M5A99FX PRO R2.0 スペック・仕様・特長

基本スペック

• チップセット: AMD; 990FX+SB950
• CPUソケット: SocketAM3+
• フォームファクタ: ATX
• 詳細メモリタイプ: DIMM DDR3
• メモリスロット数: 4
• 最大メモリー容量: 32GB
• 幅x奥行き: 305x244 mm

拡張スロット

• PCIスロット: 1 本

ストレージ

• SATA: 7 本
• Serial ATA: SATA6.0G

その他機能

• SLI: ○
• CrossFire: ○
• VRMフェーズ数: 6+2+2

オンボード機能

• オンボードLAN: 10/100/1000
• オンボードRAID: -
• オンボードオーディオ: Realtek ALC892
• オンボードグラフィック: -

新製品ニュース　ASUSTeK、基本性能を向上させたSocket AM3+用マザー

2012年7月13日　12:57掲載

ASUSTeKは、ATXマザーボードの新モデル「M5A99FX PRO R2.0」を発表。本日より発売する。

チップセットに「AMD 990FX」を搭載し、「AMD FX」「Phenom II」シリーズなどのSocket AM3+のCPUに対応したマザーボード。同社のインテルプラットフォーム向け最新マザーボードに搭載されている新機能を反映させた、AMDプラットフォーム向けマザーボード「R2.0マザーボード」の第1弾モデルとなっている。

電源まわりには、トリプルデジタル電源回路の「SMART DIGI+ Power Control」を採用。CPUのコア部とアンコア部（メモリコントローラーなどのコア以外の部分）、メインメモリー用電源回路の3か所をデジタル化することで、より速く正確な電力制御を行うことが可能だ。さらに、ノイズを抑制しており、オーバークロック時の安定性が向上している。

また、デジタル電源回路の制御やシステム全体の電力制御を行う電力管理チップの「EPU（Energy Processing Unit）」と、オーバークロック関連の制御を行うチップ「TPU（TurboV Processing Unit）」の2つの専用の制御チップを搭載し、性能の向上を図る「Dual Intelligent Processor 3」に対応する。

機能面では、CPUやメモリーがなくても、EFI BIOSの更新が可能な「USB BIOS Flashback」に対応。ファンコントローラーには、「Fan Xpert 2」を塔載し、CPUの温度に応じて自動でファンをコントロールするほか、Silentモード（静音重視）やTurboモード（冷却重視）を選択することで、全自動でファンの回転数をコントロールできる。また、グラフを見ながら、CPU温度に応じたファンの回転数を個別に設定することも可能だ。RPM Fixedモードでは、CPU温度が一定の温度を超えるまで、ファンの回転数を最低回転数に固定するといった設定が行える。

このほか、USBポートからの給電機能を強化し、3倍高速に充電する「Ai Charger+」を装備。パソコンがオフやスリープ状態でもデバイスの充電を行うことが可能だ。さらに、USB 3.0ポートの転送速度を高速化する「USB 3.0 Boost」にも対応している。

拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×4（2本のブラックのスロットはx4動作）、PCI Express 2.0 x1×1、PCI×1。メモリーはDDR3-2133（OC）対応スロット×4（最大32GB）。リアパネルのインターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×8、eSATA 6Gb/s×1、ギガビットLAN×1、光デジタル×1、オーディオ入出力などを装備する。

市場想定価格は16,000円前後。