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S6000

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2025年12月19日 発売

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S6000 のレビュー・評価

(4件)

満足度

4.71

集計対象4件 / 総投稿数4件

  • 5
    75%
  • 4
    25%
  • 3
    0%
  • 2
    0%
  • 1
    0%

集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています。

  • 本機の音をひとことで表すならタイトルの通りなのですが、同じSシリーズの中なら、個人的にはS5000の方が好みです。ですが、「BAらしい音」を求める方なら、間違いなく本機の方が良いでしょう。 S5000が「濃厚系」だとするなら、本機は「さっぱり系」でしょうか。 以下に書く「たとえ」は意味不明に感じられるかと思いますが、そこを敢えて言及すると、 ・夏場に人気の「冷やし中華」で例えるなら、S5000が「胡麻だれ」に対し、本機は「酢醤油」といったところですか。 ・S5000の温度感を、風呂の適温より少し高めの43℃とするなら、本機は夏場に嬉しい39℃くらい、とか。 ・色で例えるならS5000が濃い目の山吹色に対し、本機は明るめのシルバー。 ・そのイヤフォンで聴きたい音、ということで言うなら、S5000なら独奏ヴィオラか独奏チェロ、もしくはピアノ。本機なら独奏ヴァイオリン、もしくはチェンバロ、ギター。 ・水で例えるなら、S5000がコントレックスあたりのミネラル分豊富な硬水なのに対して、本機の方は純水に限りなく近い超軟水、といった感じです。 S5000の項でも買いたように、S5000の音は「粘度の高さ」を感じさせますが、一方で本機の方は、もっとあっさりした爽やかさやスムーズさが追求されている感じです。 要するに、S5000の方は「いろいろな成分が混合した音」のように感じるのですが、本機はそうした不純物を徹底的に濾し取った音のように感じるのです。 で、私の個人的好みで言うなら、「多種の成分が複雑に混ざり合った音」の方に惹かれるんですね。その意味で、味わいの濃さと深みはS5000の方がワンランク上に感じられます。 本機(S6000)の音は充分素晴らしく美しいものの、何と言うか「味も素っ気もない、単なる蒸留水」を飲まされているような感じで、面白さや魅力には今ひとつ欠ける感じがあるわけです。 この音なら、更に言うなら「この価格帯」であれば、本機でなくても同じような音が聴けるイヤフォンは他にいくらでもありそうかな、と思わないでもない。 …と、ここまで書いてきて、何やらS5000だけを一方的に持ち上げて本機をサゲているように思われるかもしれませんが、決してそのような意図はありません。 強いて言うなら、S5000が完全な5点満点とすれば、本機は4.4点でギリギリ5点に届かない、といったところでしょうか。 ですが、本機(S6000)の基本的な素性は充分素晴らしく、価格相応の満足感は得られます。 インピーダンスは驚異の225Ωということで、finalらしい変態チックなイヤフォンですが、超ハイ・インピーダンスとは思えないほど鳴らしやすいイヤフォンです。 元来私はバランス接続にはあまり興味がないのですが、本機の場合は、このハイ・インピーダンスで駆動させるためにもバランス接続するしかなかったのだろうと思います。アンバランス接続だと再生機器側に相当なハイパワーが求められそうで、そうなるとモバイル環境では使い勝手が悪くなるのでしょう。 もちろん「鳴らしやすい」とは言っても、さすがに一般的なイヤフォンと比べれば相応の再生環境は整えてやらないと宝の持ち腐れになりますが、しかし少なくとも「225Ω」という数値から想像されるよりは扱いやすさがあります。 次に、ケーブルはS5000と同様、しなやかで取り回しは良好ですし、装着感も(形状が同じなので当然ですが)S5000と同等です。 若干タッチノイズは気になるところですが、この点については、そもそも私はそこまで重視しませんので問題ありません。 ということで、S5000とは本機とでは、最終的にはどうしても音質面での差異に注目が集まる訳です。 メーカーの公式サイトを見る限り、本機とS5000とでドライバーユニットが同じものが採用されているか否かは分からないのですが、この両者の音のキャラクターの違いを見ると、S5000とは違うドライバーユニットを搭載している可能性もありそうです。 筐体の材質の違い(真鍮とクロム銅)やインピーダンスの違いだけで、ここまで音色が変わるものなのかが分かりません。筐体の内部構造も若干違いがあるかも知れないのですが、換言すると、そのくらいのレベルでこの両者には明確な「音のキャラクターの差」があるということです。 この辺りになってくると、最早「音質の優劣」というのではなく、「音の個性の差」の話になってくるので、あとは個人毎の好みの問題になるかと思われます。 即ち、価格が高い上位モデルの方が音が良い、と単純に決めつけるのは不適切だということですね。 私の場合は、上で再三書いているように、この両者では(僅差ではあるものの)S5000の音の方に好感を持つのですが、かといって本機の音を評価しないという訳ではありません。 完全に「好み」だけの話です。 S5000はクラシックやジャズなどのアコースティック音源を色濃く、艶っぽく、ある種の「色気」を伴って聴きたい時にマッチする音かと思いますが、本機の方はハイレゾ時代に対応した「現代的、スタイリッシュ且つスマートな表現」で聴き込みたい時に合うイヤフォンかと思います。 この両者は一度聴き比べをすれば、間違いなく一発で「どちらが自分の好みに合うか」が分かりますので、もし両方買うことが無理であれば試聴は必須でしょう。 逆に言えば、この2つは(もし予算的に大丈夫なら)両方とも購入して、使い分けをする楽しみ方が面白いのではないかと思います。 Sシリーズは(S4000も含め)、単純に価格だけでなく、その「音のキャラクターの違い」から、結構明確に好みが分散しそうです。「高額な機種の方が良い」とは一概に言えないという意味では、嘗てのBシリーズに相通じるところがありそうです。 ということで、S4000からS6000までの3機種に関する限り(S3000は未聴のため除外)、私の個人的な好みの順番を言うなら、S5000≧S6000>S4000、といったところになります。 現時点で4機種ラインナップされているSシリーズは、いずれもfinalのBAイヤフォンの意欲的な傑作として、非常に高く評価できると思います。

  • 慣れ親しんだA5000をそろそろ買い替えるつもりでS6000を購入してみましたが比較できるようなキャラでは無く、どちらを残すか悩んでしまいました。 A5000は価格を抑えながらも一般的な聞こえ方のイヤホンのエリートクラスと感じられる性能で、対してS6000は音が耳に届くまでのスペースが感じられるような、余裕のある、ヘッドホン的聞こえ方と感じます。とはいえヘッドホン的迫力はありませんし、他のイヤホンとの比較でもダイレクト感は無いです。この辺はS6000の良いところなのでしょう。 ヘッドホン的聞こえ方ながら音の精細さはイヤホンのもの(というか大半のイヤホンより細身な音)、という感じなので優れモノではあると思います。 が、付帯音のような成分があるのが気になってしまい私にとってこのイヤホンはA5000の2倍の価格で手に入れたかったものかと自問すると微妙なところ。 どうしたものかと悩んでいたところ試しにS6000とA5000の付属ケーブルをとっかえっ子しました。 A5000が非常にクリアな音になり、昔持っていた時の記憶との比較なのですがA8000にかなり近いです。A8000に対してよく言われるシャープネスと、ベリリウム由来とされているスピードまでA5000に与えられた気がしてしまいます。ギターが刻むリズムがとても心地よく【S6000ケーブルA5000】の高性能感はなかなかのものだと思います。 A8000を手放した理由は、高性能なのですが音楽というより信号を聞いているような気分になり、胸が苦しくなってしまうからでした。しかしこのA5000はそこまでカリカリにはならないのか、苦しくなるような感覚は全くありません。 これを私は非常に気に入ってしまい、S6000へ払った対価の大半はケーブルへのものであったのだと購買原理を置換。 S6000も高域よりでやや神経質な音色ではありますが、ダイレクトではないので聞こえ方的には落ち着いて聞くには適しているのでオプションになります。 それにA5000ケーブルで聞くS6000はちょうど気になっていた付帯音のようなものを抑えてくれるようで、結果どちらも手に置くこととなりました。 【追記】 ケーブルが本体でイヤホンはおまけの様な書き方をしましたが改めます。 私は自然な音が好きなので最初の方はあんまりだったのですが、S6000の美音系の音色に耳が慣れたかもしくはエイジングが済んだのか、今では手持ちのメインを張れるイヤホンだと思い直しています。 なにを持ってそう思うようになったかですが、このイヤホンで聞くボーカルは無視しづらいという点です。毎曲目を閉じたくなるイヤホンであり、そう感じさせる時点で私にとって優秀な製品であることに間違いはなさそうです。 何がそうさせるのでしょうか。ボーカルを覆うこのイヤホン特有のムード・響き・余韻が中心に現れるそれの存在感を引き立てているのかも知れません。 あと全体的に線の細い音ですがボーカル部分は音源には存在しない音が添え木みたいに補強しているように感じます。(最初はここが大きなネガティブでした) 目を瞑りのめりこみたくなるその歌声は、質も聞こえ方も決してリアルではないですが、これがリスニングサウンドなのだと納得させられた次第です。 ※ここまでの再レビューはA5000の付属ケーブルでS6000を聞いた印象を書いたものです。 そのままも良いですが私的にはこの組み合わせがしっくり来ました。

  • BA2機という構成ながら、極端な高インピーダンスのイヤホンであり、その辺の検証も含めたレビューです。長文多謝。 【音質総合】 シャープで鮮烈、スカッと爽やかな音です。中高域〜高域の音色美はさすがにBA機です。音場はそれほど横に広がる方ではありませんが、分離が良く、立体感や明晰さが際立っています。 2機BAの対向配置というシンプルな構成のため、当然各帯域のつながりには何の問題もありません。兄弟機のS5000は、真鍮筐体による独特のまったりした世界観が売りなようですが、このS6000は、普通にBAのリファレンス的な路線を目指したイヤホンだと思います。 【高域〜中高域の音質】 シンバルや歯擦音の刺激は明確にあるものの、刺さる感触はありません。A6000などでも感じましたが、最近のfinalは、以前よりも少しシャープさを増した、くっきりした高音を出してくる印象があります。ボーカル帯域は自然と前に出て、音色の美しさと相まってとても聴きやすいです。 【低域の音質】 BA2機にしては、低音は出ている方だと思います。音色は自然でリアル、バスドラムやスネアドラムの低音成分のアタックも、BAにしてはかなりよく表現できていると思います。 量感の不足について気にされる方が多いかと思いますので、あえて他のドライバー構成のイヤホンと比較すると、MoondropのKXXX〜Kadenzのラインや、BQEYZのCloud、LETSHUOERのCadenza4あたりと同等の量感は出ていると思います。 つまり、「ダイナミックドライバーを積んでいるけど低音はやや控えめにしているイヤホン」と同程度の量は出ている、という感じです。 【極端な高インピーダンスに関して、再生環境ごとの検証】 225Ω(感度96dB/mW)というスペックですので、音量は他の一般的なイヤホンより小さめとなります。自分のソニーNW-WM1AM2の場合、他の一般的なイヤホンで音量ゲージ50(最大値は120)で聴いている音源は、このS6000だと80まで上げる必要があります。 音質的な面で、並のDAPで駆動力が足りるのかという部分については、据置アンプで比較してみました。ティアックUD-505-Xで鳴らしてみたところ、帯域バランスに大きな差は現れず、音場の広さ、分離感、音色美で優位になる印象です。 公式サイトには、スマホでも鳴らせるとの表記があり、Xperia 1 VIで一応試してみました。本機は4.4mm端子がデフォルトなので、3.5mmアダプターを使ってのアンバランス接続となりますが、やはり帯域バランスに関しては意外と崩れない印象です。音場や解像度が劣るのはやむを得ないところで、これは他のイヤホンでも同じです。 私としては、音量を上げる必要はあるが、廉価の機材で鳴らしても意外と崩れない、ボーカルが引っ込んだり低音が出なかったりというような情けない音にはならない、というのが結論です。イヤホンを据置アンプで使うのも嫌なので、今後もNW-WM1AM2との組み合わせで使っていきます。 【遮音性】 BA機ですので、筐体に大きなベント(通気孔)は開いていません。そのため、この形状にしては遮音性は良い方です。その分、ケーブルのタッチノイズは大きめとなり、自分は付属のイヤーループの使用が必須となっています。 【リケーブルについて】 端子はいわゆる埋め込み2pinで溝付きのタイプ。埋め込み部分が長めに取られたケーブルでないと使えませんので注意が必要です。なお、付属ケーブルは単結晶銅のまったりしたキャラクターのもので、銀メッキ線などに変えると高域が刺々しくなる傾向があります。 【総評】 これぞ現代のBAイヤホンのリファレンス、と言いたくなる、総合力の高いイヤホンです。その昔、初めてUltimate EarsのBAイヤホンを聴いたときの新鮮な驚きを思い出しました。音量の問題と、低域の量感について不安な人は、ご自身の再生装置を持ち込んで店頭で試聴されることをお勧めします。

  • S6000のレビューをすべて見る

S6000 のクチコミ

(3件/1スレッド)

  • 解決済み

    ナイスクチコミ1

    返信数2

    2026年2月17日 更新

    当方Final heavenE愛用者です。同じクロム銅筐体の本機が気になっています。hevenEの中音、ボーカルの艶が気に入っていますが、S6000音質は同じ傾向でしょうか? もし両機聴き比べした事ある方いれば、ご教授お願いします。

  • S6000のクチコミをすべて見る

S6000 のスペック・仕様

基本仕様
タイプ カナル型
接続タイプ 有線(ワイヤード)
駆動方式 バランスド・アーマチュア型
プラグ形状 4.4mmバランス
インピーダンス

インピーダンス

インピーダンス

電力の抵抗を示す値で、小さくなるほど音が大きくなります。

225 Ω
音圧感度

音圧感度

音圧感度

この値が大きいほど、大きな音を鳴らすことができます。

96 dB
コード長 1.2 m
機能
リケーブル

リケーブル

リケーブル

ケーブルを取り外して、交換できるイヤホンやヘッドホンです。音質を自分好みに調整できるというメリットがあります。

カラー
カラー その他
サイズ・重量
重量 28 g
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S6000 の関連ニュース

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