掃除機の選び方
「キャニスター型とスティック型って何?」「サイクロンと紙パック方式はどちらがすぐれているの?」「ロボット掃除機って便利?」など、掃除機を選ぶ際の疑問を解消。スティック型やキャニスター型、ハンディ型など各タイプの特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。
2023/4/20 更新
ひとくちに掃除機といっても、さまざまなタイプがあります。ここでは、スティック型やキャニスター型などのメインタイプのほか、ロボット掃除機、ハンディ掃除機……など、各タイプの特徴を紹介。目的や用途、ライフスタイルに合ったタイプを見つけましょう。
タイプ | スティック型 | キャニスター型 | ロボット掃除機 | ハンディタイプ | 2in1(2way)タイプ |
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吸引力 | |||||
取り回しの良さ | ― | ||||
特徴 | 縦置きできる掃除機。本体にバッテリーを搭載したコードレスタイプが多く、充電スタンドからさっと取り出して使える手軽さが魅力です。近年は、バッテリーの駆動時間が長く、吸引力も向上しています。 | 本体に車輪が付いており、掃除をしながら引っ張って移動させるタイプ。吸引力が最も強く、多くのゴミを集められます。最新モデルは、ハイパワーの吸引力を備えつつ、小型・軽量化が進んでいます。 | 自走式の掃除機です。自動で掃除してくれるので、たとえば留守中に使うことで掃除の効率アップが可能。吸引タイプのほかに、水拭きやから拭きに対応した拭くタイプの製品も増えています。 | スティック型よりもコンパクトなハンディ型は、必要なときにさっと使える手軽さが特徴。バッテリーを搭載したコードレスタイプが多く、車内やソファの上、卓上などの掃除に向きます。 | スティック型とハンディタイプなど、複数形状の掃除機として使うことができる製品で、双方の良さを兼備したモデルといえます。1台の掃除機でさまざまな場所を掃除したい人に向きます。 |
こんな人に最適! | ・1回の掃除にあまり時間がかからない。 ・比較的狭いエリアの掃除用。 |
・掃除機はパワー(吸引力)にこだわる。 ・広い家の掃除用。 |
・掃除の負担を軽減したい。 ・家を空ける時間が長い。 ・2台目の掃除機を探している。 |
・コンパクトサイズの掃除機を探している。 ・気がついたときにさっと使える掃除機が欲しい。 ・細かいところも掃除機でしっかりと掃除したい。 |
・1台の掃除機であらゆる場所を掃除したい。 |
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縦置きできる掃除機。取り出しが容易で、手軽に掃除ができる点がメリットです。コードレスタイプが多いですが、近年はバッテリーの駆動時間が長くなり、メインの掃除機としての需要が高まっています。ただし、連続使用時間には限度があるため、それほど広くない家屋での利用に向いています。メイン用としてはもちろん、キャニスター型と併用し、サブの掃除機としての利用も◎。なお、キャニスター型と比較すると吸引力は劣ります。
掃除機を選ぶ際に悩むのが集じん方式です。「吸引力の持続時間」「消耗品とそのコストの有無」「ゴミをこまめに捨てる必要があるか」などが使用感の差となります。なお、ゴミを吸い取る性能については、特に差はありません。
吸い取ったゴミをそのまま紙パックにためるタイプです。ゴミに直接触れないので衛生的ですが、ランニングコスト(紙パック代)がかかります。なお、紙パックにゴミがいっぱいになると吸引力が低下します。
吸引したゴミをダストケースにためていく集じん方式が「ダストケース(ダストボックス)式」です。サイクロン式は、スティック型の掃除機で主流の集じん方式で、ゴミを高速回転させてゴミと空気を分離し、掃除機本体のダストボックスにためていきます。吸引力が落ちにくく、紙パックも不要です。そのほか、ダストケースではなく、掃除機に装備されている「カプセル」にゴミをためていく集じん方式もあります。この方式は主にマキタの製品に採用されています。どの方式も紙パックが不要な点がメリットである一方、ゴミを定期的に捨てる必要があります。
ダストケースは丸洗いできると◎
ダストケース(ダストボックス)に集じんする方式の場合は、細かい粉じんなどを吸った後、ゴミを捨ててもダストケースの中にその粉じんが残り続けてしまう場合があります。ダストケースを丸洗いできるタイプであれば、より衛生的に保つことができます。
掃除機の集じん力は、吸い込み性能だけでなく、ヘッドの性能によっても大きく左右されます。ヘッドの種類は、主に「モーター式」「モーター式(自走式)」「エアタービン式」の3種類に分けられます。ゴミをかき出す性能は「モーター式」のほうが優秀ですが、その分、コストが高くなります。
ヘッドの種類 | モーター式 | モーター式(自走式) | エアタービン式 |
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特徴 | ヘッド内のブラシをモーターで回転させ、ゴミをかき出す方式です。絨毯やカーペットにからんだゴミもかき出して吸い取る高い集じん性能が特徴。各メーカーの中級モデルの機種に搭載されている機能です。 | 自走式は、モーター式と同じ仕組みに加えて、モーターの力でヘッドが進むようになっています。力を入れずに掃除機がけが行えますが、ヘッドの重量はやや重くなります。各メーカーの高級モデルに搭載されている機能です。 | 空気を吸い込む際の力を利用してブラシを回転させ、ゴミを吸い取る方式です。モーター式と比べると吸引力は劣りますが、より安価で、かつヘッドが軽いという特徴があります。 |
カーペット | |||
畳 | |||
フローリング | |||
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吸引力が続くサイクロン式クリーナー
サイクロン式クリーナーの代名詞ともいえるダイソン。強力な遠心力により微細なゴミまで空気から分離させるほか、パワフルな吸引力が持続する点が最大の特徴です。1回の充電での運転時間が長く多彩な機能を搭載した「Dyson V」シリーズを中心に、軽量・パワフルな「Dyson Digital Slim」シリーズ、約1.5kgと最も軽い「Dyson Micro」シリーズを展開。フローリング専用の「Dyson Omni-glide」も人気です。
幅広いラインアップを展開
日立は、豊富な機能を搭載したハイスペックモデルから手軽に使える2in1タイプまで、幅広いラインアップの掃除機を展開。「パワーブーストサイクロン」シリーズは、ツールを組み合わせることで、床だけでなく高い場所なども「立体的に」掃除することができます。また、「ラクかるスティック」シリーズは、約1.1kgと軽量ながら、強力な吸引力を兼備した掃除機として人気です。
高い集じん力に貢献する「ブラシタイプノズル」
パナソニックのコードレススティック掃除機に共通しているのがブラシタイプのノズル。フローリングの溝からもしっかりとゴミをかき出し、高い集じん力を発揮します。小型軽量のハイパワーモーターを採用した「パワーコードレス」シリーズは、パワフルな吸引力が特徴。壁ぎわのゴミもしっかりと吸い込む「パワーノズル」が装備されています。
プロ仕様の充電式コードレスクリーナー
電動工具メーカーのマキタは、プロ向けの充電式コードレスクリーナーを中心に展開。マキタのクリーナーは、同社の他製品と互換性が高く、共通で使えるリチウムイオンバッテリーを搭載しています。紙パック式、カプセル式、サイクロン式の異なる集じん方式を備えた豊富なラインアップが魅力です。
メイン用途の掃除機として最もオーソドックスなタイプ。ゴミを吸い取る力(吸引力)が強いことが最大の特徴です。また、コンセントから電源を取るタイプが多く、パワフルな吸引力が持続する点もポイント。最新モデルはハイパワーの吸引力を備えつつ、小型・軽量化が進んでいます。なお、本体に車輪が付いており、掃除をしながら引っ張って移動させる必要があるので、スティック型と比較すると取り回しやすさでは劣ります。
掃除機を選ぶ際に悩むのが集じん方式です。キャニスター型の掃除機は、紙パック式とサイクロン式の2種類の集じん方式があります。「吸引力の持続時間」「消耗品とそのコストの有無」「ゴミをこまめに捨てる必要があるか」などが使用感の差となります。なお、ゴミを吸い取る性能については、特に差はありません。
吸い取ったゴミをそのまま紙パックにためる方式です。ゴミに直接触れないため衛生的ですが、ランニングコスト(紙パック代)がかかります。なお、紙パックにゴミがいっぱいになると吸引力が低下します。
サイクロン式は、ゴミを高速回転させてゴミと空気を分離し、掃除機本体のダストボックスにためていく方式。吸引力が落ちにくく、紙パックも不要です。ただし、ゴミを定期的に捨てる必要があります。
掃除機の集じん能力は、吸い込み性能だけでなく、ヘッドの性能によっても大きく左右されます。ヘッドの種類は、主に「モーター式」「モーター式(自走式)」「エアタービン式」の3種類に分けられます。ゴミをかき出す性能は「モーター式」のほうが優秀ですが、その分、コストが高くなります。
ヘッドの種類 | モーター式 | モーター式(自走式) | エアタービン式 |
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特徴 | ヘッド内のブラシをモーターで回転させ、ゴミをかき出す方式です。絨毯やカーペットにからんだゴミもかき出して吸い取る高い集じん性能が特徴。各メーカーの中級モデルの機種に搭載されている機能です。 | 自走式は、モーター式と同じ仕組みに加えて、モーターの力でヘッドが進むようになっています。力を入れずに掃除機がけが行えますが、ヘッドの重量はやや重くなります。各メーカーの高級モデルに搭載されている機能です。 | 空気を吸い込む際の力を利用してブラシを回転させ、ゴミを吸い取る方式です。モーター式と比べると吸引力は劣りますが、より安価でかつヘッドが軽いという特徴があります。 |
カーペット | |||
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フローリング | |||
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コードの長さもチェックしておこう!
キャニスター型の掃除機はコンセントから電源を取るタイプが主流です。そのため、購入前に電源コードの長さをチェックしておきましょう。部屋の数や広さによりますが、コンセント(電源口)が少ない場所で使用する場合には、少し長めのコードを選ぶとよいでしょう。家庭用の掃除機の大半は電源コードが約5mです。なお、クリーナーの電源コードは、消費電力が300W以下のものは3.9m以上、300W以上のものは4.9m以上と、JIS(日本工業規格)で規定されています。
電源コードの長さで選ぶ
ゴミを強力に圧縮するサイクロン式クリーナー
東芝は、目詰まりするフィルターをなくすことで吸引力の低下を抑えたフィルターレスサイクロン式の「トルネオV」と、コンパクトながら強い吸引力が持続する「トルネオ ミニ」の2タイプのサイクロン式キャニスター掃除機を展開。いずれも高い吸引力とゴミを強力に圧縮するパワーが特徴です。そのほか、軽量で持ち運びやすい紙パック式の掃除機もラインアップされています。
手入れの手間を軽減する「からまないブラシ」
パナソニックのキャニスター掃除機は、サイクロン式の「プチサイクロン」と紙パック式の「Jコンセプト」の2タイプから選べます。全体の構造やゴミの捨て方、アタッチメントの種類などが異なりますが、どちらのタイプにも、髪の毛やペットの毛がほとんどからまない「からまないブラシ」を搭載し、手入れを簡単にする工夫が施されています。
使う人に合わせた豊富なラインアップが魅力
日立のキャニスター掃除機は、サイクロン式と紙パック式の2タイプを展開。サイクロン式は、力強い旋回気流でゴミと空気を遠心分離し、吸引力を持続させる「パワーブーストサイクロン」と、軽量ボディで移動や取り回しがしやすい「パワかるサイクロン」の2シリーズを展開。紙パック式の「かるパック」シリーズは微細なゴミも逃さず排気をきれいにするほか、ゴミ捨ても楽な構造です。
「ルンバ」などに代表される自走式のロボット掃除機です。自動で掃除してくれるので、たとえば留守中に使うことで掃除の効率をアップできます。最新モデルは賢いうえにパワフルですが、部屋の隅や細部の掃除が苦手です。家具やラグなどと干渉してしまうこともあるので、物が多い部屋の掃除には向きません。なお、ゴミを集じんする「吸引タイプ」、水拭きやから拭きに対応した「拭くタイプ」のほかに、両方に対応した兼用タイプも登場しています。
ロボット掃除機を購入する場合には、ゴミを吸い取って本体内にためる「吸引タイプ」と、フローリングの水拭き・から拭きができる「拭くタイプ(水拭き、から拭き)」のどちらが必要なのかを明確に決めましょう。ロボット掃除機の選び方ガイドでは、連続使用時間や充電時間、スマホとの連携機能、ゴミの捨て方などの購入前にチェックしておきたいポイントについて詳しく解説。iRobotやエコバックスなど、主要メーカーの特徴について詳しく紹介しています。
コンセントから電源を取るタイプです。連続運転が可能で、パワフルな吸引力が持続します。ただし、電源コードが届く範囲でしか利用できません。
バッテリーを内蔵することで、コードレスで利用できるタイプです。コードがないぶん、取り回しがしやすいというメリットはありますが、連続使用するには限りがあります。
「吸込仕事率」は、掃除機がゴミやホコリを吸い込む能力を「W(ワット)数」で示したものです。W数が高いほど、吸引力が強いことを表しています。ただし、「吸込仕事率」は、吸引力の強さを表したものであり、実際にその掃除機を使って掃除をした場合の能力を示す数値ではありません。なお、絨毯の奥などに入り込んだ細かいハウスダストまで吸い込むには、最低でも300W程度の吸込仕事率が必要だといわれています。
吸込仕事率で探す
掃除機を使っているときの動作音の大きさです。デシベル(dB)という単位で表され、数値が大きいほどうるさいといえます。集合住宅などで夜間や早朝に使用する場合は、騒音値が小さいものを選びましょう。あくまでも目安ですが、騒音を気にする場合には、動作音(騒音値最大)が60dB未満の製品を選びましょう。
0.3μm(マイクロメートル)の粒子を99.97%除去する性能を持つフィルターです。このフィルターを通せばクリーンな排気が可能で、小さなお子様がいる家庭に向いています。
ゴミの有無を赤外線センサーで判別し、ランプ等で知らせてくれる機能です。ゴミの量に合わせて、吸引力を自動でコントロールする機種もあります。
一般的にサイクロン式の掃除機はフィルターの掃除が必要ですが、製品によって掃除方法などが異なります。丸ごと水洗いできるフィルターの場合は、定期的に丸洗いすることで衛生的に保てるのはもちろん、高い吸引力を持続させやすくなります。
ダストケースを丸洗いできるモデルです。細かい粉じんを吸った後、ダストケースの中にその粉じんが残り続けてしまうケースがあるため、丸洗いできるタイプを選ぶと、より衛生的です。
スティック型よりもさらにコンパクトなハンディタイプの掃除機は、必要なときにさっと使える手軽さがウリです。バッテリーを搭載したコードレスタイプが多く、車内やソファの上、卓上などの掃除に便利。細かいところを掃除できる小さな掃除機が欲しい人に最適です。小型の製品が多いので、収納スペースもそれほど必要としません。
2in1(2way)タイプは、スティック型とハンディタイプなど複数形状の掃除機として使うことができる製品で、双方の良さを兼備したモデルといえます。使用場所によって使い分けができるので、1台の掃除機でさまざまな場所を掃除したい人に向きます。
本体を肩にかけて、移動しながら掃除できるタイプです。棚の上や車の中など、キャニスター型では掃除しにくいところをラクに掃除できます。本体は比較的軽めな製品が多いです。一般家庭でも使用可能ですが、事業所やオフィスなど広いスペースを清掃する用途に向きます。
掃除機のようにゴミを吸い取るわけではなく、高温のスチームを使い、蒸気の力で汚れを落とす製品です。キッチン周りやお風呂場の掃除など、水拭きなどで取れない頑固な汚れを落としたいときに便利です。そのほか、足の汚れなどでベタベタしてしまうフローリングの清掃にも◎。キッチンや細かい場所をきれいにしたいのであれば「ハンディタイプ」、主に床掃除に使うなら「スティックタイプ」、長時間しっかりと掃除をしたいなら「キャニスタータイプ」が適しています。加熱方式には、頑固な汚れに適したボイラー式と、加熱時間が短く手軽に使えるパネル式があります。
サイクロン方式でもフィルターがあるので目詰まりしてきます。
紙パック式よりは長く吸引力を維持できますが、まったく変わらないわけではありません。メンテナンスをしないと、サイクロン方式でも吸引力は低下していきます。
原則的にはそうですが、ほかの要素も重要です。
吸込仕事率は純粋に吸い込む能力を表した数値であり、これが大きいほど吸引力は高くなります。ただし、きれいに掃除するためには、ヘッド部分の性能など他の要素も重要です。そのため、吸込仕事率は吸い込む力の目安として捉えるとよいでしょう。
最近の製品は、バッテリーとモーターの性能が向上しており、よりパワフルかつ長時間の利用が可能になっています。
最近の製品は、バッテリーとモーターの性能が向上しており、よりパワフルかつ長時間の利用が可能になりました。通常モードで30分以上使える製品も多く、普通の家庭であれば問題なく掃除できるでしょう。
使用することはできますが、耐久性に劣ることもあるので注意しましょう。
掃除機メーカーが出している正規品より、他のメーカーが出している紙パックのほうが安いのは確かで、対応機種であれば問題なく装着できます。しかし、格安品は耐久性に劣るケースがあります。紙パックはフィルターの役割も果たしているので、破れてしまうと汚れた空気をそのまま排気してしまう可能性があります。紙パックは正規品を使うことをおすすめします。
「2in1タイプ」やアタッチメントの豊富な掃除機を選ぶとよいでしょう。
「2in1タイプ」の掃除機であれば、通常時はスティック型掃除機として使用しつつ、車内やソファの上、卓上などを掃除したい場合はハンディタイプとしても使用できます。また、最近は、ミニヘッドや隙間ノズル、布団ヘッドなどのアタッチメントが豊富に搭載されている製品も増えています。
エコモード(節電モード)
絨毯とフローリングなど、掃除する床面に応じて動作モードを変更し、節電してくれる機能です。掃除する人の動きやごみの量に応じて動作モードを調整してくれる機種もあります。