PMA-SX11 スペック・仕様・特長

• MC/MM対応CR型フォノイコライザーを搭載した、ハイパワープリメインアンプ。低域と高域で音色の違いが出ないフラットな再生が可能に。
• 大電流を流せる「UHC-MOSシングルプッシュプル回路」を採用。十分な電源供給能力を持たせることで120W/8Ω、240W/4Ωの大出力を実現。
• ゲイン固定入力「EXT. PRE」入力端子を装備。AVアンプのプリアウトを接続しフロントスピーカーを共用するなど、ホームシアターシステムと併用できる。

基本仕様

• 本体色: プレミアムシルバー
• 定格出力: 120W/8Ω; 240W/4Ω
• 再生周波数帯域: 5Hz〜100kHz
• 対応インピーダンス: 4Ω〜16Ω
• 消費電力: 380 W
• リモコン: ○

入力端子

• バランス入力: 1 系統
• PHONO: PHONO(MM)×1、PHONO(MC Low、MC High)×1

出力端子

• スピーカー出力: 1 系統

サイズ･重量

• 幅x高さx奥行: 435x181x506 mm
• 重量: 27.4 kg

新製品ニュース　デノン、UHC-MOSシングルプッシュプル回路採用のプリメインアンプ

2015年9月1日　12:39掲載

ディーアンドエムホールディングスは、「デノン」ブランドのプリメインアンプの新モデル「PMA-SX11」を発表。10月中旬より発売する。

Advanced UHC MOSシングルプッシュプル回路を搭載したハイパワープリメインアンプ。大電流を流すことができるUHC-MOS（Ultra High Current MOS）FETをシングルプッシュプルで用いるシンプルな回路を採用。従来機種と比較し、定格電流を30Aから60Aに、瞬時供給電流を120Aから240Aへと倍増し、余裕を持って再生できる。

また、カスコードブートストラップ接続によりUHC-MOSにかかる電圧を一定に保ってつとともに温度安定性を高め、UHC-MOSの音響特性を安定して引き出すことが可能。ヒートシンクには、大型のアルミ押し出し材を用いることで放熱性を高め、電源回路に十分な電源供給能力を持たせることにより、120W/8Ω、240W/4Ωの大出力を実現した。

電源部は、大電流を要求される出力段と安定性を要求される電圧増幅段をトランスの巻線段階から分離しており、整流用のコンデンサーには低インピーダンス電極箔を施した大容量高音質電解コンデンサーを採用。周波数特性の異なる高音質コンデンサーを組み合わせ、高音質化を図ったという。

このほか、電源トランスは砂型アルミ鋳物ケース封入することで、電源トランスから発生する振動を排除し、筐体内のノイズを抑制する。加えて、MC/MMそれぞれに専用入力端子を備えたフォノイコライザーには3個並列接続のCR型イコライザー回路を搭載し、フラットな再生が可能。スピーカー端子はYラグや極太ケーブルを締め込むことができる大型端子を装備した。

主な仕様は、パワーアンプ部の定格出力が120W+120W（8Ω、20Hz〜20 kHz、THD0.1%）、最大出力が240W+240W（4Ω、1kHz、THD0.7%）、周波数特性が5Hz〜100kHz（0〜-3dB）、入力感度がEXT.PRE:1.1V、入力インピーダンスが23kΩ。

本体サイズは435（幅）×181（高さ）×506（奥行）mm。重量は27.4kg。ボディカラーはプレミアムシルバー。リモコン、単4形乾電池×2、電源コードなどが付属する。

価格は380,000円（税別）。