CMT-BT80W スペック・仕様・特長

基本仕様

• 対応メディア: CD; CD-R/RW
• MP3再生: ○
• USB: ○

ネットワーク

• Bluetooth: Ver.3.0、A2DP/AVRCP
• Wi-Fi: ○
• DLNA: ○
• AirPlay: ○

本体

• 最大出力: 40 W
• 幅x高さx奥行き: 481x202x86 mm

新製品ニュース　ソニー、スマホ/ウォークマン/iPhone対応のCDラジオ3機種

2013年4月5日　15:10掲載

ソニーは、CDラジオの新モデルとして、「CMT-BT80W」「CMT-BT60」「CMT-BT40」の3機種を発表。4月20日より発売する。

いずれも、業界初となる、ウォークマン端子に加え、iPod/iPhone/iPadの再生にも対応したUSB端子も備えたCDラジオ。スマートフォン、iPod/iPhone/iPadなどとも、ケーブル1本で接続して機器を充電しながら音楽再生が可能だ。また、Bluetoothでのワイヤレス音楽再生に対応するほか、システムステレオとしては業界初のNFC（Near Field Communication）を搭載。対応スマートフォンなどを本機にかざすだけで、ペアリングや音楽再生をワンタッチで行うことができる。

さらに、Bluetooth接続では、aptX対応の機器との接続が可能。また、AACにも対応しており、iPhoneなどの音声をクリアな音で楽しめる。アンプには、小型・高効率・高音質を実現したデジタルアンプ「S-Master」を搭載。内部構造と筐体設計では、余裕のあるボックス容量を確保することで音質が向上し、筐体の剛性および底面（フットプリント）の面積を増すことで低音の強化を実現。加えて、電源を内蔵することで供給電圧が安定し、ノイズを低減させている。

「CMT-BT80W」「CMT-BT60」は、従来スピーカーの構成要素であるダンパーを用いない独自技術の磁性流体サスペンション構造のスピーカー（Magnetic Fluid Speaker）を採用。入力信号にあわせ上下振動する振動板を正しく駆動するためのダンパーを独自構造に置き換えることで、従来スピーカーと比べ、軽量化を達成。これにより、高感度化が実現し、ボイスコイルから振動板へと伝えられる駆動力の機械的損失や反共振による歪みが低減され、スピーカーユニットとしての反応速度が向上。明瞭感のある高域、ボーカルの息づかいなど特に中高域の再現において高い能力を発揮する。

「CMT-BT80W」は、Wi-Fi（IEEE802.11b/g）通信機能を搭載。DLNAやAirPlayを通じて、ほかの部屋のPCに入っている音楽をワイヤレス再生することが可能だ。操作性では、AndroidとiOS向けに「Network Audio Remote」アプリを用意。対象のモバイル機器にインストールすることで、DLNA経由で他機器の音楽などを再生する際のコントローラーとして使用することができる。

このほか、3機種ともスピーカーユニットには、65mmコーン型フルレンジスピーカーを採用。CDからウォークマンへの録音機能を装備する。アンプの実用最大出力は、「CMT-BT80W」「CMT-BT60」が20W+20W、「CMT-BT40」が5W+5W。

本体サイズは共通で481（幅）×202（高さ）×86（奥行）mm。重量は、「CMT-BT80W」「CMT-BT60」が約3.0kg、「CMT-BT40」が約2.8kg。ボディカラーは、「CMT-BT80W」がブラック、「CMT-BT60」がホワイトとブラックの2色、「CMT-BT40」がホワイト、ブラック、ピンクの3色となる。

市場想定価格は、「CMT-BT80W」が40,000円前後、「CMT-BT60」が35,000円前後、「CMT-BT40」が27,000円前後。