
所有している乗用車の種類:「コンパクトカー」(20.8%)、「軽自動車」(20.2%)、「ミニバン」(18.6%)
所有している乗用車(複数所有している場合は、もっともよく乗る一台)について聞きました。まずは車種ですが、「コンパクトカー」(20.8%)、「軽自動車」(20.2%)、「ミニバン」(18.6%)という順に多い結果に。上位3種の顔ぶれは変わりませんが、前回調査と比べて、「ミニバン」が5.6ポイント、「コンパクトカー」が4ポイント減少しています。これまで続いていたミニバン人気に若干陰りが見られており、エコカー減税時に人気を博したコンパクトカーも割合としては減少していることが見て取れます。
【図4-1 所有している乗用車の種類】

【図4-2 所有している乗用車の種類(地域別)】

所有している乗用車のメーカー:「トヨタ」(27.7%)が最多。次いで「ホンダ」(17.3%)、「日産」(10.7%)が人気
次に、所有している乗用車のメーカーを聞きました。もっとも多いのは「トヨタ」(27.7%)。次いで「ホンダ」(17.3%)、「日産」(10.7%)という結果になっています。日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会が発表している日本国内の新車登録車のシェアと比べると、トヨタのシェアが低めで、ホンダ、スズキ、スバル、マツダ、ダイハツなどのメーカーのシェアがやや高めに出ています。
【図5 所有している乗用車のメーカー】

所有している乗用車のエンジンタイプ:8割以上が「ガソリン」。「ハイブリッド」は1割にとどまる
所有している乗用車のエンジンタイプでは、83.2%が「ガソリン」という結果に。「ハイブリッド」は13.1%と、前回調査時から7.7ポイントと大幅に増加していますが、前回調査時に7割近くの人が「ハイブリッドカーに興味がある」と答えていたことを考えると、その伸び幅はそれほどでもなく、今でもガソリンエンジンが主流なのは変わっていないようです。
【図6 所有している乗用車のエンジンタイプ】

乗用車の年間維持費:「30万円未満」がほぼ半数。すべての車種で平均維持費が減少
所有している乗用車の年間維持費を聞いたところ、約半数の49.0%が「30万円未満」という結果になりました(図7-1)。前回調査時より8.8ポイント増加しており、全体的に乗用車の年間維持費は下がっていると見てよさそうです。車種別に平均維持費を見ても、軒並み前回調査を下回っています(図7-2)。この背景には、原油価格の世界的な下落にともなう、ガソリン価格の値下がりがあると考えてよさそうです。
【図7-1 乗用車の年間維持費】

【図7-2 乗用車の年間平均維持費(車種別)】
車種 | 年間平均維持費(今回調査) | 年間平均維持費(前回調査) |
---|---|---|
軽自動車 | 21.5万円 | 23.9万円 |
コンパクトカー | 24.2万円 | 29.5万円 |
ミニバン | 28.9万円 | 34.6万円 |
SUV | 31.6万円 | 38.8万円 |
ワゴン | 28.3万円 | 34.6万円 |
セダン | 31.5万円 | 36.4万円 |
スポーツ | 37.1万円 | 41.7万円 |
その他 | 33.1万円 | 33.6万円 |