ごみセンサー
ゴミの有無を赤外線センサーで判別し、ランプ等でお知らせする機能です。ゴミの量に合わせて、吸引力を自動でコントロールする機種もあります。
HEPA
JIS規格により、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定められたフィルタ。花粉やダニなどの微細なものもキャッチできるため、空気清浄機や掃除機などに利用されている。
モーター式
ヘッド内のブラシをモーターで回転させ、ゴミを掻き出す方式。高い集じん性能がウリで、絨毯やカーペットが得意ですが、もちろんフローリングでも問題なくきれいにしてくれます。
モーター式(自走式)
モーターの力でヘッドが進むようになっているタイプ。高級モデルに搭載していることが多く、女性でも力を入れずに掃除することができます。その分、ヘッドの重量は重くなります。
エアタービン式
空気を吸い込む力を利用してブラシを回転させ、ゴミを取る方式です。モーター式と比べると吸引力は劣りますが、価格を抑えることができる上、ヘッドが軽いのが特徴です。
吸込仕事率
掃除機の吸引力を表した数値。あくまで吸引力の強さを表すものであり、実際にその掃除機を使って掃除をした場合の能力を示す数値ではない。
2014年2月18日 15:15掲載
米アイロボットの正規代理店セールス・オンデマンドは、ロボット掃除機「ルンバ 800」シリーズを発表。「ルンバ880」「ルンバ870」を3月1日より発売する。
いずれも、新開発の吸引機構「AeroForce クリーニングシステム」を搭載。この吸引機構は、ゴム状の特殊素材を採用したローラー「AeroForce エクストラクター」、強力な空気の流れを作り出す「真空エアフロー構造」、強力でパワフルな吸引気流を作り出す「ハイパワーモーターユニット」の3つの技術によって構成される。これらにより、吸引力が従来モデルから5倍に向上したという(「ルンバ 700」シリーズとの比較。アイロボット調べ)。
また、高速応答プロセス「iAdapt」も装備。数十ものセンサーから送られる情報をもとに毎秒60回以上、瞬時に状況を判断。部屋の形状や広さ、汚れ具合、家具など、さまざまな使用環境に応じて、40以上の行動パターンから最適な動作を速やかに選択する。
さらに、使い勝手も向上。ゴミをかき込む「AeroForce エクストラクター」に特殊素材を採用したことから、髪の毛が絡まりにくく、手入れが簡単になった。また、ダスト容器が従来比1.6倍に増量したほか、ダスト容器のフタが大きく開くようになり、ゴミ捨てやダスト容器の掃除が簡単に行えるようになった。
なお、「ルンバ870」は、「お部屋ナビ」を使って複数の部屋を順番に掃除する「ライトハウス機能」に非対応となっている。
いずれも稼働時間は、通常清掃時間が最大60分、バッテリー稼働時間が最大90〜120分。本体サイズは、353(直径)×92(高さ)mm、重量は約3.8kg(バッテリー含む)。ボディカラーは、「ルンバ880」がブラック、「ルンバ870」がピューターグレーを用意した。
価格は、「ルンバ880」が76,000円(税抜)、「ルンバ870」が66,477円(税抜)。