Windows 8、またはWindows 8搭載パソコンを購入した理由:「価格が安かった」が44.4%とダントツ。タッチパネルを利用したかった」は5.9%にとどまる
「Windows 8」あるいは搭載パソコンを購入した人に、購入した理由について聞いた。もっとも多かった回答は「価格が安かった」というもので、44.4%という圧倒的な割合になっている。こちらに関しては、前述したような、アップグレード版のキャンペーン価格での提供が大きく影響しているものと思われる。「Windows 8」に関しては、これまでのOSよりも、その提供価格が大幅に引き下げられているが、この価格面でのメリットによって、かなり多くのユーザーが乗り換えを検討したことが読み取れる。
次に多かったのは、「常に最新のOSを使いたいから」というもので、30.7%を占めた。これに「処理が速そうだから」(25.9%)が続く。こうした理由は、OSのアップグレード時には必ず一定数あるものだが、今回の「Windows 8」に関しても、やはり処理面での速さを期待する向きは多かったようだ。この後でも解説するが、「Windows 8」に関しては、カーネルレベルでの軽量化が図られているため、起動やスタンバイからの復帰などの時間が、これまでの「Windows 7」までよりも短縮されている。そうした前評判に基づいて、「Windows 8」を購入したという人も一定数いることがわかる結果だ。
なお、「Windows 8」のもうひとつの特徴でもある「タッチ操作」については、あまり購入の理由になっておらず、「タッチパネルを利用したかった」という回答はわずか5.9%にとどまった。
【図2 Windows 8、またはWindows 8搭載パソコンを購入した理由】

Windows 8を利用している(していた)パソコンのタイプ:タッチパネル機能が無いパソコンが8割近くを占める結果に
「Windows 8」あるいは搭載パソコンを購入した人に、どのような種類のパソコンで「Windows 8」を利用している(いた)かを聞いた。
もっとも多かったのは、「タッチパネル機能なしのデスクトップパソコン」で40.3%。これに「タッチパネル機能なしのノートパソコン」が37.7%で続く。「図1-3」「図1-4」の結果とも合わせて考えると、これらのパソコンのユーザーの多くは、従来の「Windows 7」搭載パソコンからアップグレードしたユーザーだろう。「Windows 8」の特徴のひとつに、タッチパネルでの操作があるが、多くのユーザーはこの機能の恩恵にはあずかっていない。また、「Windows 8」の発売を機に、新しくパソコンを購入したという層の多くもここに含まれるが、こちらもタッチパネル機能の搭載されていないパソコンを選択している人がほとんどで、ユーザーの多くは、「Windows 8」のタッチパネル機能にそれほど重きを置いていないことが見て取れる。
逆に、「タッチパネル機能あり」のパソコンを購入したという人は、ノートパソコンで6.9%、デスクトップパソコンで3.8%と、合わせても10.7%しかいない。これにタブレットPC、コンバーチブルPCを加えても14.8%と少数だ。「Windows 8」の特徴のひとつであるタッチパネル機能に関しては、まだ1〜2割のユーザーにしか訴求できていないことがわかる。
【図3 Windows 8を利用している、またはしていたパソコンのタイプ】

Windows 8購入後の継続利用率: 82.0%が、継続利用。2割近くは使用をやめている
「Windows 8」を購入した人の中で、今でも「Windows 8」を使い続けているという人の割合を出したところ、82.0%という継続利用率であることがわかった。逆に言うと、18.0%の人は、「Windows 8」を一度は利用したものの、今では使っていないということになる。この結果から推察される結果としては、価格の安いアップグレード版を購入したものの、少し試してみて、また元のOSに戻したという人の割合が2割近くもいるということだ。この結果から見る限り、「Windows 8」の満足度はそれほど高いわけではないということが推察される。
【図4 Windows 8を継続利用しているか】

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