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No.055 2011年 パソコン利用状況調査!

総評

今回の「価格.comリサーチ」では、今や誰もが使っているであろう「パソコン」について、その活用状況などをうかがった。ご存じのように、パソコンという製品は、ここ10年ほどで非常に低価格化が進んだこともあって、すでに「一家に一台」という状況から「一人に一台」というレベルにまで普及が進んできている。それだけパソコンの「日用品化」が進んだということで、今やパソコンは「あって当然」な製品になりつつあると言っていい。

そんな日用品化されたパソコンが、現在家庭の中でどのように使われているのか。まず、パソコンの購入タイミングであるが、いずれかの時期で多いとか少ないということはなく、比較的コンスタントにパソコンの買い替えや買い増しは行われているということがわかった。すでにパソコン自体は十分に高性能化しており、買い替え需要も下がってきているのではないかという憶測もあるが、パソコン自体が価格下落によって買いやすくなっていることもあり、需要自体はそれほど下がってはいない様子がうかがえる。現に直近の1か月以内でも4.9%の人がパソコンを新規に購入しており、また今後年内にパソコンを購入する予定があるという人も22.0%に上った。これらから見て、必ずしも、消費者のパソコンの購入意欲が衰えているとは言えない状況が浮かび上がってくる。

なお、家庭におけるパソコンの種別に見ると、デスクトップパソコンとノートパソコンの所有率はほぼ同規模という状況となった。最近の売り上げ構成で見ると、ノートパソコンがデスクトップパソコンの2倍以上(台数ベース)という状況になっているが、従来からの資産に加え、「自作パソコン」という潜在的な需要もあることから、今でも家庭においてはデスクトップパソコンを使用している割合は高い。なお、最近人気が急上昇中の「タブレット端末」(ここではあえてパソコンのカテゴリに含んでいる)についても、すでに6.5%の人が所有しており、ブームが起こってからわずか1年程度でかなり家庭にも浸透していることがわかった。

このような「スマートフォン」の普及によって、従来パソコンで行っていたことの多くが代用できるようになった影響についても調べてみた。まず、パソコンの利用頻度であるが、これについては、87.1%の人が家庭で毎日パソコンを使うとしており、全体の97.5%が「最低でも2日に1回は家庭でもパソコンを使う」という結果になった。また、パソコンを使って行う各種の作業時間も、全般的にスマートフォンよりも長めであり、スマートフォンの普及によって、パソコンを使わなくなるということはほとんど起こっていないようだ。利用用途もインターネットやメールなどは両者で重なるが、パソコンでないと行えない、画像編集や動画編集といった作業や、決済が必要な通販・ショッピングなどは、今でもパソコンで行うという人が多い。

さらに今回は、パソコンのタイプ別に、搭載している機能ごとの満足度も調査した。その結果、デスクトップパソコン、ノートパソコンとも、液晶画面の大きさやきれいさについては満足度がおおむね高く、製品デザインについても満足度は総じて高いという結果になったが、肝心の「処理速度」に関しては、どちらも満足度が低めという結果になった。また、数年前に人気を博した「ネットブック」については、その設計思想上致し方ない部分も多いのだが、全般的に満足度が低めという結果。逆に、最近人気の「タブレット端末」に関しては、全般的に満足度が高めになっており、ネットブックからタブレット端末へのシフトが起こっていることを裏付ける結果となった。

合わせて、家庭内のネットワーク環境に関しても聞いたが、インターネット回線はすでに光ファイバーが6割を超える割合となっており、ほぼ主流になっていることがわかった。また、スマートフォンやタブレット端末の普及でますます需要が高まりつつある「無線LAN環境」であるが、こちらについてはまだ半数にやや満たない状況にとどまっており、今後の普及拡大の余地があることをうかがわせる結果となっている。

調査対象:
価格.comID 登録ユーザー
調査方法:
価格.comサイトでのWebアンケート調査
回答者数:
11,921人
男女比率:
男90.8%:女9.2%
調査期間:
2011年8月11日〜2011年8月17日
調査実施機関:
株式会社カカクコム

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