Favorite以外の,触ったことのある,もしくは手元にあるレンズのリスト.それに対するごくごく個人的な評.『弘法は筆を選ばず』とはよく言ったものでありんす.
smc PENTAX-DA★ 55mmF1.4 SDM
『天使のレンズ』すべてのものが厳かで静謐な空気と聖なる光を纏う。花嫁さん撮りにはピッタリかも。FAシリーズと違ってしっとりしていて、表現は好きですので、これもできたら手放したくないです。挙動もおとなしく静かですが、ピントは極難…。
17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO (ペンタックス用)
『物撮り専用?!』 *再評価中羽のトラブルに始まり、レンズ自体の劣化具合、うるさくて止まらないAF、図のゆがみ具合、等どうしても好きになれなかったレンズ。一番の理由はこれで人を撮るとやわらかさが抜き取られて変に強そうにいじわるっぽくなってしまうような気がしたことだと思う。最近、K-01につけてみて、絵に透明感が出て、印象が少し違うので、軽くて便利ではあるし、もう少し使ってみようと思います。
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6ALII
『弘法は筆を選ばず』『女子カメラ』出たてで評判がよく、当時徒歩100m内のキタムラにあったせいで入手したレンズ。つけてすぐ室内で撮って超絶がっかりしたのをおぼています。全部がしょぼくれて汚く見えた…。キットでK10Dを買っていたら速攻一眼から撤退していたでしょう(笑)。それが、偶然、設定を違えるとすごく好みの絵になり、また驚いたものでした。AFも悪くなく、便利でこの方も恩師ですね。
Planar T* 1.4/50 ZK
『パラレルワールド』『北欧』とにかくファインダーを息をのみました。 使いこなしたいと思いましたが,ピント合わせが難しいわりに肝心の子どもが思うように撮れなくてどうしても別人になってしまう(誇張と美化とかでなくて)。カメラに取り組む感じになってしまうので,迷いつつ手放しました。別のディメンションを映し出しているのだろうというのはいうのはぞくぞく……。またいつか出会いたいです。
FA77mmF1.8 Limited
『時を止める』『Never ending story』これはひとが撮ったやつがとても好きだったのですが、自分ではとても難しいと感じているレンズです。使うたびに違う印象で、どういう絵が出てくるかまだまだ予想もできない。なんとも言いようのないレンズです。
LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. L-X025
『宝の持ち腐れ』『重厚』しっかり描いてくれるレンズですが、キットレンズが好きすぎるせいか、相対的に暗い所で役にたつ、ということ以外、あまり使えてません(キットレンズのほうが空気を柔らかさとか空気とかが写せる感じ)。DMC−L1以外の別の躯体で稼働させたり、もっと追い込んだりすれば、凄い絵が撮れそうなので、もったいないですが、スタンばってます。実物と銘も好きです。でも重い(笑)
Distagon T* 2/28 ZK
『フォレスター』『森の色』躯体がしっかりしていて、稼働率高く、安全で、視野がよく、運転しやすく乗り心地も良く、世界がみずみずしく森林浴してる気分です。と、運転が楽しいフォレスターと使用感がかぶるかも(笑)。自分が好きなコシナのレンズは全部、色を感じます。形というより、空気というより、かれらにしか出せない色があると感じさせます。そして、その色が好きです。
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