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No.069 空気清浄機についてのアンケート! -花粉・有害物質対策してる!?-

空気清浄機を最も利用する時期:「1年中」が61.1%。「春」(19.5%)や「冬」(16.9%)の集中利用も多い

空気清浄機という製品は1年中利用できる製品であるが、実際の利用状況を聞いてみたところ、「1年中利用している」という人が全体の61.1%を占め、多くの人が通年で空気清浄機を稼働させていることがわかった。ただし、花粉症が多く発生する「春」にもっとも多く使うという人が19.5%いるほか、部屋の空気が乾燥し、インフルエンザなどが流行しやすい「冬」にもっとも使うという人も16.9%(おそらくは加湿機能付きの空気清浄機と思われる)いるなど、冬や春に集中して利用するという人も4割近くに上っている。

【図5 空気清浄機を最も利用する時期】

図5:空気清浄機を最も利用する時期

空気清浄機の購入理由:「花粉症」対策 (51.5%) がトップ。話題の有害微粒子「PM2.5」は2.3%と低い結果に

空気清浄機を購入した理由でもっとも多かった回答は、「花粉症」対策で51.5%。半数を超える人が花粉症対策のために空気清浄機を購入しており、これは、2年前の同様の調査から変わらない最大の理由となっている。次いで多かったのが、「風邪の予防(ウイルス対策)」で41.2%。こちらもかなりの割合を占めている。さらに「空気環境が悪い」(21.5%)、「その他のアレルギー症状の対策」(20.9%)、「タバコの臭い」の消臭(18.7%)なども比較的多い購入理由となっている。

2年前の同様の調査でも、ほぼ同じような傾向が見られたが、「空気環境が悪い」「タバコの臭い」といった購入動機がやや減少し、以前より「花粉症対策」と「風邪の予防(ウイルス対策)」の2点に目的が絞り込まれてきている印象を受ける。なお、この春大きな話題となっている、有害微粒子「PM2.5」への対策という回答は2.3%にとどまった。

【図6 空気清浄機の購入理由(複数回答)】

図6:空気清浄機の購入理由(複数回答)

空気清浄機の購入時期:「2010年12月以前」(49.6%) がダントツ。加湿空気清浄機の普及により、風邪・インフルエンザ対策として秋冬の購入が比較的多い結果に

空気清浄機を購入した時期を聞いた。複数台所有者の場合は初めて購入した時期となる。この結果を見ると、今から2年前にあたる2010年12月以前に購入していた人が全体の約半数に当たる49.6%にのぼっており、空気清浄機を購入している人は、比較的早い時期にすでに購入していたことがわかる。なお、ここ2年ほどの動きを見ると、「2012年10月〜12月」(7.3%)、「2011年10月〜12月」(6.9%)の割合が高く、空気清浄機が比較的売れるのは、花粉症がピークを迎える春先よりも、むしろ冬本番を控えた秋から年末くらいの時期だということがわかる。

この傾向は、最近の空気清浄機の多くが加湿機能を備えた加湿空気清浄機になっていることと関連がある。従来、加湿器が担っていた役割を加湿空気清浄機が担うようになってきたため、花粉症対策本番の春先よりも、むしろ風邪やインフルエンザ対策を行う初冬の時期に購入するケースが増えてきているためだ。なお、今シーズンの空気清浄機の購入割合は、昨シーズンよりも若干高めに推移しているが、これは、昨シーズンの花粉飛散量が比較的少なかったことが大きく影響しているものと思われる。

【図7 空気清浄機の購入時期】

図7:空気清浄機の購入時期

空気清浄機購入時に重要視した点:「価格」(59.7%)、「メーカー・ブランド」(45.3%)。基本性能より、価格やメーカー・ブランドを重視する傾向

空気清浄機を購入する際に重視した点を複数回答で答えてもらった。 もっとも多かったのは「価格」で59.7%。次いで、「メーカー・ブランド」が45.3%という結果になっている。空気清浄機の性能を示す「基本的な集塵性能」は35.5%、「花粉除去性能」は35.4%とやや低く、「メーカー・ブランド」に抜かれている。また、「イオン放出機能」や「ウイルス除去性能」については30%前後とさらに低く、必ずしも重視しているというわけでもなさそうだ。

2年前に実施した同様の調査結果では、「価格」が55%でトップ、次いで「花粉除去機能」が40.2%、「メーカー・ブランド」が38.3%、「ウイルス除去機能」が37.1%となっており、今回の調査では「価格」や「メーカー・ブランド」の重要性は増しているものの、「花粉除去機能」や「ウイルス除去性能」に関しては相対的に重要性が下がっていることが見て取れる。ここ2年の間に、消費者が空気清浄機を購入する際の注目ポイントが変化していることを示しているが、消費者が、基本性能よりも価格やメーカー・ブランドを重視するようになったということは、それだけ、空気清浄機という製品自体が一般化してきたことを意味している。メーカー間での性能差もなくなりつつあり、主要3メーカーの寡占状態が進んだことで、製品選択の重視ポイントが価格やメーカー・ブランドに移ってきたといえるだろう。

【図8 空気清浄機購入時に重要視した点(複数回答)】

図8:空気清浄機購入時に重要視した点(複数回答)

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