DCD-900NE スペック・仕様・特長

基本仕様

• 周波数特性（最小）: 2 Hz
• 周波数特性（最大）: 50 KHz
• 再生可能ディスク: CD-R; CD-RW
• 対応ファイルフォーマット: MP3/WMA/AAC/WAV/FLAC/ALAC/AIFF/DSD/PCM
• ハイレゾ: ○
• サンプリング周波数: MP3/WMA/AAC：48kHz; ALAC：96kHz; WAV/FLAC/AIFF：192kHz
• 量子化ビット数: WAV/FLAC/ALAC/AIFF：24bit
• カラー: シルバー系

接続端子

• 光出力: ○
• 同軸出力: ○
• アナログ出力: ○
• USB端子: USB タイプA(USB 2.0 ハイスピード)×1

サイズ・重量

• サイズ: 434x107x328 mm
• 重量: 4.9 kg

新製品ニュース　デノン、ミドルグレード「900シリーズ」からプリメインアンプ/CDプレーヤーを発表

2022年5月18日　11:33掲載

デノンは、HEOS Built-inプリメインアンプ「PMA-900HNE」、およびCDプレーヤー「DCD-900NE」を発表。6月下旬から発売する。

「900シリーズ」は、デノンのHi-Fiコンポーネントのラインアップにおいて、ミドルグレードに位置づける機種。ネットワーク機能を搭載したプリメインアンプ、およびCDプレーヤーという2モデルを展開する。

■HEOS Built-inプリメインアンプ「PMA-900HNE」

デノンのフルサイズHi-Fiアンプとして初という、HEOS Built-in製品として展開。Amazon Music HDやSpotify、AWA、SoundCloudなどのストリーミングサービス、インターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー（NAS/PC/Macなど）やUSBメモリー、AirPlay 2対応機器、Bluetooth機器など、多彩なソースからの音楽再生をサポートする。

仕様面では、192kHz/24bitまでのPCM信号に対応する光デジタル入力を3系統、同軸デジタル入力を1系統装備。また、パワーアンプに、Advanced High Currentシングルプッシュプル増幅回路を採用する。

さらに「PMA-900HNE」では、デノン110周年記念モデル「PMA-A110」の構成に準じて、従来の差動3段アンプと比較して発振に対する安定性にすぐれる、差動2段アンプ回路を装備し、「より素直な音質傾向」になったという。

また、プリアンプも刷新し、「PMA-A110」と同様の可変ゲイン型プリアンプおよび電子制御ボリュームを使用し、「ノイズレベルの劇的な改善を果たした」と同社では説明する。オーディオ回路に使用される高音質コンデンサーや抵抗などのパーツの一部には、「PMA-A110」のために開発されたデノン専用のカスタムパーツを使用した。

ボディカラーはプレミアムシルバー。

価格は132,000円。

■CDプレーヤー「DCD-900NE」

「DCD-900NE」は、音楽CDの再生に加えて、CD-RやCD-RWに記録したMP3やWMAファイルの再生にも対応。フロントパネルに装備したUSB-A端子では、USBメモリーに記録されたDSD（2.8MHz/5.6MHz）ファイル、および最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源などの再生をサポートする。「PMA-900HNE」と同様に、アナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」も搭載した。

また、D/Aコンバーターには、クラスを超えた高性能な32bit対応D/Aコンバーターを採用。「差動電流出力タイプのD/Aコンバーターであるため、ノイズに強く、I/V変換回路での独自の音作りが可能になるというメリットを備える」と同社では説明する。

さらに、アナログオーディオ用電源回路は、「DCD-A110」などの上位モデルと同様に、アナログオーディオ回路への電源供給に最適化されたフルディスクリート設計へとアップグレード。ブロックコンデンサーには、「試作と試聴を繰り返してサウンドマスターが厳選した」という、デノンカスタムの大容量（3300μF）ブロックコンデンサーを採用する。このほか、アナログオーディオ出力端子には、L/R独立タイプのピンジャックを新たに装備した。

ボディカラーはプレミアムシルバー。　

価格は77,000円。

※2022年7月8日追記：搭載技術について、同社のリリース訂正にあわせて、初出から内容を修正しました。