日本エイサー株式会社
代表取締役社長
・(セン) 國良 氏
―― このたびは、パソコン関連カテゴリ大賞の受賞おめでとうございます。acerの製品は、半年前に行った2006年上半期のプロダクトアワードにおいても、パソコン関連カテゴリで大賞を受賞しましたが、それに続いての受賞となりました。これは快挙ともいえる結果ですが、率直なご感想をお願いします。
・氏 受賞のお話をいただいたときは、耳を疑いました。「本当にAL1916が?」という感じでした。そこで早速、価格.comのユーザーレビューや掲示板を確認しましたが、実際に高い評価をいただいていて、驚くと同時に、このような光栄な賞をいただけたことに感謝したい気持ちでいっぱいです。
―― この製品が評価されたポイントはどこだと思いますか?
・氏 私たちacerの製品作りのコンセプトは「よりよいものをリーズナブルな価格でお届けする」、あるいは、「同じ価格であれば、よりスペックの高いものをお届けする」というものです。今回賞をいただいた「AL1916」に関しても、このようなコンセプトで開発し販売したものです。19インチ液晶ディスプレイの低価格帯の製品としては、他社以上の高いスペックを実現できたと思っています。その結果として、高いコストパフォーマンスを実現することになり、この点が評価されたのだと思っています。
―― 実際にユーザーレビューなどを見てみると、「圧倒的にコストパフォーマンスがよい」という意見が多いですね。正直言って、スペックについてはもっとよい製品もありますが、「この価格帯で考えると非常に満足している」といった意見が多かったのが印象的です。
・氏 実は、液晶ディスプレイを構成する主要パーツである液晶パネルの価格というのは、かなり波がありまして、安定しているわけではありません。しかし、その価格の波をうまく吸収しながら市場に供給できるよう、私たちは多大な努力をしています。その結果として、高いコストパフォーマンスを常に維持していられるのです。これがacerの持つ強みだと思いますし、最終的にこうした点が、このような高い評価につながったのだと思います。
―― ワールドワイドでは世界で4番目の売り上げを誇るPCメーカーとして知られている「acer」というブランド自体、国内ではまだ知らないという人も多いようですが、今回の受賞は、消費者が、ブランドではなく、性能やコストパフォーマンスできちんと評価した結果だと思いますが、いかがでしょうか?
・氏 本当にありがたいことだと思っています。私たちはプロモーションにそれほどお金を使っているわけでもありませんし、正直言って、日本市場ではまだまだ認知度が低いブランドだと思っています。こうした状況の中で、お客様自身のクチコミ評価によって、acerの商品の認知度が上がり、このような高い評価をいただけたことについては、ユーザーの皆さんに感謝したい気持ちでいっぱいです。
―― 今後の展開などありましたら、お願いします。
・氏 2006年上半期に引き続き、年間大賞でも、私たちacerの液晶ディスプレイが受賞したことは、本当に喜ばしいことです。ただ、acerは液晶ディスプレイのほかにも、ノートPCのラインアップも充実していますし、徐々に日本市場でも販売チャネルを広げています。来年はぜひノートPCでも、こうした賞を受賞できるよう頑張りたいと思います。ご期待ください。
| ブトーカ さん |
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| たぼす さん |
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| おてこ さん |
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| ケロロ&ギロロ さん |
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| mochoi さん |
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19インチクラスで25,000円前後で購入可能という、群を抜く高コストパフォーマンスが高く支持された結果の受賞。視野角やデザインなどの面ではやや評点が低いものの、最終的な満足度としては、5点満点中4.9と非常に高いポイントをあげている。レビューの内容も、決して最高スペックではないが、この価格であれば十分に満足、という評価が目立った。なお、パソコン関連カテゴリでは、2006年上半期のアワードでも同社の17インチ製品が受賞しており、Acerの液晶ディスプレイ製品のコストパフォーマンスの高さを裏付ける形となった。