全国的に梅雨明けし、本格的な夏が始まった。この夏、特に厳しいと感じるのが、節電でオフィスのエアコンの設定温度が引き上げられていることだ。例年の猛暑であれば、むしろエアコンの効き過ぎに不快感を感じる女性の姿が目立ったが、今年のオフィスは間違いなく暑い。

猛暑対策グッズとして、一部で大人気となっているのが「空調服」。商品名と同名の会社が販売するこの商品をひとことで表現すれば、「扇風機を内蔵した服」だ。下の写真はブルゾンタイプだが、腰の両側あたりに二つのファンが内蔵されている。電源を入れると、ファンから取り込まれた風が服の中を吹き抜け、襟から外に抜けていく。服の内側で常に風が吹いているわけだから、「裸より涼しい」といううたい文句はまんざら嘘ではない。涼しいだけでなく、汗でべたつくこともなくなる。

空調服の長袖ブルゾンタイプ(電池パックなど込みで実勢価格9900円)。既にかなり品薄状態。ファンは両側に2個ある。単三電池または充電池で駆動する。使用中は写真のように、内側から風に吹かれてふくらんだ状態になる(画像クリックで拡大)

とはいえ、空調服はもともと、工場作業員などを想定して開発されたもので、一般的なオフィスでの使用に向くとは言いがたい。いかに本人が涼しいとはいえ、見た目に暑苦しい、しかも奇妙なファンまでついた服をガッチリ着込むのはかなり抵抗があるだろう。なお、空調服にはワイシャツタイプもあったりするのだが、奇妙なファンが付いた、着るのに勇気のいる外観である点は同じだ

しかし探してみると、もう少し抵抗なく使用できる「扇風機内蔵グッズ」はいろいろあった。次ページからは、それらを試した印象とともに紹介しよう。