KORG
wavestate
メーカー希望小売価格:-円
2020年2月下旬 発売
スペック・仕様
すべてのスペック・仕様を見る- タイプ
- シンセサイザー
- 鍵盤数
- 37 鍵
- 幅x高さx奥行き
- 565x92x338 mm
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wavestate のレビュー・評価
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満足度
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YouTubeで紹介動画を観ているうちに我慢できなくなり購入。普通じゃない音がいっぱい出せます。ソフトシンセでないと作り難かったニュアンスを、この小さいシンセは簡単に叩き出してくれます。 【デザイン】 最近のKorgの感じ。好きです。 【サイズ・可搬性】 メイン鍵盤では無いので37鍵がベストだと思います。2.9kgしかなく、軽音部の子どもが専用のバッグに入れて学校に持って行く時も、軽くて喜んでいます。ギターボーカルの人がライブ時にちょっとしたSEを出すのにも便利なのではないでしょうか。 【音色・響き】 単体の音色は素直です。と言っても、最終的にはウェーブ・シーケンシング2.0で4つの音色がグワングワンに混ざり、都度ジョイスティックをギュルギュル回すのでカオスです。 【音色の多さ】 多いです。プリセット多めのシンセを久しぶりに購入したのでお腹いっぱいです。 【タッチの良さ】 そもそもこのシンセにピアノタッチを求めていないので十分です。 【作りの良さ】 華奢ですね。壊れやすそうでちょっと心配です。 【機能性】 ツマミが少ないですが、慣れれば問題ありません。 【操作性】 肝のジョイスティックが大変魅力的です。 【総評】 飛び道具系のシンセとして唯一無二です。Logic Pro XのAlchemyのように複雑な音色変化のコントロールがこのシンセは実機でできます。効果音も得意で、すぐにクオリティの高い映画のサントラのような音が作れます。ウェーブ・シーケンシングが素晴らしく、4つのレーンをそれぞれ設定でき、かつ変化させられるというのが他のシンセサイザーには無い機能です。デジタルシンセの長所が濃縮されています。 テクノに良しハウスに良しヒップホップに良し。The 1975のようなカッティング多めのロックの後ろにうっすら流しても良し。曲作りであと一味足りない時、魔法の調味料になってくれます。触っていて本当に楽しいシンセです。
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1990年代初頭に発売され、ワンフィンガープレイのリズミックシーケンスで一世を風靡した名機Wavestationを現代的に新解釈した機種。アメリカで企画開発が行われたそうである。 【デザイン】 旧Wavestationの典型的国産デジタルシンセサイザースタイルとは異なり、非常にコンパクトかつ旧モデルと全く似ていない。旧モデルの重厚なタッチと異なり、現代風ではあるが、少々安っぽい。価格が当時の4分の1程度であるからやむを得ない。 【サイズ・可搬性】 オールプラスチック筐体で小さいが、現代の基準ではサイズの割にやや重く感じる。絶対的には軽いので、持ち運びには苦労しない。 【音色・響き】 旧Wavestationは4レイヤー音色のミックス比を変化させるベクターシンセシス、ショートPCM波形を並べて順番に再生し、ダイナミックな音色変化が得られるウェーブシーケンスの特殊な音作りができたが、実際にそれらの特殊な音色はプリセット音色全体の1/5ぐらいしかなく、他はエレピやオルガン等の一般音色であった。特殊なシンセとはいっても、普段使いもできるように考えられていたのである。本機は特殊音色に特化しており、ダンス系シーケンスやアンビエントパッド、過激なリード音色がプリセットの主体で、平凡な音色は見当たらない。音のグレードは価格なりであるが、特殊な音ばかりなので気にならない。 ウェーブシーケンス2.0はレーンという概念が導入されており、ピッチ・発音タイミング等を独立して変調でき、ツマミでの操作も可能であり、複雑なリズムを生成する。旧作以上に狙った音作りは大変であるが、効果は強烈であり、他のどんなシンセとも似ていない音を出せる。 【音色の多さ】 1音色あたりのデータ量が100KBほどと少ないのに対し、内蔵フラッシュメモリストレージの空き領域は余裕があり、膨大な音色をストックしておける。プリセットの音色数も多い。 【タッチの良さ】 旧作のヤマハ製FS鍵盤とは全く異なり、最近のKORG廉価シンセ用標準鍵盤である。フルサイズ鍵盤ではあるが、それほどの弾き心地はない。キーボーディスト向け製品ではないので、質はこのぐらいで十分である。 【作りの良さ】 運悪く初期不良を引いてしまい、早々に修理する羽目になったので減点した。 【機能性】 ターゲットが非常に狭い特殊なシンセであり、その目的は十分に達成できる機能を有している。汎用シンセではないから、汎用シンセが装備しているべき機能のいくつかは欠落している。ファームウェアアップデータのセットアップが難しかったり、USBでグラウンドループが発生したりなど扱いづらい面はある。 【操作性】 音作りのためのハードウェア操作子が多いので、フィルター以降の減算シンセシス部分は容易に扱える。オシレータは特殊かつ複雑なため、小さな有機ELディスプレイとにらめっこして作ることになり、操作性はよくない。 【総評】 ダンスフロア向けリアルタイムプレイシンセとして再定義した新感覚のWavestationである。シネマティックなドローンを作るのにも役立つ。エフェクトバスやエフェクトの種類が減らされていたり、マクロ定義機能がなかったりなど旧作のすべてをカバーしていないため、旧作を思慕する人の代替とはなりえない。流行のビートをElectribe等とは別の方法で生成し、リアルタイムで変化させるマシンライブ用ツールであり、その特徴を理解しないと「旧作の方がよかった」ということになりがちである。守りに入りがちな老舗ブランドが、このようなニッチ向けの製品を大胆にリリースしたことは驚きである。
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