今回の価格.comリサーチでは、「冷蔵庫」「洗濯機」「掃除機」という、日々の生活に欠かせない生活家電3カテゴリーについての調査を行った。調査したのは、今使っている製品についての購入時期、購入先、製品タイプ、メーカー、購入の決め手、満足度となる。
まず、冷蔵庫であるが、比較的製品寿命が長いため、購入時期は11〜15年前年前という人がもっとも多かった。ただし、エコポイントや増税前の時期など、いくつか買い換えのタイミングがあると、そのときに買い換えるという傾向が見られた。大型家電であるため、設置やリサイクルなどの手間があることから、購入先については、家電量販店というのが一般的。製品タイプとしては、中型モデルが圧倒的に多いが、ここ数年、500Lを超えるような大型モデルの購入が増えてきており、今や3人に1人は大型冷蔵庫を購入するようになってきている。購入の決め手は、価格、庫内容量、サイズがベスト3で、製品の満足度は比較的高めとなっている。人気のメーカーは、パナソニック、日立。
次に、洗濯機であるが、一時期人気だったドラム式洗濯機から、縦型洗濯機(特に縦型洗濯乾燥機)へのシフトチェンジが明確化してきている。ドラム式は、価格やサイズ、洗浄力、騒音・振動などの問題で最近はやや敬遠されてきており、これとは逆に、従来はデメリットだった騒音・振動の問題をモーターなどの改良によって改良してきた縦型洗濯機が人気となってきている。メーカーとしては、縦型洗濯機では圧倒的なブランド力を持つ「ビートウォッシュ」を擁する日立と、最近「すっきりフロント」シリーズが人気となっているパナソニックが人気だ。こちらも設置やリサイクルなどの手間があるため、購入時期や購入先は、冷蔵庫と同じ傾向にある。購入の決め手としては、価格のほか、洗濯容量とメーカーが比較的高めで、最近では8kgを超える大型洗濯機の需要が高まりつつある。
最後に掃除機であるが、こちらは上の2つに比べると小型で価格も安いため、購入サイクルも比較的短い。また、インターネット通販での購入も比較的多めだ。全体としては、いまだに紙パック式のキャニスター型が多いが、ここ数年でサイクロン型が上回ってきており、サイクロン掃除機の普及が著しい。また、ここ1〜2年の間にスティック型の需要が急激に増加しており、吸引力の強いワイヤレス型の製品が人気となっている。このジャンルでの主なメーカーはダイソンであるが、この動きにともなってダイソンの存在が高まっており、今や全体の1割程度のシェアにまでなってきている。ここ5年以内に掃除機を購入したという人が多いが、その満足度は非常に高い。逆にそれ以上前に購入した人の満足度はやや低めで、製品買い換えによるメリットを大きく感じられそうだ。なお、最近話題のロボット掃除機の割合は、1.6%とまだまだ低い水準にとどまっている。
以上、生活家電3カテゴリーの状況について調査してみたが、いずれの場合も、ここ数年間での基本性能の向上が大きく、買い換えたユーザーの満足度が大きく上がっていたのが印象的だった。いずれの製品も、毎日使う、生活の中核に位置するものだけに、その使い勝手や性能が家事の負担を大きく左右する。今使っているもので何かしらの不満を抱えているのであれば、壊れていなくとも買い換えてみることで、毎日の生活の質が変わる可能性が大いにあると言えるだろう。
![]()
- 調査対象:
- 価格.comID 登録ユーザー
- 調査方法:
- 価格.comサイトでのWebアンケート調査
- 回答者数:
- 4,155人
- 男女比率:
- 男91.4%:女8.6%
- 調査期間:
- 2015年1月29日〜2015年2月4日
- 調査実施機関:
- 株式会社カカクコム
