空気清浄機の価格帯:「20,000円以上〜25,000円未満」(18.7%)、「15,000円以上〜20,000円未満」(17.7%)。10,000円〜30,000円がボリュームゾーンか
購入した空気清浄機の価格帯を回答してもらった。もっとも多かったのは、「20,000円以上〜25,000円未満」のゾーンで18.7%。次いで、「15,000円以上〜20,000円未満」のゾーンが17.7%と続く。総じて、2万円前後で購入したという人が多く、ボリュームゾーンは15,000〜25.000円と言えるが、これは価格.comの「空気清浄機」カテゴリーで現在売れ筋の製品の価格帯ともほぼ合致している(今年2013年春の製品価格はやや高めで推移しているが)。消費者が空気清浄機の購入に踏み切りやすい価格帯は、およそ15,000〜25.000円前後で、その前後5,000円を含めた10,000〜30,000円が、空気清浄機の価格帯のボリュームゾーンと言ってよさそうだ。
【図9 購入した空気清浄機の価格帯】

所有している空気清浄機の満足度:77.3%が何らかの効果を実感。「消臭・脱臭」「集塵」の効果実感度は7割に上るも、「除菌」「イオン放出」は3割程度にとどまる
所有している空気清浄機に対して、ユーザーはその効果をどれくらい実感しているのか、満足度で聞いてみた。結果として大半を占めたのは「やや効果を実感している」というもの。全体の61.5%の人が、空気清浄機に対してある程度の満足度を得ているようだ。また、15.8%の人は「大変効果を実感している」と回答しており、合計すると約4分の3に当たる77.3%の人が、購入した空気清浄機に対して何らかの効果を実感していることがわかった。逆に、「効果を実感していない」という人は13.9%、「まったく効果を実感していない」という人は2.9%いた。
この結果を、機能別に見たのが図11のグラフだ。効果を実感している機能としては、「消臭・脱臭機能」と「集塵機能」が突出しており、全体の70%程度の人が効果を実感していると回答している。これに対し、あまり効果を実感できていない機能としては「除菌機能」や「イオン放出機能」があげられる。これらのものは目に見えないものだけに効果がわかりにくいが、効果を実感している人が3割程度なのに対して、実感していない人が4割程度いることから、実感としては効果を感じていない人のほうが多いことがわかる。なお、「加湿機能」に関しては、搭載していない製品も多く「わからない」が多数を占めたが、効果としては実感している人のほうが明らかに多く、これも実感値としては効果ありと言ってよさそうだ。
【図10 所有している空気清浄機に対する満足度】

【図11 所有している空気清浄機に対する満足度(機能別)】

空気清浄機の手入れ頻度:「1ヶ月に1回程度」(23.2%)、「1ヶ月に1回以上」(20.9%)と、半数近くが1ヶ月に1回の頻度でお手入れを実施
空気清浄機はフィルターの清掃など、定期的なお手入れが必要な製品だが、実際にはどれくらいの頻度でお手入れを行っているのだろうか。
結果(図12-1)を見ると、「1ヶ月に1回程度」あるいは「1ヶ月に1回以上」という割合がどちらも20%を超えており、半数近い人が、1ヶ月に1回くらいの頻度で何らかのお手入れを行っていることがわかった。製品の方式別に見ると(図12-2)、「加湿空気清浄機」のお手入れ頻度がかなり高いが、これは主に加湿機能で使う水トレイや水タンクの清掃が大きな割合を占めるものと思われる。なお、加湿機能なしの空気清浄機で見ると、お手入れの頻度はやや下がる傾向にある。これは、フィルター式の空気清浄機ではホコリなどを取り除くプレフィルター清掃くらいしか、それほど頻繁に行うべきお手入れがないからだろう。
【図12-1 空気清浄機のお手入れする頻度】

【図12-2 空気清浄機の方式別お手入れする頻度】

空気清浄機のフィルター交換頻度:「おこなっていない」(38.5%)、次いで「1〜5年に1回程度」(23.5%)。大半が交換未実施
最後に、空気清浄機に用いられるフィルター(集塵フィルター)の交換頻度を聞いた。もっとも多かったのは「おこなっていない」で38.5%。次いで「1〜5年に1回程度」が23.5%という結果で、多くの人がフィルター交換を行っていないことがわかる。このような結果になったことには、最近の空気清浄機の多くが「10年フィルター交換不要」をうたっていることが大きく影響しているものと思われる。主要3メーカーの主力製品は今やすべて「10年フィルター交換不要」となっており、消費者の側も交換しなくていいという認識に立っているため、フィルター交換をすること自体がなくなってきているのだ。
ただし、集塵フィルターは使用しているうちにどんどん汚れがたまっていき、あまりたまりすぎると、本来の集塵効果を発揮できなくなる恐れがある。説明書にも書かれているとおり、できれば数年おきのフィルター交換を行うことが推奨されているのだが、実際にはほとんど交換しないというのが現実であるようだ。
【図13 空気清浄機のフィルターを交換する頻度】

![]()


