楽しめる。
また、独自のデジタル信号処理技術を組み合わせて、臨場感ある音を再現する「ClearAudio+」を搭載。音場を広げるサウンドモードを備えており、1BOXスピーカーながらも、セパレートスピーカーのような広がり感のあるステレオサウンドを楽しめる。
このほか、実用最大出力が10W+10W(内蔵バッテリー駆動時5W+5W)本体サイズは171(幅)×60.5(高さ)×56.5(奥行)mm。重量は約500g。バッテリー駆動時間は約5時間。ボディカラーは、ブラック、ホワイトの2色を用意する。
市場想定価格は9,500円前後。