カードローンの借り入れ途中で契約条件が変更されることはありますか？

商品によってはありえます。規約をよく読んでみましょう。

カードローンの借り入れ途中でも、利用している商品によっては契約条件が変更されることがあります。特に金利・利率などについては、返済計画にも関わってくるので注意しましょう。たとえば商品概要で金利について「金融情勢により変更する可能性があります」などと書いていれば、借り入れ途中でも金利が上下する可能性があります。

規約を読めば、変更する可能性があることは全て明示されています。規約の全てを読むのは大変ですが、気になる部分だけでも借り入れ前にチェックしておくといいでしょう。多くのカードローン会社は、自社の都合だけでなく、契約者の状況の変化に応じて利息・利率や利用限度額などの条件を定期的に見直しています。

ほかにも、利用しているカードローン商品が新規申し込みを終了し、代わりとなる新商品が発売されるときも、契約条件が変更する可能性があります。新規申し込みを終了しても、既存の利用者に対しては、ほぼ変わりなく借り入れ・返済ができるようにするのが一般的ですが、場合によっては新商品へ切り替えるよう依頼することがあるからです。

切り替えると当然、契約条件は新商品のものとなるので、利率や返済方式が変わります。また、まれに、商品自体をそのまま新商品に移行することもあり、この場合も契約条件は変わります。

しかしどのような場合でも、契約内容がいきなり変更されることはまずありません。特に支払いに関する変更については、変更前に十分な通知がなされるのが普通です。知らないうちに金利が上がっていた、利用限度額が縮小されていた、商品が切り替わっていた、ということはほぼないと考えて良いでしょう。