正しい知識を持って利用すれば、カードローンはとても便利な商品です。ここでは、みなさんが抱いているカードローンのよくある質問についてお答えします。
毎月の収入の変動が大きい場合、カードローンを利用することはできませんか?
カードローンの収入審査は年収ベースなので、月収にばらつきがあっても問題ありません。
カードローンの申し込みでは必ず収入申告を行いますが、これは「年収」を答えます。毎月の収入の変動が大きくても、年収の金額が問題なければ、たいてい審査は通過します。ただし、仕事が不安定だったり、定職に就いていないことで月収に差があったりすると、収入よりむしろ「安定した仕事をしていない」ことがマイナスになり、審査に落ちることもありえます。
基本的に収入は自己申告ですが、1社で50万円以上、あるいは他社と合わせて100万円以上の借り入れがある場合は、収入証明の提出を求められます。この場合に用意するのは、サラリーマンだと源泉徴収票や、給与明細直近2カ月分プラス賞与明細などで、月収でなく、年収ベースで判断します。
副業をしていて月収にばらつきがある人もいます。副業であっても定期的に収入が入ってくるのであれば、合算してしまっても問題ありません。同じように、アルバイトを掛け持ちしている場合も、全ての収入を足して年収申告すればオーケーです。
しかし、副業自体を不定期にしかやっていない、掛け持ちしているアルバイトが数ヶ月単位の短期契約、などであれば、収入に含めないのが無難です。それらを合算した収入を申告して審査が通ったとしても、あくまでそれは申告した収入に見合った利用限度額です。その収入が続かないのであれば、たとえ借り入れができたとしても、順調な返済は難しくなるでしょう。
ムリなく返済していくためにも、審査の時点で収入を多めに申告するのはやめましょう。また、ギャンブルなどの配当も収入には含まれませんので注意してください。